新兵器導入
アメリカ上陸作戦実行一日後
「ポルシェ博士大丈夫ですか!?」
「すまない、私は船酔いが激しいんだ。うっぷ。ちょっと、戦車の中にで眠ってるから着いたら起こしてね」
ポルシェ博士は顔色を悪くしながらも輸送機に乗って戦車をアメリカ大陸に運んでいた。乗せている物は戦車とその弾薬燃料とポルシェ博士とその日本人の助手。
出発して、ハワイで燃料と食料を補給し直ぐに出発した数日後にアメリカ大陸に上陸。
「ハッハッハ!アメリカの領土に上陸してやったぞ!」
「やめてください。悪党みたいです」
「おっと、ゴホン。そこの君、ヒルデ隊が何処に配属された知っているか?」
「確か、東の方だと思います。多分ですがキャンプの中でこの時間だとカレーでも作っているんじゃないですか」
「ありがとう。では行くぞ!」
「分かりました」
助手が駆逐チハ運転をしヒルデがいると思われる場所に向かった。
「ヒルデ!おーい」
「ポルシェ博士じゃないですか!どうしたんですか?」
「この戦車の実験をしてもらいたいのだが、どうだ?この戦車は駆逐戦車で尚且つ履帯を外しても移動できるようにしてある。悪路は履帯を着けて、舗装されていたら履帯を外していた方が早いからな」
「他の部隊に回してください。私たちには必要ありません。それに、テストと言う事は最新式ですよね。私たちは戦車を扱えるものは一人もいません」
「何なら私が教えますよ」
助手が運転室から顔をひょっこりと出した。ヒルデは仕方なく戦車の操縦方法を教わった。
「履帯を外してからが本番ですよ。見ていてください」
助手は履帯を外し一直線の公道に出た。スピードを限界までだし、左にドリフトをした。
「履帯を外せばこんなこともできますよ。まぁ、履帯を付けた状態でもできますが、こっちの方がやりやすいです。では、この戦車の操縦方を学んだことなのでこの戦車の特徴を話していきましょう。この戦車は追撃が得意です。ですが、砲撃を後方から食らってしまうと直ぐに溶けてしまうので注意が必要です。正面からの砲撃はM3ぐらいの砲撃はびくともしません。側面はM3の副砲は確実に防ぎます」
「すまん、君はM3の主砲はどちらと考えている?」
口をはさむポルシェ博士。
「私は固定されている方の口径が大きいのでそちらを主砲と呼んでおります。話を戻しますが、さっきも見せた通り高速での移動が可能です。それと、車輪には左右でサイドブレーキは別々となっていますのでご注意ください。これで、とりあえずは一通りの解説が終わりました。それでは、私たちは他にも仕事を残していますのでこれで。頑張ってくださいね」
助手はポルシェ博士を連れて去ってしまった。
「隊長戦車ゲットしましたね。どうしますか?」
「千丈砲手を任せても大丈夫か?」
「大丈夫です。日本軍は全員戦車を士官学校でみっちりと教えられますので」
「マクソンは装填手を任せる。車長はウィリアム、俺が操縦士だ。他の者はいつも通りに行動を頼む」
部隊の再配属をパッパッと終わらせテントの中に戻った。
「ヒルデ殿伝達でございます」
深夜0時に起こされたヒルデ。
「攻勢の開始と同時にサクラメントの偵察に向かってほしいとの事です。占領が可能ならそのまま制圧してもいいようです。では、私はこれにて」
若い軍人がテントを出ていった。デュランは全員を起こし準備をさせた。
ヒルデは駆逐チハのエンジンを掛けた。エンジン音はポルシェ博士の技術により少しの振動音だけとなっていた。
「作戦開始まで、3、2、1、0作戦開始!」
ヒルデは戦車を前進させた。履帯を付けた状態でもかなりの速度を出しながら移動した。
「早いですね。うわっ!」
「喋っていると舌を噛むぞ」
戦車は山を越え木々を倒しながら前進した。そして、サクラメントのそばまで来ていた。
「ヒューどうだ?敵は見えるか?」
「上空から見たところ敵さんやっぱここに防衛線を張っていますよ。それにやっぱりかなりの対戦車砲を設置していますよ。橋も自分で壊していますし。やっぱり後退しますか?」
「とりあえず一回ちょっかいを掛けてみるぞ。千丈テキトウに狙って撃ってくれ」
「分かりました」
千丈はM3リーに標準を合わせ撃った。砲弾は命中しM3の装甲を貫通し爆発した。敵は慌てて戦闘配置に着いた。
「ここは俺が出て後方かく乱を行う。千丈運転を任せる」
「はい」
ヒルデは通信士の座る場所に置いてある自分の装備を装着し飛んだ。そして、敵の後ろに回った。
ヒルデはカイザーを武器庫に向け発射した。武器庫が爆発すると弾が四方八方に暴発した。敵兵はそれを確認するために歩いて来るがヒルデは上空に離脱した。そして、再度M3リーが千丈の砲撃によって爆発した。
「あそこが光ったぞ!撃て!」
M3リーと対戦車砲が一斉に砲撃するもそこには何もなかった。そして、そことは違う方向から砲撃が飛んできた。ヒルデもそれに合わせカイザーをM3リーの後ろから撃った。
「挟まれているぞ!後ろにも注意しろ!」
その時、上から銃弾の雨が降って来た。敵は三方向からの攻撃に混乱し始めた。駆逐チハは砲撃し移動、砲撃し移動を繰り返していた。ヒルデは後ろから敵を撃ち抜いた。
朝日が差し込む中アメリカ兵の死体が多くあった。M3リーの残骸も多く残っていた。
「結局制圧が出来てしまいましたね。それに、この戦車もかなり使いさすかったですね」
「味方に通信しろサクラメント制圧完了と」
「もう通信は完了してあります」
ロサンゼルスの戦線が膠着していると知ったのはここを制圧して味方が到着した時のことだった。
てゅるるるるるるるるるるるるるるる。クソ雑魚なめくじのまきゆづだ。ルッンルッナナー近~ルナを~見かけていないんですけど~安心してください。もう何巻か後に出せると思いますので心配しないで。忘れてはいないから




