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苦手な方はご注意ください。

Dyed:ー 染まらなければならない闇がある ー

作者:成橋 阿樹
『僕が今、目にしているものは僕の未来に必要な事なのか』

平穏は悲劇が起きた後に平穏と知る。
失ったものの大きさは、取り戻す事の出来ない無力感で知る。

絶望が生きる意味を打ち消し、もう何も見たくないと命を断とうとした来だったが、何者かに助けられ、目を覚ました。
再び開けた目に映ったのは、穏やかな笑みを見せてはいるが、真意の知れない男だった。
何故、助けたのかと訳が分からない来に男は言った。

『この世には、身を隠してでも生きなくてはならない理由を持つ者がいる、自分もその一人』だと。

訳の分からない来だったが、男は『任務』と称して、クセのありそうな男をバディに来を真夜中に行動させる。

口も態度も悪いバディ、麻緋と行動を共にしていく中、来は自分に起こった悲劇が何故だったのかを知っていく事になる。
そして、麻緋も自分と同じような境遇に陥っていた事も知った。

天才術師である麻緋の持つ『正邪の紋様』が、来にも関わりがあった事。
影響が大きく、危険でもある正邪の紋様を奪う為、来たちの前に立ちはだかる、呪いを生む顔のない面を持った『境界者』の存在。

神秘の力を得る為の犠牲が、『闇犬』となった来たちを追い詰めていく。

神に守られている事と仕わされている事の違い。

本当の『生贄』は誰なのか。

自分たちが今、目にしているもの……それは未来を奪わせない為に抗うべきものだ。

奪われたものを取り戻す為、闇に身を隠し、闇の中で闘う呪術ファンタジー。
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エピソード 101 ~ 108 を表示中
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