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神様は意地悪だ  作者: 二階堂燐
6/6

中庭

ああ、なんだか無性に泣きたくなった。

いや、泣きたい原因なんてわかってる。

私は、この先、ずっとこんな感情でいなければいけないのだろうか。


ふと、顔を上げた先には兄と、カイル様がいた。

そういえば、彼らは仲が良かった。どうやらお互いの価値観が合うようだ。


また、行く場所がなくなってしまった。


「ユウ?」


名前を呼ばれた気がした。

気がしただけだ。

私は背を向けて歩いた。

それに、もうすぐパーティの時間だ。

今日は、どの時間を過ごしても結局居心地の悪い時間になるんだ。



_________

__________________




「お誕生日おめでとう」


そう言って皆が妹を祝福する。

私はそっと部屋を出た。どうせ、私がいなくても誰も気づかないもの。



バルコニーで一息ついていると1人の時間がなんだか嬉しかった。


「君はそれでいいの?」

ん?誰が話しかけてきたのだろうか。


「ここだよ」


そういうと羽音と共に目の前に黄色い鳥が現れた。


「僕はずっと君を見ていたけれど、どうして君はそんなに人生に期待していないの?」


なんだこの鳥。私は思考が停止した。


「君を助けてあげようか」


助ける?どうやって?


「君が望むままに」


そういうと寒気のするような笑みを浮かべた。


「いらない。」

「どうして?」

「変わらないのに変わろうと努力することが無駄だからよ」

「やってみないとわからないじゃない」

「無駄よ」

「でも、今日、王子様の様子が変わったじゃない。」

「それは、、、」


「ユウ?、、、誰と話しているの?」


後ろを振り返るとカイルがいた。

驚いた。

鳥と話をしているなんて変な人確定じゃないか。


「ユウ?」

「あ、、、。すみません、なんでもないのです」

「そう、、、?」


そういうとカイルは私の隣に来た。



仕事が忙しく更新できておらずなんならカメ更新です。

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