2日目-3
ご飯まで時間があるから冒険者ギルドまでやって来た。
ここはじめてにゃん。
「依頼ボードに貼ってある依頼を見て、受付で依頼を受ける。」って掲示板に載っていたので、まずは依頼ボードを見る事に。
依頼ボードには納品、討伐、アルバイトクエに別れていた。
納品は自分で使うからパス。
討伐はスライムの討伐しかなかった。スライムは町の周辺に生息している。
アルバイトは生産者ギルドからで、武器生産か防具生産スキルと裁縫、鍛冶、木工、細工を2種類以上持っている事が必須ってあった。
受付でアルバイトクエを受け、生産者ギルドへ、ジェシカにゃんいるかにゃ?
生産者ギルドで受け付けにいくと、ジェシカさんがいた。
ジェシカ「あら、ロビンちゃん。今日はどうしたの?」
ロビン「ジェシカにゃん。こんにゃんわ。今日はアルバイトの依頼を受けてきたにゃん。」
ジェシカ「それは助かるわ、実は武器も防具も最近品薄なのよ。買う人が多くなったけど、作ってくれる人がいなくて困っているの。・・・こっちに来てね。」
ジェシカはそういうと奥の職員専用工房へ案内してくれた。工房では2人のドワーフ(NPC)が武器と防具を作っていた。
2人のドワーフは兄弟で、兄がカイム、弟がカインで、カイムが武器担当、カインが防具担当だそうだ。
ジェシカ「材料はあるから、好きに使って良いわよ。ランクD以上の物が1つにつき30Gが報酬になるわ。特に鉄の鎧や武器が不足しているから、それを中心にお願いね。」
ジェシカは忙しいのかそれだけ言うと自分の仕事に戻っていった。
鉄鉱石は大量にあったので、まずはインゴットに。とりあえず300個ほど鉄のインゴットを作った。材料を気にしなくって良いのは楽しいね。作り放題だよ。
まずは、短剣を作った。ランクはDだった。初めて作ったし、こんな物かな?
カイン「ちっこいのに、ちゃんと作れるとは、偉いな~~」
カインは小さい子供が火の前にいるので心配になって見に来たらしい。ちゃんと作れるのを見て仕事に戻っていった。
ちっこいは余計だ!!
短剣、ショートソード、槍、アックス、メイスをとりあえず10本ずつ作り、
次にアイアンアーマー一式を10セット作った。
武器も鎧もだいたい半分がランクDで残り半分がランクCだった。品質が上がってもバイト代は同じなので関係は無いのけど、良い物が出来るとうれしいにゃん。
そろそろご飯の時間なので、ジェシカさんに挨拶に行くと、アルバイト終了の証明書をくれた。
このアルバイト終了証明書を冒険者ギルドの受け付けに渡し、クエを終了させ、バイト代をもらった。
バイト代は3000Gだった。スキルLVもあがって、アルバイト代も入る。最高にゃん。なんで他のプレイヤーはしないにゃん?
微かに母親と妹の怒った声が聞こえるからログアウトにゃん。