第二十九話【あってはならない技術】
まずは閲覧ありがとうございます!
このお話は初心者による物語です、プロフィールに書いた通りのまるで台本の様な小説とは程遠い拙い文章、少ない表現力、明らかな描写不足、当然の様な誤字脱字など正直問題だらけです、それでも読んで頂けるのならば幸いです。
一部の「」『』の説明
「」は主に人間のセリフ
『』は人間以外や大体の主観の人以外の電話や通信越しなどによる人間の音声のセリフのイメージとなっております。
【この話での未知の生命体ドラーベ内の用語集】
【アハッド】
異星の者達から伝えられた技術によって、対ドラーベを想定して造られた人型兵器、大きさはおよそ8m程
【カッド】
アハッドと同様に異星から伝えられた技術によって造られた戦艦、アハッドを格納な上にある程度の戦闘も可能、海上、空中、宇宙への航行も可能としている
【フォースデルタ】
地球連合軍の通称
異星との交流によりアハッドなどを得た地球で、対ドラーベを想定され発足された国を越えた人々が集う軍
【プレデシャン】
ミレイ達の乗るカッド…戦艦の名前
【ドラーベ】
地球や異星などに突然現れた未知の生命体、意思疎通が出来ず、人間を襲うものの明確な目的などが分かっていない為、侵略者として扱われる事が多い
現在軍に三種類確認されているドラーベだが、共通しているのは頭部が伝説上のドラゴンの様な形をしている事のみで、身体はそれぞれ違いがある
フォースデルタの基地上空近くでフォースデルタに発見された可能性があり、私とポートさんは出撃した、狙いが必ずしも私達とは限らないけれど、もし私達が狙いであるならば陽動作戦の必要がある、一応は目立ちたくない為、何もない事を願いながら…私達は灰色の雲の中を進んで行く
エクレール
『無事に帰ってきて、だとよ!』
エクレールの中のモニターに、スペアボディのエクレールのアニメーションが表示され、その表情や声は少しニヤけていた
レミ
「それは大前提だし、あくまでただの陽動作戦なんだから、大袈裟よ」
エクレール
『またまたぁ!「頑張ってください!」とか言ってたらもっと怒ってた気がするけどなー』
レミ
「そんな訳ないでしょ」
エクレール
『そうかー?「そんな事言われなくても頑張るわよ!」とか言いそうじゃん』
レミ
「……」
エクレール
『…図星か?』
レミ
「うっ…」
成り行きとはいえ…同世代の新入り…ただの学生にそう言われたらそう言う気がする…
レミ
「そ…それより!フォースデルタは!?」
エクレール
『誤魔化したな…、まあいいや』
エクレールは少しだけジト目をしたあとに、真剣に索敵を行った
エクレール
『…やっぱりプレデシャンの方向に進んでるな』
その情報を聞いたポートは通信越しに
ポート
『レミ、まずは俺が威嚇射撃をして相手を誘導する、全員誘導できた場合背後から援護を、もし三機が分散してプレデシャンに向かった場合そちらの対処を頼む』
レミ
「了解!任せて!」
ポート
『…では行くぞ!』
ピシュン!ピシュン!
ポートさんがフォースデルタのアハッドの近くを掠めるように戦闘機に搭載されたビームライフルを撃ちながら移動を始め、私達の作戦が始まった
突然の奇襲にフォースデルタは急いで背中合わせに陣取り、周囲を警戒している、そこにポートが操縦する戦闘機が飛び出し、何発か敢えて当てないように撃った
ピシュン!ピシュン!
フォースデルタは一斉にポートの戦闘機の方へ向き、携えたビームライフルで反撃してきた
バシュ!バシュ!バシュ!
その反撃を躱しながら、アハッドの上を交差しつつ、プレデシャンとは反対の方向へと加速した
フォースデルタのアハッドは向かい合って何か相談したのか、ポートの方へ二機、プレデシャンの方へ一機と分かれていった
二手に分散した事で、彼等がプレデシャンを狙いに来てるのがより鮮明になった
エクレール
『…奇襲のお陰か、ポートの方が多いんだな、…よし、オレ達の出番だなっ!』
レミ
「ええっ!行くわよっ!」
私達はプレデシャンに向かうアハッドの進行方向に掠めるように、携えたビームライフルを一発撃つ
バシュン!
フォースデルタは慌てて停止し周囲を見渡す、私達は雲に紛れながら素早く移動し別の角度から一発、また一発と移動と射撃を繰り返す
フォースデルタは複数からの敵襲と思い翻弄されている様子だ
レミ
「この調子なら…!」
エクレール
「…ん?何か変だぜ?」
翻弄されてキョロキョロしていたアハッドがなぜか、突然空中で項垂れるように停止してしまった、私達は移動射撃を止めて遠くから様子を見る事に
エクレール
『なんだ?いきなりどうしたってんだ?』
レミ
「分からない、一回も当てていないのに…」
ガクンッ!
そう音を鳴らしながらアハッドが顔を上げ、瞳のようなアイカメラが黄緑色から赤く光を変える、そして、携えたビームサーベルを構え、雲に紛れて見えない筈のレミ達目掛けて真っ直ぐ突っ込んだ
レミ
「…!何アレっ!?」
エクレール
『オレも知らねえよっ!!急いで構えろっ!』
素早く携えたビームサーベルを構えた
ギィィィインンッ!!バチバチッ!
大きな音を響かせ、私達とフォースデルタのアハッドのビームサーベルがぶつかり合い、互いに距離を取る
レミ
「くっ!何で場所がバレたの?」
エクレール
『わっかんねぇよ!とにかくなんか変だっ!気を付けろ!』
レミ
「分かった!」
再びビームサーベルを構え直すと、アハッドから声が…いやこれは…?
機械のような音声
『障害となるターゲットを確認、排除します』
再び互いに近付き、サーベル同士がぶつかり合う
ギィィィインンッ!!
レミ
「…っ!エ…エクレールッ!今の声!もしかして無人機なの!?」
モニターの一部に、エクレールが相手のアハッドのスキャンデータなどを次々表示させていく
エクレール
『……いや違う、ちゃんとパイロットの生体反応はある!』
バチィッ!!
なんとかもう一度相手を弾き返し、互いに距離を取る
レミ
「じゃあさっきのは一体!?」
エクレール
『……分かったぞ、レミ…』
表示されたデータを消し、エクレールは真剣な表情に変わる
エクレール
『…多分だけどな、…あのパイロット…意識を…AIに奪われてる』
レミ
「えっ!?」
驚いている間も、レミ達とフォースデルタはサーベルを弾きあっている
レミ
「…そんなことっ…可能なの!?それにそんなの実質無人機と変わらないじゃない!」
エクレール
『多分って言ったろ!?オレにもはっきりとは分からねえんだ!』
エクレール
『だがもしその多分が合っていたら、その場合明確にただの無人機と変わる事があるっ!』
レミ
「ぐっ!何よ!?」
エクレール
『…人を介する事で、AI自ら人を殺せるんだ…!』
レミ
「!?」
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普通のAIはサポートの為にのみ作られており、それ単体で人間、或いは人間の乗るアハッドなどを直接攻撃できないように、AIの製作段階においてあらゆる国の監視の元、製作されている
これは、使い方によって人類より優秀なAIを搭載しようと競争になってしまう可能性があり、そのAIによって自分達を滅ぼさないようにする為どこも徹底している事
この事は、フォースデルタと対立しているアフィアですら徹底している事から、如何に人類にとってAIが危険かを表している重要な事である
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だからそんな事あっていいはずがない…それなのにっ!
激しい鍔迫り合いは続く中、エクレールが何かに気付き
エクレール
『……レミ!…そろそろ頃合いだ!』
レミ
「…!分かった!一気に決めるわよっ!」
エクレールの言う頃合い、それはお母さん達の乗るプレデシャンが目的地に到達する合図だった
バチィッ!!
相手のサーベルを強く弾き返し、素早く刀を抜く前のような構えを取り、目を閉じ、集中する
そのひと振りを…速く…強く…
フォースデルタのアハッドは体勢を立て直し、突っ込んで行く
エクレール
『…レミッ!今だっ!!』
レミ
「………はあっ!!」
ズバァッ!!
その一閃で相手のアハッドを、上半身と下半身に分断し、切られたアハッドは落ちていく、私達は急いでパイロットの乗っている上半身を掴み、地面にそっと降ろした
エクレール
『おつかれさん、今日もいい一閃だったぜ』
レミ
「あなたのお陰で集中出来てるの、いつもありがとう、エクレール」
互いを労う中、通信が入った
ポート
『…二人共無事か?』
レミ
「ポートさん!そっちは大丈夫ですか?」
ポート
『あぁ、なんとかやり過ごす事は出来た、あちらも無事到達したようだし、俺達も帰還するぞ』
レミ
「了解!」
プツッ!
通信が切れ、私達は戦艦、プレデシャンへと戻っていく
こうして、気になる事はありつつも、私達は陽動作戦を無事に終える事が出来たのだった…
この話終了時点の主な登場人物のプロフィール
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次回も楽しみにして頂けると幸いです
ここまでお読み頂きありがとうございました!




