雑学
・魔獣
かつて魔法のない世界生きていた動植物たちの生き残り。その多くは魔素を浴びた際に死滅したがごく稀に魔素に適応した個体がいた。現在生きている人間や亜人も分類上は魔獣の一種。魔獣の体は魔素に順応しているため、魔力の高い個体ほど寿命が長い傾向がある。体内に魔力を貯蓄する魔核を持ち、魔核を失うと魔法が使えなくなり、徐々に衰弱していき、やがて死に至る。
・人間
魔獣の一種。呼称は同じだが、神話の時代とは違い、魔素の存在する世界に順応するように進化している。
・亜人
魔獣の一種。魔素が世界に流れ込んだ際に超次元的に人間が他の動植物と重なり融合して生き残ってしまった存在。つまるところの自然発生キメラ。人間の要素が比較的強く出ている。初期の亜人は歪な姿をしていたが、代を経るにつれてフィットした姿や生態になっている。ほとんどが人間のような言語体系を持っている。別言語の場合も多く、習得も可能ではあるが、意思疎通が難しい場合もある。
・亜獣
魔獣の一種。成り立ちは亜人と同じ。混ざった動植物の要素が比較的強く出ている。所謂人間のような言語体系はないとされ、意思疎通は非常に難しい。
・魔物
ダンジョンが生み出した存在。魔獣とは似て非なるもの。魔力生命体で繁殖能力はなく、体内に核を持つ。核が壊れてしまうと存在を維持できない。侵入者を排除しようとする防衛本能が備わっている。ダンジョンの兵士。死んだら核を残して霧散する。魔力が一定量を下回ると存在を維持できなくなる。基本的に寿命はない。
・ダンジョン
強い魔力が土地、空間を変質させたもの。魔境にできやすい。地中にできることが多いが、稀に空間が裂けているものもある。魔物を生み出す。ダンジョンにも核があり壊されると崩壊する。
・精霊
魔力が集まり自我が芽生えたもの。魔力の多い土地を好んで生息する。魔物と構造的にはほとんど変わらないが、ダンジョンに生み出された存在ではない。個体によって扱う魔法の属性が違う。ただし他の属性の魔法も使えないわけではない。魔力を吸ったり、長い年月を生きることで、力や自我が強くなる。何万年も生きている古代精霊は、神とすら思える程の絶大な力を持つ。魔力が一定量を下回ると存在が維持できなくなる。年齢による精霊の分類「1万年以上•••古代精霊、3千年以上•••上位精霊、5百年以上•••中位精霊、それ以下•••下位精霊」(力により多少上下する)。精霊信仰の対象となるのは大体上位精霊から。
・古代遺跡
先史文明または神話の時代の遺構。現代では構造を解明できない遺物が出土する。時間が経過し過ぎていてその多くは酷く劣化している。状態の良いものは非常に高値で取り引きされる。探索しやすい場所にある遺跡は探索されきっており、現在では魔境などでしか未探索の遺跡は見つからない。地中に埋まっている遺跡が多く、ダンジョンに取り込まれたものが見つかることが多い。
・冒険者
元は霊峰到達を目指し、魔境に挑み続ける者達のこと。彼らが冒険のついでに頼まれごとをこなしていたため、何でも屋のような存在に少しずつ変わっていった。9等級から特級まである。何歳でも登録可能。冒険者証は身分証としても使われる。登録時に試験を行い、9等級から7等級までに振り分けられる。魔境関連の依頼が受けられるのは7等級から。6等級まではすぐに上がることができる。多くは中級者で引退する。特級は歴史に登場するくらいしかいない。等級間の差はだいたい5人対1人で戦って互角なくらい。ただし、下位の等級はその限りではない。
特級〜3等級•••上級者
4等級〜5等級•••中級者
6等級〜9等級•••下級者
・クラン
冒険者同士で魔物等の情報を共有するための互助組織。後ろ盾などにもなり、加入義務はないが加入している者は多い。
・冒険者ギルド
冒険者を管理する組織。冒険者に仕事の斡旋を行う。各国に本部があり、それぞれ独立しているが、冒険者の等級や魔獣・魔物の等級の基準を合わせるために、5年に1度首脳部で国家を越えた会議が行われる。会議における議長は、ラーシュ王国の冒険者ギルド本部の者が担う。
・魔獣のランク
基本的に同ランクの冒険者4人ほどで討伐可能なことを目安に設定される。同じ魔獣でも成長度合などによって強さが異なる場合がある。
・商人ギルド
商人、職人などを管理する組織。商人ギルドの承認なしに商売をすることは禁止されている。冒険者ギルドと同様に各国で独立しているが、物価等の管理のため、毎年1度各国の首脳部が集まり会議をする。商人、職人、農民の税は商人ギルドが国、領主に納めている。
・商会
商人版クラン。物価や街道の情報を共有するための互助組織。加入義務はない。
・英雄種
稀に生まれる特殊個体。繁殖力が強い種族ほどよく生まれる。大抵の場合、魔力や身体能力が通常個体よりも圧倒的に高い。中でも魔力多い個体は体にひび割れが入っていることがある。




