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remember  作者: 新山咲都
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人は人と…?




ひかるはいつまでも行動できなかった。



航にバレたのがわかっていても


勇気が出なかったからだ。












ひかるは同じクラスの友達に言われた。


「相手の気持ちを知りたいなら

告白するしかないよ!」


「早くしないと、そのうち、ほかの人に取られちゃうよ?笑」




ひかるはそんなのわかっていた。


わかっていたけど不安だった。






もし振られるのなら相当な覚悟がいるからだ。






よく、男が振るのは一割の女


という。


それで、女が振るのは九割の男



だとも聞く。





ひかるはやはり聞かされた。



でも振られる一割の中にいるのではないかと不安でしかなかった。


相手の恋愛対象ではないのかもしれない、と


脳内をぐるぐるに、ぐちゃぐちゃになるくらい悩んだ。







…早く告白してしまえば悩まないことはわかってる。


だけど、その後が見えてこない。











航は基本的には断れない性格で


優しい質なので




余程のことが無ければ振らない。






もちろん航には、

ひかるが悩んでることはわからない。



女子が聞きたがりで


ひかるが若干のワガママなのは知っている。




それでも薄々好意に気づいた程度であって



悩んでることなど、知らない。



知らなくて当然なんだ。















難しいことなんだ。






聞いてみない限り


航がどう思ってるかなんてわからない


だがやっぱり怖いんだ。






そりゃあ、振られたくないに決まってる。


告白してしまえばスッキリするのだが


その後が怖いんだ。



たしかに誰もが失敗より成功を求める。


上手く行けたら、、と思うのだ。


だから、、ひかるは躊躇するのだ。


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