表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
陰陽師のしごと  作者: 遼東
管狐
25/56

第25話 何故人間の姿?


side勇


昼に管狐との戦いで気絶した勇は別荘の中で寝ていた。


そこはリビングのソファの上で、テーブルを挟んで2対あるソファのもう一つの方には薫が寝ていた。


「む、んん」


勇が起きる。


「あれ?俺何時の間に寝てたんだ?」


隣を見ると、薫が寝ている。


「おい、薫。起きろ」


薫は起きる気配を見せない。


頬をつねってみる。

起きない。


耳に息を吹きかけてみる。

起きないが、少し動く。


しょうがないので、霊力で肉体強化した後のデコピンを行う。


「いってえええええぇぇぇぇぇぁぁぁああ!!!!」


女子の声とは思えない悲鳴を耳元で聞くこととなってしまった


数分後


「デコピンは無いと思う」


怒った口調で薫が言ってくる。


「まあ話が進まないからそれは置いといて。さっき戦った奴覚えてるか?」


「置いとくなよ!!・・・まあいいや。ああ、管狐だろ」


「そう。記憶ははっきりしてるか」


「いや、葵が戦ってる時の記憶はほとんど無い」


「そうか。まあそこは余り関係ないからいいや」


そこで、葵を呼ぶためにペンダントを取り出す。

しかし、そのペンダントはひびが入ってしまっていた。


「ひびが入ってる。新しいのに取り替えないとな。よし、葵~。・・・・ん?なんだ?如何してだ?」


「どうかしたのか?」


あ・・ああ・・ああああ


「葵がいない」


「な、なな、何だってええええええ!?」


「どうかしたですか?」


「「いたのかよ!って何故エプロン!?」」


~葵の説明が終わるまで少々お待ちください~



なんか、具現したまま残ってたっぽいです。

はい。主が物に戻す式を使わないと戻んないの忘れてました。

それと、これがアニメか何かだったら~葵の説明がおわrで切れると思う。


だって、「勇様がペンダントに戻さなかったじゃないですか」だけだったもの。


まあそれもまた置いといて。


「何故人間の姿?」


「薫ちゃんが霊力入れたからです」


「ごめん。詳しく説明頼む」


「分かりましたです。では、説明させていただきますとですね。顕現するには・・・」


割愛。


要約するとこうだ。


・俺が入れた霊力では足りなかった。

・必要な分薫が入れた。

・主人以外の霊力が入ると、完全体(本来の姿)でなくなる。

・ならば人間の姿になろー

・人間の姿になった

・勝った


ということだ。


またもやそれは置いといて。


「スマンが葵よ。管狐を出してくれないか。出来れば霊力をギリギリまで奪って」



















評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ