転生?転移?
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「なかなか起きないなぁ、もう蹴っちゃう?」
アキヒトが目が覚めてすぐ、まぶたを開くよりも前にやや高い声が耳に入った
「やめてもらえるとうれしいです」
「あ、起きてんじゃん」
目を開けると金髪で肩の上くらいで外側に跳ねている奇抜な髪型をしていて頭の後ろに大きな赤いリボンをつけた少女が目にとまる。
服は…オフショルダーバージョンの真っ白なセーラー服といえばいいのだろうか。胸元には頭と同じ大きな赤いリボンがある。
身長は中高生くらいと言った所だろうか。
「ここどこだ…?」
「結構元気そうだね」
アキヒトは少女を横目で見つつ頭を掻きむしりながら起きあがりふと、目の前の景色が目に入る。
「…ん?」
そこにあったのは異様な光景だった
真っピンクな空太陽や雲には顔があり、なんなら雲はピースしてる。
いや、雲がピースってなに??
お菓子の家やキャンディーみたいなメルヘンなものもあれば道端を木馬が散歩してたり、まるで"子供の世界"とも言えるふしぎな世界。
「???????」
「あの雲ダブルピースだねー」
「くもってだぶるぴーすするっけ…」
その瞬間、アキヒトの脳内にとある五字熟語(?)が浮かんだ。
(異世界転生!?)
「俺もしかして今イケメンになってたりする?!」
「よくわかんないけど鏡貸してあげようか?」
「常時かがみ持ち歩いてんの!?」
「たまにスタイル気になるし…」
「全身鏡!?」
少女は何処からか全身鏡をだしてきて、アキヒトはそれをのぞきこんだ。
「ほ…」
「ほ?」
「ほぼ変わってない…」
アキヒトはあまり変わっていなかった。
「なにが??」
「強いていえば身長縮んだかも…」
「なんの話してるの??」
少女は心配の目線を向ける。
「じゃあ、異世界転移??でも身長縮んでるしな…てかまず想像してた異世界と違うんだが…」
「ブツブツどうしたの?」
「明日仕事あるのに…」
アキヒトは頭を抱えていると、少女が髪を掻き上げながら声をかけてきた
「もしかして転生仲間だったりする?」
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