表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/15

『奇特』 変な人ほど優れていることは多いけど、変な人のことではない

 僕はなろうで小説を読みながら、ふとある事を思い出した。


「そう言えばさ、レッコン」

「なんだい?」

「この前、駅前を歩いてたときのことなんだけど」

「うん」

「真冬なのにタンクトップにホットパンツ姿のオジサンが居たんだ」

「それはそれは……」

「世の中広いから、そういう奇特な人もいるもんだね」


 その瞬間、レッコンがくしゃみをする。

 僕はレッコンの顔が歪んだ瞬間に咄嗟に反応し、無事回避した。


「君もなかなか察しが良くなったね」

「まあ、そこそこの付き合いだからね」



 照れたレッコンはホワイトボードを取り出す。



 # # # # # #


『奇特』


 言行や心がけなどがすぐれていて、褒めるに値するという意味。

 また、非常に珍しいと言う意味もある。

 立派、優れた、珍しいという正の感情を含む者であり、変、おかしいと言った負の感情はない。

 『貴方は奇特な人ですね』は褒め言葉。怒っちゃダメだぞ!


※おそらくだが、奇という字の怪しいと言う意味ばかりが広まっている為に起きた誤用かと。怪奇とか猟奇とかそこらへん。


例)彼は若いのに、親孝行をする奇特な青年だ。


 # # # # # #


「あれ、珍しいって意味がある。でもレッコン誤用だって言ったよね」

「君は珍しいって思ったんじゃなくて変な人って思ったんだよね?」

「ばれたか」

「それならその奇特は誤用になっちゃうね」

「うーん、日本語って難しいね」

「漢字のもつ意味とかも考えないといけないからね」

「大変だよ」



 僕は日本語の難しさを再認識したのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ