ようやく登場!! 俺の幼馴染で親友の……
「おい。いつまで続くんだ。それは」
「今。神様に願い事をしてる最中なんだよ。良いところなんだから邪魔すんだよな」
「毎朝。神社に願い事してるんだから。それでいいだろ」
「それはそれ。これはこれなの」
この俺の願い事を邪魔してくるこいつは、俺の幼馴染の鳥羽蒼空である。昔は……。「どこに喋ってるんだよ」ってお馴染みのセリフを言ってくれてたというのに。今となっては、慣れてしまったのか。はたまた興味が失せたのか。さっきみたいに言われるんだ。俺は悲しいぞ。
* * *
ようやく蒼空が出てきたよ。ここまで長かった。
長くしてるのはお前だろ。うっ。良い所を突いてくるじゃないか。
* * *
「僕は大地に呆れてるんだよ」
「そんな悲しいこと言うなよ。蒼空」
大きなため息をついて下を向く蒼空。
そんなこと言ってるけど、なんやかんやずっと一緒に居てくてる。優しい奴なんだよな。幼稚園から今の高校までずっと一緒だし、お互いに親友という仲だ。これからも、それがずっと続くと思っていたのに……。一生一緒にだと思っていたのに……。まさかこんなことになるなんて……。
「おい。勝手に変な雰囲気出すな。滅多なことがない限り。大地が僕から離れない限り……。僕は大地と一生一緒に居たいと思ってるよ……」
蒼空は横を向き照れた顔を隠すようにしていた。最後の方は小声になっていた。
「は? 何言ってんの? 告白かな?」
「あ、ごめん。大地は僕と一生一緒は嫌だよね……。なんか重かったよね。ごめん……」
「だ・か・ら。蒼空はさっきから何を言ってんだよ。俺らは来世も一緒なんだから。一生一緒なわけないだろ。俺らは二生一緒なんだから」
そうゆうと蒼空は大きく笑い。そして一滴の涙を零した。そして、その涙がバレぬように手で目を拭いた。そして満面の笑みで言った。
「大地らしいや」
「てか。だったら最初のやつは何だったんだよ。一生一緒って言いだしたのは大地からじゃんかよ」
「こ、これは言葉の綾ってやつだよ」
「まぁいいけど」
「だったら聞くなよ」
「そんなことより僕より大地の方が重いや」
「重いってなんだよ。俺と二生一緒は嫌だって言いたいんか?」
「ちがうちがう。ただ嬉しかったんだよ」
* * *
蒼空~。元気にしてるかな? もしかして蒼空もこの世界に転生してたりして。だって俺ら二生一緒って約束した仲だし。もしかして神様。蒼空を待ってたりして。蒼空には長生きしてほしいからな。そうゆうことならとことん話し相手を気長に待つぜ。
俺が木だったから。蒼空は鳥だったりして。木村大地が木なんだから。鳥羽蒼空が鳥でも誰も文句言わないだろ。
会いたいな……。
* * *




