タブーゲーム
今回の話は、対象年齢が40~50歳になっています。
「×××××××」
毒島が何か言葉を発したが、聞き取ることができなかった。
「えっ、今なんて言った?」
「×××××××」
「?」
「やっぱりな。よし、今からタブーゲームをやろう。」
「タブーゲーム?」
「どうやらこの世界には、言ってはいけない言葉があるみたいなんだ。
まあ、何だ。テレビにおける放送禁止用語みたいなものだ。」
「?」
「まだ、理解できていないようだから、分かりやすい例を出そう。
マイナンバーの×××××のサービスと×××××を使えば、ばれずに脱税できます!」
「……なるほど、この世界では、公共に発信してはいけない情報に校閲が入るということだな。」
「そう、これを使って、この世界のタブーとなる言葉を見つけていくゲームだ。」
「分かった。じゃあ、俺もやってみる。
×××××は、ドーピング漬けで世界記録を作った!」
「おお、ダメみたいだな。確かに、あの選手はそんな速い選手じゃなかったのに、あり得ん成長で、意味わからん程速い世界記録作ったこととや早死にしたことからドーピング疑惑出てたな。
でも、それはあくまでも疑惑だから、言っちゃ駄目ってことなのかな?」
「三十年以上経っているから、言ってもいいと思ったんだが、駄目みたいだな。
じゃあ、毒島の番な。」
「じゃあ、何にしようかな。……よし、これにしよう。
コーヒーフラペチーノ喰ってきました。ぴすぴす!」
毒島は両手をチョキにして言った。
「それ、言っていいんだな。好きでよく読んでいたんだけど、突然読めなくなっちゃったからな。まあ、あんなことしっちゃ、打ち切りになってもおかしくないな……。
でも、いいんだな。一応、作品には罪がないってことなのかな?」
「そういうことだろうな。俺、あの続き、楽しみだったのになあ……。
じゃあ、淡島どうぞ。」
「チャゲアンド×××!」
「ええ!そこだけアウト?そこまで言ったら、言ったようなもんだろ。
えっ、じゃあ、××××で~す。マンモスうれぴー!」
「やっぱり、お薬系には厳しいみたいだな。多分、××××、××××も駄目なんだろうな。」
「確かに駄目みたいだ。この世界では一度犯した過ちを許す慈悲がないみたいだな。」
「ちびくろさんぼ!」
「セーフなのね。時代的に色々問題になったけど、題名だけならいいんだ。じゃあ、これはどうだろう。
×××、×××、××××。」
「全部駄目でしたけど、なんて言ったんですか?」
「いや、ちょっとたがが外れて、言い過ぎた。知らない方がいい。」
世界は何かを隠している。




