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レベル最大で歩く異世界  作者: 黒猫
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第3のダイバー

更新不定期過ぎて皆さんに申し訳ないw


ギルドでロロナの捕縛、もしくは討伐(魔物みたいだな)依頼を受注した後、俺とリリーは、メシアを新たな同行者に加え、露店が立ち並ぶところに来ていた。


「焼けたて美味しいリザードマンのお肉はいかがぁー!」


「今朝取れたパープルフィッシュはいらないかーい!新鮮だよー!」


おお…。予想以上に栄えてるな。もっと、こう静かーな感じかと思ってたな。


文字通り、どの露店もとても活気があった。皆が笑顔で仕入れたものを売り買いしている。


「リリーさん。あなたはどのような服を身に付けたいですか?」


メシアがリリーに、至極当然な疑問を投げかけた。

…そうだ。リリーの服を買わなければ、いけないのだった。露店に目を奪われ、忘れかけていた。いかんいかん。


「うむむ…。そうですねえ。でも、それ以前に私、お金ないんですよねえ…」


とか言いつつ、リリーの奴がこちらをチラチラ見てきた。此奴…。


「リリー。お前は一応俺の奴隷だ。お前の分は俺が払う。好きなものを選べ」


少し棒読みになってしまったか。


「ええっ!?本当にいいんですか!?」


「いや、お前が催促したんだろうが…」


「ええっと、でも、流石にそれは…」


なんなんだ、こいつは。自分で押しておいて、引いていくとは…。


「リリー。いいか?お前がそんな格好で俺達と行動すれば、俺達が変態的な嗜好をもつ不審者だと疑われる。それだけは避けなくてはならないんだ…」


「妙に熱のこもった台詞ですね…。微妙にシリアス臭まで漂わせて…経験でもあるんですか?」


…言えない。以前デバッグを担当していたゲームで主人公以外全て女というハーレムパーティを形成しておきながら、女性陣の装備は極めて露出度の高い装備にしていたなんてことは口が裂けても言えない…。


「……………」


メシアの視線が突き刺さる。まさか、こいつ…!?俺がクール系の女性陣には露出度の高い防具を装備させるにはあきたらず、装備を全て外した状態にして冒険させていたことを悟ったのか…!?


「………………チッ」


え!?今、舌打ちしたよね!?メシアってそんなキャラなの!?てゆうか一気に氷点下並みの冷気が俺を襲ってきたんだけど!?


「あ、オカベさん!私これがいいです!!」


俺たちが談笑(泣)しながら適当に露店を歩き回っていた中でリリーはお眼鏡にかなうものを見つけたようだ。


ふむん、どれどれ…?


「このハイレグアーマー!!!!!」


リリーが満面の笑みで俺に突き出してきたのは露出度が高いとかそんなレベルじゃない服?のようなものだった。なにも隠れてない。隠せよ。丸見えだよ。隠すところ間違ってるよっていう感じの服だった。


「へへへ…。旦那。お目が高いですね…。こいつは夜の生活がマンネリ化した夫婦なんかにも結構人気でしてね…?」


「って、がっつりそっち関連のお店じゃねえか!!」


そこの露店にはとても活気のある露店街には立ち並んではいけないようなものばっかりが並んでいた。


「ダメだリリー!ここは服を売ってるお店じゃない!なんかこう、色々だめだ!」


「ええー、でもほら、なんかこれとか凄くキラキラしてて綺麗で…」


むくれながらなんかぶつぶつ言ってるリリーを露店から引っ張り出し、急いで店から離れる。メシアの視線なんか怖くない。全然怖くない。さっきより気温が下がった気がするがきっと気のせいだ。そうに違いない。


「チッ」


「最早、躊躇がない!?」


メシアもだいぶグレきたようだ。良い意味で打ち解けたということにしておこう。でないと俺の心がヤヴァイ。


「あ、オカベさん!これなんかどうですかね?」


「ふむん、もういい加減な服はよしてくれよ…?」


とボヤきながら、リリーの方に目を向けると…


「…ふふふ」



物凄く真っ黒なレザーコート的ななにかしらに身を包んだ中2も真っ青な怪しげな男と…リリーがいた。


「よう、兄さん。元気に潜ってる?」



この時が俺と奴との出会いだった。



岡部「女性陣がすっごい装備のままデバッグデータ送って確認してくれた担当の方の女性の舌打ちが忘れられません」




@kur0nek0_h0talu

Twitter垢の方が連絡とれやすいです

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