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日暮れ  作者: 篠原司
8/8

最期

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黒田「今回はスムーズだったな。」

原田「何でも今回の被検体は相当酷いいじめの被害者だったようで...顔も拡散されて近所も歩けなかったらしいですね...」

黒田「それは辛かったろうにな...」

原田「事後処理は脊椎をクローン作成に、その他はドナー提供にしました。」

黒田「仕事が早いね。君は。毎度助かるよ原田クン。」

原田「いえ、これもより良い社会への一歩ですから。」

黒田「うむ。そうだね。原田クン、これからもよろしく頼むよ。」


原田「ええ、もちろん。」

原田はニヤリと笑った。

研究員Aの手記

本日3人目の被検体、被検体4号、もとい蒲田日暮さんを解剖した。菅原高校の1年生。身体には特段異常はなかった。それなのにここに来るまで追い詰められたのは何かしら大きな理由があったんだとか。職員の中で噂になっているが、僕は聞かないでおくことにした。何も考えない方が、この仕事は向いていると思う。

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