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21話 VSリスポン狩り

シューティングゲームに関連した用語や状況が展開します。現実世界の状況とは一切関係ありませんが、苦手な方は読み飛ばしてください。今回7千字弱あります。分割するか迷いましたが、中盤に記載したスキル構成を除けば、普段通りの文字数なのでそのまま投稿しました。


用語補足説明

FF(フレンドリーファイア):同士討ち/味方の攻撃でダメージを受ける

リスポン:やられた後に再出現すること

キルレ:キルレート/死亡するまでにどれだけ相手をキルするかの比率

野良:どこにも所属しないソロプレイヤー


マップ 


   A   B

     C

   D   E 


 対人戦の参加方法は、アドベンチャーエリアのPVP空間を自ら選択するか、フレンドからの招待に応じる2種類有る。今回はアンナが受けた招待に、俺が付き合う形でロビーにやってきた。


「アンナちゃん、ありがと。待ってたよ!彼が噂のウランさん?」


 10名程のプレイヤーを代表して、濃紫色のローブとつばの広い魔女帽を被った女性エルフに声を掛けられた。俺の勝手な思い込みだが、助っ人を要請したのは、もっとゴリゴリのミリタリーマニアのプレイヤー達だと思っていた。


「私は、深淵の侍女アビゲイル、クラン冥界の饗宴の代表だ。証を」


「俺はウラン、宜しく。これでいいのか?」


 ベアーバイトとベアーハンドを取り出すと、アビゲイルから羨望と微かな嫉妬心を滲ませた視線を向けられ、復讐劇を期待する仄暗い笑みをこぼすクランメンバーもいる。


「あれって、限定武器だろ。確か、」


 俺が取り出した武器を見て、周りがざわつく。


「アンナちゃん、流石です。ハデス様の次にお仕えしたいdeath!」


 アビゲイルはアンナのファンというよりは信奉者のようだ。熱量が凄い。


「ウラン、引かないで。貰った招待状を厳選してアビーちゃんが一番安心だと思ったの」


「俺の錯覚か?タワーが見えるぞ」


 アビゲイルも満足したようなので本題に移ることにした。


「俺とアンナは対人戦に参加するのは初めてだからさ、簡単にルールを教えて欲しい」


「1ゲーム10分でスコア勝負。100名のプレイヤーが2チームに分かれます。6角形の敷地内に支配可能エリアが5か所あり、占有エリア数によってスコアに加算される数値が変わります」


「陣取り合戦か?アドベンチャーエリアでのPVEとの違いはある?」


「その口ぶりは、ウランさんはFPSゲームの経験者だね。なら、話は早い。FFは無効で、デスペナルティはリスポンまでの待機時間とベットした経験値の消失。あと、大事なのはスキルの入れ替え無効って所かな」


「経験値をベットするってのは新しいな。具体的にはどういう仕組み?」


「例えば、ウランさんが100ベットして、誰かキルしたら相手から100奪えます。連続キル後に、自分が死亡したら直近のキル数を参照してマックス額が変動します」


「連続キルが途切れないと、ベット額が増えないなら、上手いプレイヤーほど稼ぎが少なくならないか?」


「そこはキルレが影響するから。キルレが高ければ、初めからミニマムベット額が高い」


「じゃあ、芋砂に徹すれば、下手にアドベンチャーエリアに行くより効率がいいかもな」


 地雷を踏んでしまったのか、アビゲイルが顔をゆがめて口汚く罵り始めた。放送禁止用語を捲し立てているようで、音声も口元も認識阻害されている。怒りが収まらない様子のアビゲイルを引き継ぎ、他のクランメンバーが補足説明をしてくれた。


「僕達はクランなので、個人成績よりもチームとしての戦績を優先します。正反対のプレイスタイルの鈴木茂英とは相容れず、更にチート並みにリスポンキルが続くのが許せないんだ。上手いプレイヤーには、かっこよくあって欲しい。どうして運営が放置するのか理解できないよ。あー、僕も段々腹が立ってきた」


 プレイスタイルもマナーも最悪のようだ。


「課金推奨ゲームなら、システム的に不利なリスポンを、無課金野良プレイヤーが強制されたり、ワザと課金クランの養分になるように、理不尽なチーム振り分けも考えられるけど、ミングルワールドは無課金だからな。リスポン位置の特定は何らかのスキルだろうな」


「後は、連続キルボーナスの航空支援がえげつない。あれこそ本当のチートだ」


 以降は有益な情報は得られなかったので、アンナに引っ付くアビゲイルを引き剝がし、スキル構成と簡単な作戦を練ることにした。




 ウラン(保有経験値23万5963 → 16万1963/無限増殖1万785)

 初期スキル枠

 ユ:ヒュプノス

 レジェ:無限増殖 (lv.2)

 レア:威嚇舞踏(lv.10)/空気膨張 (lv.1)

 コモン:夜目/作成/工作/巨大化(lv.10)


 装備品枠スキル 

 防具

 中隊長の軽装鎧:レジェ(lv.2)/スキルスロット2か所

 レア:無敵化(lv.2)

 コモン:ファイアーボール(lv.10)


 武器

 フェイクドラゴンの鉤爪:レジェ(lv.1)/スキルスロット1か所

 レジェ:ホバリング(lv.1)



 アンナ(保有経験値16万9078 → 6万8998)

 初期スキル枠

 レジェ:ベストコミュニケーション (lv.1)

 レア:パラメーター管理(lv.10)

 コモン:人たらし/エリアサーチ(lv.10)


 装備品枠スキル 

 防具

 牛頭天王:レジェ(lv.1)/スキルスロット

 レア:神遊び(lv.8)


 中隊長の軽装鎧:レジェ(lv.1)/スキルスロット

 レジェ:結界(lv.2)




「そろそろチーム分けが発表されるよ」


 アビゲイルの言葉通り、ロビーに集まったプレイヤーが2チームに振り分けられた。クラン所属人数に関わらず、同一クラン最大で6名までの参加が認められている。冥界の饗宴メンバー4名を含む多数のプレイヤーが観戦席に移動し始める。


「噂の鈴木茂英はどこにいるの?」


 俺の問い掛けに誰も答えなかった。対人戦の間は、名前が表示されないので、キルした相手しか、誰がどのプレイヤーなのか判別できないようだ。


「てことは、今まで誰も倒したことが無いのか?凄いな!」


「ウラン、大丈夫?」


 アンナが不安を覗かせる。同じチームになった50人のプレイヤーに、俺はアイテムを配布しながら声を掛けた。


「これはアリの触覚で、有効範囲は最低でも50mあり感覚を共有できます。ダメージや痛みは伝達しませんので、戦況の把握に役立つと思います。可能なら、相手チームの誰かに貼り付けてください。成功したら、俺以外は触覚を外してもらえるといいかな」


「お前、初めて見るけど、何勝手に仕切ってるんだ?」


 ヒャッハーな恰好のプレイヤーが俺に突っかかってきた。後方でやり取りを見守っていた一人が、人波をかき分け「消毒だー」と五月蠅い奴を諫める。


「おめーが、どれだけモグリなのか良く分かった。ウランさんは温泉92の番頭で、攻略組はおろか、命知らずの間で知らないやつはいない広域バッファーだぞ」


 色々と間違っているが、敢えて訂正するのも面倒なので無視することにした。周りで同意を示すように、数人が頷いている。なんと、大阪で会った3人組のサキュバスの兄、イヤ、お姉さんもいた。俺の視線に気づくと、PE語で話しかけてくる。


「ロンヨリ、ショウコ、シメセ」


「いきなりアイテムを渡されても、意味不明ですよね。この中で成人プレイヤーの人は、試しに触覚を付けてみてください。あっと、お酒が苦手な人は止めるおいた方が良いです」


 アンナ、アビゲイルを始め3分の1程度が装備したのを確認して、俺は宝石飴(酒)の欠片を口に入れる。


「この芳醇な香りと特徴的な甘み、微かな酸味。カルヴァドスだね」


 アルコールに詳しいプレイヤーが一発で言い当てる。暫くして触覚が自壊し、惜しむような声が漏れる。


「これで使い方が分かったと思います。触覚は直ぐに壊れてしまうので・・・」


「アンナちゃんラブ、スキ」


「おい、アビゲイルさんよ。愛の告白は二人っきりで行うもんだぜ。ガハハッ」


 西軍チームの皆が吹き出し、俺は赤面しているアンナに宝石飴(香り)を渡して、作戦の肝である御神楽のタイミングを伝えた。和やかな雰囲気の中で、フィールドへの転送が開始され、いよいよ対人戦が始める。




 残り時間 10:00 スコア 0 : 0


 俺達は六角形のマップ西側、3か所の頂点からそれぞれスポーンした。クランメンバーとフレンド関係のプレイヤーは、同じ箇所から出現する。支配可能エリアはA~Eと5か所ある。


「まずは、こっち側のAとDを落とすぞ。中間地帯のCと、出来れば北東にある敵側のBまで押し込めば上出来だ」


 先程擁護してくれたブライブは、突撃兵で指揮能力に優れているようだ。エリアDの中央にある岩石を協力して破壊していく。俺達もそれに倣うように、一番近いエリアAに向かった。各地で散発的に交戦はあるが、東軍は積極的には攻めてこない作戦のようだ。


「先にCに到着したブライブ達が苦戦しているようだから、急ごう」


 俺を先頭にアンナとアビゲイルも後に続く。Cに到着すると、これまでとはエリアの支配方法が違うようだ。


「くそ、これじゃないか!今度はどうだ?」


 組木のスライド式パズルで、指定された箇所に特定のピースを移動すると、エリアCの支配が完了する仕組みである。


「私はパズルが得意なので、変わりましょうか?」


「任せた。俺達はBに向かう。あっちが支配完了したら、タイミングを合わせて攻勢に出るぞ!」


 アンナが遠慮気味に申し出ると、ブライブは頭を掻きながら答え、仲間と北東にあるBに急いで向かった。地面に埋め込まれたパズルを解く間にも、時々攻撃されるので、俺は巨大化スキルと空気膨張を使い、射線を遮る。アビゲイルは土魔法を唱え、エリアCの境界線に沿って、土壁を築く。


「出来た」


 アンナとブライブから同時に声が上がる。あまりに順調で一抹の不安を覚えた。




 残り時間 9:10 スコア 西軍310: 東軍40


 エリアAとエリアCの中間地点で、俺の「様子見」とアビゲイルの主張 「このまま、前進すべき」が衝突した。程なくして、エリアD地点の様子が変わる。キルログでやたらと鈴木茂英の名前が目立ち始めた。8.9.10。10連続キルと赤字で表示されると、そこら中から「退避!」と声が上がり、まとまりのあった西軍は散り散りになる。


「ウランさん、様子見で正解だったようです。一先ず、Aまで逃げましょう」


 アビゲイルの一言で後退した。すぐにBからDを縦断するように航空支援のドローンが爆撃を始める。「またチートかよ」と周りで愚痴が聞こえる中、俺はベアーバイトを構え、素早く打ち尽くす。最近ゲーム内の睡眠を取っていないので、ヒュプノスによる命中補正は無効だが、何とか一機落とすことが出来た。急いで回収に向かう。


「え、あれって撃ち落とせるの?」


 エリアDの後方でドローンを入手し、満面の笑みを浮かべた俺に向かって、爆撃を何とか逃れたプレイヤーは、目を丸くし呆気に取られている。




 残り時間 8:00 スコア 西軍363: 東軍393


 B、C,Dのラインと南東Eの計4か所を東軍に支配され、戦況はあっという間に逆転した。てっきりそのままの勢いを駆って、全てのエリアを支配するのかと思えば、開始当初のように引き始めた。


「またこのパターンか。でも、勝つためには支配エリアを増やすしかない」


 ブライブの意見に従いD,C,Bの順に攻略を始める。




 残り時間 5:00 スコア 西軍626: 東軍 1032


 俺達がエリアBを支配し終えると、鈴木茂英は待っていましたと言わんばかりに航空支援スキルを使ったようだ。ドローンに向かって俺がベアーバイトを打ち始めると、付近にいた西軍メンバーは、己の持てるスキルで対空砲火を始めた。初回時より今回の編成数が1機少なかったことにより、撃墜することで次回の航空支援の数を減らせることが分かった。落とし損ねたのは2機なので、次こそは全滅してやる。


「ウランさん、あんたも大概チートだな。発想が」


 アビゲイルとブライブに呆れられ、アンナも同意するように頷いている。


「あとは、リスポン狩りか。居場所の見当が付く人はいる?」


「多分、A,C,Eのラインの延長線上の何処かじゃない?僕は今回ターゲットにされたみたいで35キルも食らったから。D付近でキルされまくったから。何となくでごめんだけど」


 ボイスチャットでのやり取りなので、詳細は不明だが、恐らく近接メインのビルドだったのだろう。


「ありがとう、助かった。俺は暫く自由にさせてもらうよ」


 防具を脱ぎ、残機10とする為に無限増殖を千p振り分け鉤爪を装備する。


「いくら何でも防具無しは無謀だろ?」


 ヒャッハーの恰好のプレイヤーにまで心配された。鈴木茂英の射撃位置とリスポンの仕様を確認するのが最優先なので、残機のある俺が適任者のはず。


「心配ありがとう。俺は大丈夫。アンナ、全体バフのタイミングは君に任せる」




 残り時間 4:00 スコア 西軍864: 東軍 1191


 ~鈴木茂英視点~


 何が起こった?僕は混乱した。キル、リスポンキル、ドローン攻撃といつものリズムを崩され腸が煮えくり返る。クラメンでリアル友達でもあるミドル5こと中郷(なかざと)が、「あいつ知ってるぞ」と言い出した。装備と知識がちぐはぐなドワーフをからかったと、自慢を聞かされたことが有る。僕が言うのもなんだが、こいつも性格が悪い。


「あと、2機しかドローンがないから、もう爆撃は使えん、くそ」


 僕はゲーム内ゲームで、FPSをクリアし、リスポーンサーチをレジェスキルで獲得してから、毎日対人戦に籠っている。ロングレンジでしか攻撃をしないから、ノーリスク。一度キルした敵には、僕のタグが付くから、次の出現地も丸わかり。


「おい、鈴木。あのドワーフ防具を脱いで、何だか浮きながらケツ振りダンスをしている。良い的だぞ」


 僕の対人戦はこの時、終了していたのかもしれない。一度、目に入ると、視線を外すことが出来ない。まあいいや、スコープをのぞき込んでいつも通り引き金を引くだけだ。今度はこいつが僕のターゲットだ。弾丸は命中したが、キルログが出ない。


「なんか、変じゃね?」


「キル後の泡って赤色だよな。僕には虹色に見えたけど、お前はどう見えた?」


「俺も虹色に見えた」と中郷が返事をする。ドワーフの、ウランと言うプレイヤーはエリアA地点付近にリスポンしたので直ぐにスナイプする。再出現してから0.5秒なら、大抵のやつは反応できない。


「オイオイオイ!今度は弾きやがったぞ!」


 スコープの倍率を上げて、もう一度引き金を引こうとした。直後、僕の画面には銀色の魚のような砲弾が迫り、「Dead」と真っ赤な文字が表示された。無敵の鈴木伝説が終了した瞬間だった。




 残り時間 3:00 スコア 西軍1274: 東軍 1221


 なるほどな。スナイパーライフルのようなロングレンジでエイムを受けると、スコープの反射光が表示されるのか。対処法が分かれば、何度もやられてやる義理は無い。残機を消費した際の無敵時間3秒の内にベアーバイトを打ち返した。俺はキルログから、鈴木茂英とミドル5なるプレイヤーも撃破したことを確認した。


「遂にウランさんがやったぞ!全軍押し込め!敵リスポン地点に現れたプレイヤーのどちらかがチート野郎の鈴木茂英だ」


 ブライブの大声に応えるように西軍は一気呵成に出た。俺はエリアAからエリアB付近に出現した二人組に上空から近づく。防具を防備し直し、ホバリングのスキルをキャンセルした。視線を感じたのか上を見上げる二人組は、慌てて接近する俺に向かって攻撃を始める。


「悪いな!これレジェ装備だから余り効かないよ。じゃ、次の場所で待ってるよ」


 落下の勢いを付けた鉤爪で二人組を撃破。ビンゴ!キルログを確認してミリタリー風の装備一式が鈴木茂英で、どっかで見たことが有る忍者装束の相方がミドル5と確定した。俺は木刀二刀流に防備を切り替え、エリアB付近に留まる。


「今度はE付近に出現したぞ」


 誰かの叫び声を聞いて、俺も急ぐことにした。自爆ダメージを防ぐために、無敵化にポイントを振り分け、壁に向かってベアーバイトを近距離射撃する。


「やっほー、お待たせ。そして、お休み」


 トントンと軽く木刀を振り下ろすと、二人組は膝を落とす。お疲れ様と背中を叩き、適当な数の触覚を貼り付けると、俺はエリアA方面に投げ飛ばした。


「いいタイミングだ」と、二人を投げ飛ばした俺は呟く。


 エリアC後方では、アンナの御神楽は終盤を示すように、ゆっくりと回転を落とし深々をお辞儀をする。今回現れたのは、スサノオ様本人だった。レベルアップした神遊びは、有効範囲が40mほどあり、西軍の殆どのプレイヤーに、2段階上昇のバフが付与される。


「後2分しかないから35回は無理だけど、先ず一回ね」


 ハルバードが振り下ろされ、鈴木茂英は姿を消した。俺は皆に合図を送る。


「これから俺は酔っぱらうほど、宝石飴(酒)を口にするから、苦手な人は触覚を外してくれ」


 残り時間 0:15 スコア 西軍1543: 東軍 1375


 勝敗は既に決している。東軍の中でも、リスポン狩りの被害者がいたようで、手を止めて行方を見守る者や、スクワットに精を出すプレイヤーまで現れた。鈴木茂英はとミドル5はアルコール耐性が低いのか千鳥足で逃げ惑うが、今までの鬱憤を晴らすように、特定のプレイヤーからの攻撃は対戦終了まで続いた。




 残り時間 0:00 スコア 西軍1600: 東軍 1375


 対人戦は俺達西軍の勝利となり、勝利給は経験値1万がそれぞれに加算された。個人的な稼ぎは、ベット額が100で4回撃破だから400。それよりもほぼ美品のドローン1機と部品取りできそうな7機を早く分解したい。


 ロビーで感想戦に花を咲かせる皆を残して、俺は急ぎ工房に戻るのだった。アンナはアビゲイルと話し合いをして後から合流するらしい。俺とは無関係だが、モテモテ体質も大変なようだ。


次回 討伐準備開始 です。

投稿予定は5月9日です。

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