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エル王子の醜態

わかる人にはわかる内容の・・・・・はず・・・・・ですが・・・・・深く考えないで下さい!!お願いします!!サラッと流して下さい。

「ほら、アレが例の・・・・」

「えー大したことないじゃない?なんでエル王子が?」

「アレが淫乱侍女だって」

「エル王子騙されているのね・・・・・可哀想」


ひそひそ

ええ、聞こえてますよ・・・・・

次の日から私は城中の人間から陰口をたたかれ、後ろ指を指され、変な噂話のネタされています

一部の人を除いてはですが・・・・・

元々、あまりコミュニケーションをとってなかったのでさほど困ることはなかったのですが

流石に今まで普通に接してくれた人たちの態度が変わり

汚いものを見るような目で見られるのは傷つく・・・・・

まぁ、あんな醜態(エル王子お姫様抱っこ事件と名づけた)を晒したのだからある程度は予想していたが


「はぁー・・・・・」

大きくため息をついて、エル王子の部屋に王子を起こしに行く


コンコン

ノックをしても返事なし

まぁ、いつもの事です

部屋に入り、寝室に向かう


「おはようござい・・・・ます?」


扉を開けて部屋に入るとエル王子は起きて服も着替えていた

珍しい・・・・・

私が来る前に起きている事なんて今までなく、てっきり朝が弱いのかと思っていたのに

エル王子は姿鏡の前で着用している服を整えいた


「あぁ。おはよう・・・・・」


何故かこっちを見ない

どこか具合でも悪いのかな?

私が近づくと何故かビクッと反応するエル王子


「あの?大丈夫ですか?」


「大丈夫ですよ。」

寝室隣の浴室からひょっこり士官イアン籠をもって現れた


「あれ?イアン様おはようございます。今日はお早いのですね?」


「おはようカリン。エル王子から特別業務の依頼がありましたので朝早く来たのですよ」


特別業務?

エル王子は顔を赤くして寝室から出ていく

士官イアンの持っている篭を覗きこもうとするとスッと隠され


「さぁカリン、エル王子にお茶をお願いします。あと、今日は寝室の掃除は結構ですので」


私はベットに目をやると確かに誰も使ってなかったように整えられている


「はぁ・・・では」

少し腑に落ちないが私はエル王子の元に行った


「・・・・・まったく、いい大人がコレはないでしょう・・・・・」

士官イアンは篭に入った布団のシーツとエル王子の寝間着を見て苦笑いをして部屋を出て行った



私は王子にお茶を入れて自分の仕事に取り掛かる

士官イアンは篭を持って一旦部屋を出ていき手ぶらで帰ってきていつも通り今日の予定を淡々とエル王子に聞かせる


「あ、そういえばカリンどうしますか?」


士官イアンが私の名前を出した

私は気になり聞き耳を立てる


「このままここでは色々問題があるかと・・・・・」


エル王子は眉間に皺を寄せ顔が少し赤くなる


「・・・・・そうだな・・・・・仕方がない。カリン!」


花瓶の手入れをしてる様に見せかけ聞き耳を立てていた私が呼ばれる


「なんでしょうか?」


「俺の侍女を辞めてもらう」


「へ?」

思わず間抜けな声が出る

あ、いや、まー別に問題ないがそんないきなり・・・・・

少し戸惑っている私をみて士官イアンが私に話しかける


「昨日の事が色々問題になっているのですよ。このままエル王子付侍女を続けると更に状況は酷くなると思います。なので・・・・・カリンにはサラサ姫付侍女になって頂こうかと」

はぁ?

サラサ姫?


「ちょ、ちょっと待って下さい。サラサ姫付侍女なんて出来るわけない」


「大丈夫だ。昨日よく言い聞かせた。サラサもグラディウスに誑かされたと悔やんでいたし、カリンにも謝りたいと言っている」

いや、無理でしょう?女心ってそんな簡単なものじゃないですよ?

ま、まさか・・・・・サラサ姫の嫌がらせ!?

若干、被害妄想気味の自分が少し嫌になります


とにかく、周りが落ち着くまではという事ではサラサ姫付きの侍女になることになった




自分で読み返して、ほぼ毎回誤字脱字を見つけます・・・・・読んで下さっている方々には大変不快な思いをしたと思います。スミマセン・・・・・ほろ苦は頭が悪い奴だから仕方ないと思って下さい(T0T)で、出来るだけミスしない様に頑張ります!

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