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サラサ姫の侍女

雨ザーザー

早速サラサ姫の部屋に案内され業務引き継ぎを行う事になった

私がサラサ姫の付きの侍女になると聞いてアキラも心配して駆けつける


「ごめんなさい。私、グラディウスに騙されていたの・・・・・本当にごめんなさい」


目に涙を浮かべ、両手を前に組み合わせ小刻みに震え懺悔をする儚い美少女

これをみて許さない人間がいるだろうか?

エル王子とアキラもその様子を見て哀れんだ表情になっている

私は若干引き攣りながら笑顔で


「えっと、サラサ様そんなに謝らなくても・・・・・」


ぱぁっとさっきまで涙目だった表情が一気に明るくなり


「許してくれるのね?ありがとう」


っと私の手をがしっと掴みぶんぶん縦に振る

い、痛い・・・・・

おー良かったな!っというエル王子に安心した表情のアキラ

サラサ姫が若干シメシメといった顔に見えたのは気のせいでしょうか?


「アキラ様!カリンさんの事は私に任せて下さい!今までのご迷惑を恩でお返ししますわ!」


キラキラとした目でアキラを見つめるサラサ姫にアキラは笑顔を返す


「カリンをよろしくね」


私もしかして・・・・・利用されてない?

サラサ姫の様子からアキラをまだ諦めてない事がわかった

べ、別にいいけど・・・・・私はここでやっていけるのでしょうか?


「カリン、俺はしばらくグラディウスと禁断の書物の事を調べに魔法使いゼロと城を出る、その間カリンの身に危険がないようにサラサ姫の所で保護してもらってくれ。と・く・にエル王子には気をつけろよ!」


っとアキラはエル王子を睨むとエル王子は鼻で笑ってアキラを睨み返す


「ゼロがいるから移動魔法が使えるから何かあったらすぐ駆けつける。これ・・・・・肌身離さず付けておいてくれ」


カリンの右手をとり、手のひらに小さな可愛い花チャームが付いたペンダントを置いた

アキラが私の額に顔を近づけ軽く口づけをする

一瞬の事で驚き動けなく顔を真っ赤にしてアキラを見る


「お守り。すぐ帰ってくるから・・・・・気をつけろよ」


その優しい声に恥ずかしさが倍増してくる


「あ、アキラも気を付けてね。無理しないで・・・・・」


私達の甘ったるい空気のやり取りをエル王子とサラサ姫は顔を曇らせ眺めていた

つつーっとサラサ姫がエル兄の傍に近寄り


「お兄様・・・・・共同戦線といきましょうか?」


「・・・・・」

小さな声で囁くサラサ姫にエル王子は無言で答える

それから、アキラとエル王子はサラサ姫の部屋を出て行った


「さて!カリン!ばしばし仕事してもらいますわよ!こっちよ!!」


さっきまでの「カリンさん・・・・」と言ってた儚い美少女が消えています

私はははっと苦笑いをしてサラサ姫について行った

そこは膨大な衣装と装飾品などが入っているサラサ姫のクローゼット

よくこんなに貯めたなー

サラサ姫は仁王立ちをして


「まずはこのクローゼットの中の洋服でアキラ様の好みのモノを残して残りは処分して!」


「は?」

私はサラサ姫の突拍子のない事を言ってきたので思わず間抜けな返事で聞き返す

サラサ姫にはもうひとり侍女が付いており、その侍女は焦ってサラサ姫を止める

そりゃそうだろう・・・・・

アキラ好みの物オンリーにしたら、社交界とかなんだかんだの行事とかで使うドレスが無くなってしまう

結果、もう一人の侍女と相談の上っということに話が落ち着き私は3日間かけてクローゼットを整理する事になった

少し頭が痛い・・・・・そんな時ってあるよねー

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