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日本編4

受験が終わってひと段落ついたので投稿したいと思います。それではどぞ

楓side

 あれから僕は瑞希と二人でよく会うようになった。剣道の鍛錬がない日は二人でちょっと遠くまで冒険して帰りが遅くなって一緒に怒られり。瑞希のお友達を紹介してもらって一緒に遊んだり、瑞希と初めて会った河原で皆で剣道の鍛錬をしたり。僕の家で瑞希とお菓子作りをしたりで様々なことをした。

 それら一つ一つが僕たちの良い思い出である。瑞希は僕が剣道の大会の連続優勝者だと知るととても驚いていた反面な、あそこまで強い理由に納得したと言っていた。

 みんなよりも一つ年上で尚且つこの中で一番強い僕がコーチ役になってみんなに個人練習のときは教えてあげることになった。教えることの大変さを知る一方で皆の腕前がグングン退いていくのを見るのはとても気持ちがいい。

 そんなこんなで練習のかいあってか瑞希は剣道を初めて1年にして全国優勝、他の皆もベスト8に名を連ねるまでとなった。周りからは畏怖と尊敬の視線で見られるようになった。ちなみに前に瑞希をイジメていたやつらは瑞希の成長っぷりを見て改心して真面目に練習するようになったらしい。



 付け加えて言うと僕と瑞希は道場をやめた。 

 剣道が嫌いになったわけでも何か問題を起こして道場を破門になったわけでもない。

 理由は二人して別の武術にも興味が出てきてしまったのである。僕は古武術、瑞希は薙刀に興味が出てしまった。僕らの住んでいる町は古い道場等が沢山あることで武術経験者の間では有名だったらしい。

  周りからは「やめるには早すぎる」「将来の剣道を担う若者がいなくなるなんて...」と惜しむ声を多く投げかけられ、師範からは泣きつかれたりしてやめるのにも一苦労した。しまいには道場全員と一斉に試合して勝ったら認めてやるだのわけのわからないことの言われた、モチロン勝ったが。

 本当はもう全国に同等の実力がある選手がおらず互角に戦える相手が僕は瑞希、瑞希は僕、と互いのみになってしまったというのも大きな要因である。そんなわけで道場はやめてしまったがいまだに河原で剣道の稽古はするしお互いが習っている新たな武術で組み手などしている。

 たまにバトルがヒートアップしてしまい通りがかった人が見物してちょっとした人垣ができてしまうまである。最近の僕ら二人の悩みは静かに鍛錬できる場所探しである。



 

 瑞希と出会って数年がたち早いもので僕は中学2年 瑞希は中学1年になった。

 運よく瑞希は僕が在学している中学の学区だったので同じ学校に通うことができることとなった。残念ながら瑞希の元剣道道場仲間は別の中学になってしまったが、それでも瑞希は僕と一緒の学校に通えることをとても喜んでくれた。

 鍛錬がない日、学校が終わり放課後になれば待ち合わせをしてどちらかの家で遊んだり町に遊びに行ったり一緒に稽古をしたりしている。

 周りからは「こんのリア充め!爆発しろ!」と言われたり無言で舌打ちされたりする。イミワカンナイヨ。そんなこと言うやつらはお仕置きだ、と僕と瑞希で茶化して来るやつらをチギっては投げを繰り返す日々である。言われるたびに瑞希は顔を真っ赤にして先陣きって突撃していく。オオ、いい気迫だな瑞希!

 そんな中学校生活を僕は一足先に卒業して高校に進学。

 瑞希はまた学校が離れてしまったことに文句たらたらではあったが僕が家に帰ると大概僕の部屋に先に上がっていたりする。大して生活は変わってないが...母さん勝手に入らせないでくれよ...僕のプライバシー無視ですか...え、当たり前よ、だって??笑えるぜ...


 そして僕が高校二年 一年遅れで瑞希は高校生となり僕と同じ高校に進学した。僕が進学した高校はそこそこ偏差値の高いところなのだが、僕と同じ高校に進学したいが勉強があまり得意ではない瑞希は僕に”勉強を教えてほしい”と言ってきた。

 別に高校は同じところでなくともいいんじゃないかと言ったらバックドロップ3連発くらったあげく僕の隠している大人な本のことをSNSで晒すぞと脅された。そんなことされたら社会的に抹殺されてしまう。

 ミズキチャンコワイヨ、ゴメンナサイ、ダマッテベンキョウミサセテモライマス。

 とは言ったものの瑞希は運動神経はとてつもなく良いが勉強に関しては正直残念だった。特に理系教科に関してはもう中学三年だというのに中学一年の内容からやり直す羽目になった。

 僕これまでの中学の中間期末試験全部見てきたのに...何でこんなことに...。それでも僕の解説をしっかり聞いてきたり質問してきたりしたので少しずつではあるが成績は伸びていき奇跡的に...本当に奇跡的に僕と同じ高校に進学することができた。ゴメン、ミズキチャンナグラナイデイタイジャナイカ


 中学の時と同じようにまた二人で過ごす時間が増えた。

 二人で駄弁ったり遊んだり稽古をして一緒に過ごして....いつものように町に二人で出かけた時の事だった、僕たちが想像もしないあの世界を垣間見たのは......

読んでいただきありがとうございます。次くらいで転移するとは思っていますが少し延びるかもしれません。今後とも不定期にはなりますがよろしくお願いします!

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