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大学2年目の冬 8

佐藤美香は同窓会の当日、夕方に矢田の実家の方に来ていた。こたつに矢田と美香が入っていた。「外は寒かったから、こたつは温かくて好き。」美香はニコニコしながら前にこたつに入ってる矢田に言った。「東京じゃあこたつと無いからな。暖房で済ましちゃうし田舎ならではだな。」のんびりこたつに入ってみかんを食べながらテレビを見てると美香が話しかけて来た。「私ね高校生の時から和田くんの事好きだったんだよ。」「そうなのか??」「うん、3年生で同じクラスになれて嬉しかったんだ。」美香は昔を振り返る様にして話していた。「文化祭で同じ実行委員になって遅くまで学校に居たのはドキドキして楽しかったな。」美香は遠くを見るようにしていた。笑顔の顔が可愛いく綺麗だった。「今こうしているのは不思議な感じなの」「まぁあの頃からだな、話すようになったのは」「そうだね。」このゆっくり過ぎる時間が愛おしくも感じられた。時間はそろそろ同窓会に行かないと遅刻しそうな時間だった。「よし、同窓会行こうか。」「えぇ〜〜もう少し2人で居ようよ。」「そうも言えないだろ?1回欠席って言ってやっぱり出るって言っちゃったんだから、ちゃんと行ってないと悪いだろ?」矢田がそう言うと美香は「それもそうよね。私が出て欲しいって言ったんだから、ちゃんと行かなきゃね!」美香はこたつから出て「どう?一応綺麗な格好なんだけど??」美香はクルッと回り矢田に見せるように言った。「はいはい、似合ってるよ!」矢田はそう言って玄関の方に歩いて行った。「もう!待ってよ!」美香は追いかけるようにして歩き2人で玄関を出て寒空の中を歩いて行った。

 

同窓会の会場の居酒屋に矢田と美香は2人で中に入っていた。開始まで20分ぐらい前に着いたので、中はまだまばらな感じだった。2人で中に入ると、高瀬みなみと林未来が立っていた。「矢田君と佐藤さんね、同窓会参加してくれてありがとうね。」高瀬は笑顔だった。「悪いな。欠席だったのに無理言って出席にして貰って。」「良いのよ。」すると高瀬がBOXを手に「中に座る場所の番号が有るからそこに座ってね。佐藤さんと居たいかも知れないけど、みんなで楽しみたいからゴメンね。」高瀬は矢田と美香の方を見てそう言っていた。「うん、そうゆう決まりならオッケーだよ。」「私も久しぶりにみんなと盛り上がりたいし、いろいろお話したいしね。」矢田が先行でBOXから紙を取り美香もBOXから1枚の紙を取り出していた。



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