大学2年目の冬 1
バイト終わりにコンビニでビールとツマミを買ってアパートへと帰ってきた。高校までは規律ある生活を送ってたがすっかりぐうたらな生活を送っていた。アパートでグビッと飲んでるとスマホが光っていた。出ると同じ学部の日比野恋歌だった。「なに??」「おお出た。」「なんだそれ??」「いつも直ぐに出ないでしょ。」今までの経過を考えるとあながち恋歌の言う事もウゾじゃない。だいたい大学で電話したってグダグダ言われるのがオチだった。「ねえねえ、良いバイト有るんだけどどうかな?」「バイト??」「うん、今度先輩の主催するパーティーがあってね、ボウイの男性を集めてるんだって。私にも話が来たからどうかなって思って。」「いつ??日によってかな。」「えっとね〜」恋歌の言った曜日はバイトもなく、特に用事も無かったのでオッケーをして電話を切った。スマホを見るとLINEも来ていて高校の同級生のLINEだった。中を見ると大晦日の前々12月29日に同窓会をすると言う連絡だった。そして、まだ連絡を返してないのが自分だけらしい。帰る予定も無かったので欠席にしていた。アルコールも有るのかしばらく思い出しても居なかった高校生の記憶が鮮明に蘇っていた。
高瀬みなみはジーっとスマホを見つめていた。「なに?深刻な顔して?」隣の席に高校からの友人の林未来が座りながらみなみの方を見て言っていた。「矢田君来ないって。」「矢田君?同窓会?」みなみが頷いていた。「あら、何か用が有るのかな?年末だしこっちに帰ってくるかって思ったのにね。」またみなみが頷いていた。「東京だし忙しいのかもね。」みなみは憮然としてる未来の方を向いてそう言った。「久しぶりにみんなと会えると思ったのにな〜祐香ちゃんは来るのに。」「へぇ~祐香ちゃん来るの?」「うん。年末に帰るから、楽しみって言ってたよ。」「あの七瀬祐香ちゃんとも会えるんだ。楽しみ。」未来は笑顔でみなみにそう言っていた。




