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哀しみのマグナム【改】  作者: 虫松
第七章 最後の戦い編
53/59

第五話 最後の戦い2

地球と火星の和平条約が結ばれたが、それを阻止しようと、

地獄の傭兵部隊と火星軍の最終防衛システムZEUSゼウスが総攻撃を開始した。

ZEUSのビックバンの攻撃により70%の戦艦が消滅、戦いは激しさをましてきた。

オーガーのマグナム、アースオーガーの前にマーシャルのホワイトナイトとバーバラの

レッドパッションダンサーが対峙した。


「おりゃー、ブチカマス」

オーガーのマグナムが金棒振り回しバーバラのマグナムを襲った。


「そんな大振りじゃ当たらないよ」

バーバラのマグナムは華麗にバックステップで交わした。


「そんな、事わわかっているわ」

オーガーのマグナムの金棒のトゲがミサイルとなりバーバラを追撃した!





「バラの機雷!!」











バーバラは薔薇の機雷を投げつけ誘爆させた。


「今度はこっちのショータイムだよ!」

バーバラのマグナムは薔薇とナイフを天高く突きだした。


「何がショータイムだ!」

オーガーのマグナムは太い腕を伸ばしバーバラを

叩き落とそうとした。


バーバラのマグナムは薔薇の機雷を置いてバク転した。


どかーん

「くっそおお!」

オーガーは手を引っ込めた。


「今だ!ダンシングヒーローを仕掛ける!」


戦術名 【ダンシングヒーロー】


バーバラの機体が相手の機体を踊るように回り

敵を翻弄、集中したマーシャルがゲイボルグの無数の付きと

バーバラが上空からナイフを突き立てる


「準備OKだよ!」


マーシャルはゲイボルグの槍を垂直に立てた!


「ゲイボルグ ジャスティス!」(裁き)

マーシャルのゲイボルグの槍が30の束となって破裂した!




「うおおおおおおおお!」

オーガーのマグナムは後ろにのけぞった!

そこへバーバラのマグナムがオーガの肩に蹴り

首を横に掻っ切った!


「ショーはここまで!」


「がっがっああああああ!」

オーガーのマグナムの首から大量の血が吹出た!











「血の粒が・・・・本降りだね」


◇◇◇◇




「追尾 ミサイル発射!」

イーグルのブルーバードよりミサイル発射した。


「ミサイル発射!」

ディックのミサイルアーミーよりミサイル発射したー。


ボーーーん



しかしミサイルは対ミサイルコートによって届かず爆発した。


「ミサイルもビームも効かないみたいだな。」


「何か弱点はないんデスか?」


「これを作った人なら弱点知ってんじゃないかな」


するとアクス達のモニターに火星の総監が一斉に映し出された。


総監【その宇宙要塞は我々の火星を守る為に開発した。

最終防衛システムだ。】


「じゃあ、弱点を教えてくれ!」


総監「ZEUSの全体が光る瞬間がある。その時は主砲にエネルギーを集める為に

対ビームコートが一時的に切れる!】



「その時に一斉に攻撃をすればいいんんだ。」


総監【いや。攻撃しても直ぐに対ビームコートは回復してしまう!】


「じゃあどうすれば伊能忠敬!」


総監【指令室は要塞の真ん中にある。そこまで分厚い装甲で守られている。】


「ブチ破るしかないな。俺のマグナム砲で!」


総監【健闘を祈る・・・ブッツ!】


「かなりの分厚さだよ!普通にギャラクシー5仕掛けても届かないよ!」


オーガーを倒してきた。マーシャルとバーバラとジャンヌが合流した。


「一点集中攻撃すれば壊せるじゃないか。」


「オリハルコンナイフで掘りまくるしかないね。」


「光る瞬間に私の船で特攻だよ!」


アクス達は最終防衛システムZEUSに一度きりの攻撃を仕掛ける準備を

始めた。

マーシャルとバーバラとアクスとディックとイーグルのマグナムは

ジャンヌの宇宙戦艦ノアの甲板に5方向に配置。特攻する為の準備をした。


最終防衛システムZEUSの周りには沢山の傭兵のマグナムが守っていた。


「まだか!月を消滅させる軌道は!」


「今、ビックバンを放射してしまうと地球にも当たってしまいます。」


「早く、軌道を確保しないか!」


「後15秒で軌道確保できます。」


◇◇◇


「さぁ。バカデカイ宇宙要塞を破壊しに行くよ!」

ジャンヌの宇宙戦艦ノアは最終防衛システムZEUSに向け

突撃を開始した。


「照準が合いました。いつでもビックバン放射できます。」


「大統領も火星の総監もシェルターに隠れても無駄だ!

条約もろとも消し飛べ!ビックバン発射準備開始!」




最終防衛システムZEUSの全体が輝き始めた。




ジャンヌの宇宙戦艦ノアの甲板に配置した

アクス達はビームを連写しながら最終防衛システムZEUSの真ん中を目指した。


「おい!光り始めたぞ!」


「みればわかるわよ!」


「天の怒りの3連メガビーム砲を前方の宇宙要塞に発射!」


艦内女性「メガビーム砲同時発射します。」


「不潔な男どもくたばれーーーー!」


ジャンヌの宇宙戦艦 ノアの主砲からメガビーム砲が一斉に敵傭兵のマグナムと

宇宙要塞に光の道となって発射された!


傭兵「何だ…うわぁぁ」


どかーーーン



ボーーーーン



ドカーーーーン



ボーーーーン



ドカーーーーン



ボーーーーン




どー~ーーーーーん!!!



ZEUSの中は混乱した。


「何事だ!!」


「敵からのメガ粒子砲が当たったようです。」


「馬鹿な。対ビームコートは作動しなかったのか!」


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