第五話 最後の戦い2
地球と火星の和平条約が結ばれたが、それを阻止しようと、
地獄の傭兵部隊と火星軍の最終防衛システムZEUSゼウスが総攻撃を開始した。
ZEUSのビックバンの攻撃により70%の戦艦が消滅、戦いは激しさをましてきた。
オーガーのマグナム、アースオーガーの前にマーシャルのホワイトナイトとバーバラの
レッドパッションダンサーが対峙した。
「おりゃー、ブチカマス」
オーガーのマグナムが金棒振り回しバーバラのマグナムを襲った。
「そんな大振りじゃ当たらないよ」
バーバラのマグナムは華麗にバックステップで交わした。
「そんな、事わわかっているわ」
オーガーのマグナムの金棒のトゲがミサイルとなりバーバラを追撃した!
「バラの機雷!!」
バーバラは薔薇の機雷を投げつけ誘爆させた。
「今度はこっちのショータイムだよ!」
バーバラのマグナムは薔薇とナイフを天高く突きだした。
「何がショータイムだ!」
オーガーのマグナムは太い腕を伸ばしバーバラを
叩き落とそうとした。
バーバラのマグナムは薔薇の機雷を置いてバク転した。
どかーん
「くっそおお!」
オーガーは手を引っ込めた。
「今だ!ダンシングヒーローを仕掛ける!」
戦術名 【ダンシングヒーロー】
バーバラの機体が相手の機体を踊るように回り
敵を翻弄、集中したマーシャルがゲイボルグの無数の付きと
バーバラが上空からナイフを突き立てる
「準備OKだよ!」
マーシャルはゲイボルグの槍を垂直に立てた!
「ゲイボルグ ジャスティス!」(裁き)
マーシャルのゲイボルグの槍が30の束となって破裂した!
「うおおおおおおおお!」
オーガーのマグナムは後ろにのけぞった!
そこへバーバラのマグナムがオーガの肩に蹴り
首を横に掻っ切った!
「ショーはここまで!」
「がっがっああああああ!」
オーガーのマグナムの首から大量の血が吹出た!
「血の粒が・・・・本降りだね」
◇◇◇◇
「追尾 ミサイル発射!」
イーグルのブルーバードよりミサイル発射した。
「ミサイル発射!」
ディックのミサイルアーミーよりミサイル発射したー。
ボーーーん
しかしミサイルは対ミサイルコートによって届かず爆発した。
「ミサイルもビームも効かないみたいだな。」
「何か弱点はないんデスか?」
「これを作った人なら弱点知ってんじゃないかな」
するとアクス達のモニターに火星の総監が一斉に映し出された。
総監【その宇宙要塞は我々の火星を守る為に開発した。
最終防衛システムだ。】
「じゃあ、弱点を教えてくれ!」
総監「ZEUSの全体が光る瞬間がある。その時は主砲にエネルギーを集める為に
対ビームコートが一時的に切れる!】
「その時に一斉に攻撃をすればいいんんだ。」
総監【いや。攻撃しても直ぐに対ビームコートは回復してしまう!】
「じゃあどうすれば伊能忠敬!」
総監【指令室は要塞の真ん中にある。そこまで分厚い装甲で守られている。】
「ブチ破るしかないな。俺のマグナム砲で!」
総監【健闘を祈る・・・ブッツ!】
「かなりの分厚さだよ!普通にギャラクシー5仕掛けても届かないよ!」
オーガーを倒してきた。マーシャルとバーバラとジャンヌが合流した。
「一点集中攻撃すれば壊せるじゃないか。」
「オリハルコンナイフで掘りまくるしかないね。」
「光る瞬間に私の船で特攻だよ!」
アクス達は最終防衛システムZEUSに一度きりの攻撃を仕掛ける準備を
始めた。
マーシャルとバーバラとアクスとディックとイーグルのマグナムは
ジャンヌの宇宙戦艦ノアの甲板に5方向に配置。特攻する為の準備をした。
最終防衛システムZEUSの周りには沢山の傭兵のマグナムが守っていた。
「まだか!月を消滅させる軌道は!」
「今、ビックバンを放射してしまうと地球にも当たってしまいます。」
「早く、軌道を確保しないか!」
「後15秒で軌道確保できます。」
◇◇◇
「さぁ。バカデカイ宇宙要塞を破壊しに行くよ!」
ジャンヌの宇宙戦艦ノアは最終防衛システムZEUSに向け
突撃を開始した。
「照準が合いました。いつでもビックバン放射できます。」
「大統領も火星の総監もシェルターに隠れても無駄だ!
条約もろとも消し飛べ!ビックバン発射準備開始!」
最終防衛システムZEUSの全体が輝き始めた。
ジャンヌの宇宙戦艦ノアの甲板に配置した
アクス達はビームを連写しながら最終防衛システムZEUSの真ん中を目指した。
「おい!光り始めたぞ!」
「みればわかるわよ!」
「天の怒りの3連メガビーム砲を前方の宇宙要塞に発射!」
艦内女性「メガビーム砲同時発射します。」
「不潔な男どもくたばれーーーー!」
ジャンヌの宇宙戦艦 ノアの主砲からメガビーム砲が一斉に敵傭兵のマグナムと
宇宙要塞に光の道となって発射された!
傭兵「何だ…うわぁぁ」
どかーーーン
ボーーーーン
ドカーーーーン
ボーーーーン
ドカーーーーン
ボーーーーン
どー~ーーーーーん!!!
ZEUSの中は混乱した。
「何事だ!!」
「敵からのメガ粒子砲が当たったようです。」
「馬鹿な。対ビームコートは作動しなかったのか!」