第三話 神の力
火星軍の宇宙コロニー基地へを襲撃した。地獄の傭兵部隊は、最終防衛システム
ZEUSゼウスを引き入て月へ向かっていた。
「この最終防衛システムZEUSあれば、火星軍も地球軍も全滅できるな。」
ゲルニカ少将はほくそ笑んだ。
最終防衛システム ZEUS
全長 1500m
高さ 750m 長方形型の
動く要塞。12の主砲からメガビーム砲
ビックバンを放つ
対ビームコーティング
対ミサイルバリア
「近くにきた敵はワシが打ち返してくれる」
ZEUSの隣にはオーガーのマグナム、アースオーガーが腕組みしている。
火星軍の基地が破壊された、通報を受け、アマードコア500機体の編隊で
やってきた!
「な・なんだ、あの要塞は・・・」
「基地が動いているみたいだ!」
火星軍のアマードコアは巨大な要塞に慌てていた。
「ふふふふ、始めてお披露目か、宇宙要塞ZEUSの力
神の力を見せてやる!ビックバン発射準備開始!」
最終防衛システムZEUSの全体が輝き始めた。
「何か撃ってくるみたいだ!回避運動に入れ!!」
「もう、この輝きをみたものは、生きては帰れない!
ビックバン放射!!!!!」
最終防衛システムZEUSの12の主砲からメガビーム砲が一気に放たれた!
500機体のアマードコアは跡形もなく消し飛んだ。
「す・すばらしいーまさにソロモンの光!神の力だ!」
ゲルニカ少将は興奮している。
オーガー(惑星一個吹っ飛ばす力あるな、こいつを手に入れれば)
和平条約は間もなく締結されようとしていた。
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地球の大統領と火星の総監が月面都市、ムーンライトで和平条約を
結ぶ事になった。
「では、こちらにサインをお願いします。」
書記官が契約書を大統領と火星総監の机の前に
開いた。
大統領「うむ」
総監「はい」
大統領と総監は条約に署名し立ち上がり握手をした。
パシャパシャ パシャパシャ パシャパシャ
フラッシュが光った。
「やっと、戦争が終わるんだな。」
アクス達は一番後に立っていた。
マーシャル「・・・・・」
ディックとイーグルとバーバラとジャンヌは泣いていた。
「大変です。こちらに!火星軍から大型宇宙要塞らしきものが護衛艦に
攻撃を行っています。」
総監「・・・・・」(まさかZEUSを、奪われたか)
「全軍攻撃指令を出せ!」
条約締結の会場は騒然となった。
「すぐに安全な場所へお連れします。」
「やはり、このタイミングで仕掛けてきたか。」
「地獄の傭兵の部隊か」
「戦いたくて仕方ない連中だよ」
「許さない!ここで終わらせてやる」
「また、戦うの!」
「最後の戦いデスね」
アクス達はジャンヌの宇宙戦艦ノアへ乗り込んだ。