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カッコよく転生するつもりが  作者: 遥(はるか)奏汰(かなた)
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第1話〜真壁登場

ご覧いただきありがとうございます!

振られた勢いのまま、明後日の方向へ全力疾走し始めた男の(妄想だらけの)転生大作戦、開幕です。

少しでもクスッとしていただけたら、ブックマークや評価で応援していただけると励みになります!

教室の自席で頭を抱える俺の耳に、隣の席の男――学年一のイケメンでサッカー部エースの真壁まかべの声が飛び込んできた。

「おい回島、お前さっき屋上で彩夏たちに凄まじい顔で振られてただろ? 大丈夫か?」

 無駄に爽やかな笑顔で声をかけてくる真壁に、俺の脳内転生作戦は一瞬で計画変更を余儀なくされた。

(待てよ……俺がトラックに跳ねられそうになった真壁を庇って代わりに壮絶に爆散すれば、彩夏たちの中で俺は『イケメンを救って散った伝説の男』として一生トラウマレベルで刻まれるんじゃないか……!?)

「真壁、今から俺と一緒に校門の前まで行かないか? 頼む、一生のお願いだ!」

「えっ、なんで? 俺これから部活なんだけど……」

「いいから来い! お前に最高のスポンサー……じゃなくて、俺の最高の死に様を見せてやる!」

 ドン引きする真壁の腕を強引に引っ張り、俺は鼻鼻息荒く校舎を飛び出した。今まさに、俺の『超・格好良い異世界転生(予定)大作戦』の幕が上がろうとしていた――。

最後までお読みいただきありがとうございました!

振られたショックで明後日の方向へ爆走し始めた男の妄想大作戦、いかがでしたでしょうか。

もし少しでもクスッとしていただけたら、ブックマーク登録や下部からの評価(★★★★★)をしていただけると、執筆の大きな励みになります!

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