旅が変えた
神様は、どんなゲームでも、記録のあるものはぶっちぎりで。ユーフォーキャッチャーは景品が山積みになった。
神様は「天子ちゃん。取った景品は、結婚したら住む家に飾ろう?」
「うん…」
〈やっぱり、していることを楽しむ気持ちが必要だったんだ。だって、光、今とっても本当に楽しそうだもん。そうだよ。神とか、人間とか関係ないんだ、心の問題で。
ああっ、そうか。私が光に旅をしましょうって誘ったのって、そういうことを分かる神になってほしかったからだ。一時は、自分同士なのに、ボロッボロにしたりして大変だったけど良かった〉と、天子ちゃんは自分の気持ちに気が付いて感動していた。
「あの、男性凄いぞ」っていうので、いつの間にか人だかりが出来ていた。
まあ、もしかしたらせっかくの旅で、こういう状況になるのが神様的には、ちょっと好ましくないなと思っていたのかもしれない。でも、今の神様は、それを含めていい時間を過ごせている。やっぱり、人にユーフォーキャッチャーの上手いやり方を教えたことが、心にいい影響を与えたのだろう。
「あっ、連れの女の子もするぞ。もしかして、めっちゃくちゃ上手いのかもしれない…」そんな声が、天子ちゃんに聞こえたが、天子ちゃんは、これまで通りする。
「あっ、あんまり上手くない…」見物人の声が聞こえたが。
「上手く出来ない。フフッ」と、天子ちゃんが笑うと皆、『可愛い』という反応になった。
正に、天使のスマイルだ。天子ちゃんは、自然体でそれだから、可愛いのだ。つまり誰がやっても、突き抜けて自然体なら、どういう段階であれ、ほんの少しは、いい感じになるのではないだろうか?作者は、想う。
続く
やっぱり、色んな経験をすることが、大事だね。




