精神が大人なら体は多少の無理がきく
長らくお待たせして申し訳ありません。
忙しかったり、投稿予約を忘れたりとありますが、継続するつもりではあります。
ゆったりと広い心でお待ちいただければ嬉しいです。
そんな間にも、生まれてまもないこの作品に高い評価をつけてくれた方がいました。
ありがとうございます!
期待値だと思って励みに頑張りたいと思います!
改めまして、読んでくださる方、ブックマークを付けてくださった方、評価を付けてくださった方、皆さまに感謝を……!!!
実は、前書き・後書きへの記載はあまり好みではありません。
何話か続けて読むときに空想を分断されるのが好きではないのです。
そのため、謝意の言葉なども淡々としたものに感じられるかもしれませんが、PV数、ブックマーク、評価などをチェックしては小躍りしていますので、今後ともよろしくお願い致します。
隠してあったスライムの核を回収すると、背負い袋の7割ほどに達した。それを背負い、もう1つを反対側、胸の方から両肩に掛ける。これなら、回収も楽にできる。
改めて小川の水で喉を潤して、これからのスライム狩りに備える。
「ふーっ。冷たくて美味しい」
軽い空腹を覚えたけど、ここは我慢するしかない。お腹が空いているくらいの方が体が軽くて動きやすいと自分に言い聞かせる。
軽くストレッチすると、10歳の体が疲労を訴える。けれど、そんなの無視だ。
86個の核を採取したことだけでも、きっとこの年齢の少女にしたら凄いことなんだと思う。休みなしだったし。
でも、今日の食事や寝床を得るには無理を続けるしかないんだ。
さぁ、頑張るぞ!
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疲労が蓄積されてくると、さすがに可愛らしい声を研究しながらの狩りはできなくなった。ただ無言でスライムに向かう。
ルーチンワークは、ある程度こなすと楽しくなってくる。
よく「無心になる」というけれど、まさにその状態になれるのが心地よい。
心を無くすと書くように、余計な感情の動きがなくなって冷静かつ集中して様々なことを考え整理することができるからだ。
この人生でやりたいこと、実現するために必要なこと、今の自分のこと。
つらつらと色々な考えがよぎる。
ふと、取得したスキルのことを思い起こす。
いくらなんでも、短時間で都合よくスキルを得すぎだ。何かしら有利になる条件があったのだろうか。
体は辛かったけれど、連続して同じ行動をとり続け、その結果として各とスキルを得た。
そこでふと、スキル【根性】が思い浮かぶ。
もしかして、これがきっかけ!?
そんな問いかけに応えるように、ステータス画面が目の前に現れた。
ステータス
スキル【根性】
一定以上の負荷がかかる行動を気合だけで乗り越えると得るスキル。無意識下で発動。
このスキルが発動している最中は、その行動や思想に関連するスキルを得やすくなる。
おおーっ!スキルの説明ではないですか!
優秀すぎますよ、ステータスさん。私の思想に勝手に反応してくれるなんて!
でも、これで【俊敏】や【打撃】を短時間で得た理由がわかった。
さきに【根性】を取得、その後、無意識に発動させたから簡単に【俊敏】と【打撃】スキルを得られたんだ。
それにしても、初日に【根性】を得られたのはラッキーだ。他のスキル取得が圧倒的に楽になる。
意識的にこのスキルを発動する状態におけば、得られるスキルを選ぶことが可能になるはず。
ギフトのスキルポイント操作と併せれば、とんでもないチートになるのかも……!
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集めた核が80を超えたところで周囲を見渡すと、陽が落ち始めていることに気づく。
この世界も大きさは異なるが太陽と月があって1日は24時間。1年は12か月でうるう年はなく、1月から12月まで全て30日。
と、まあこの辺りも転生前の事前学習(!?)らしきものでインプットされているのだけれど、とにかくまだ辺りは明るいけれど、夕方にさしかかっている時刻みたいだ。
スライムの密集地が減ってきたため、80個を超えるのに最初の狩りよりも時間がかかってしまった。
袋のお礼に渡した5個を除いても、全部で164個の核が集まったことになる。満足できる金額にはほど遠いだろうけれど、もう戻らないと街の中に入れなくなるかもしれない。
本当はすぐにでも座り込みたいが、足を止めたらきっと動けなくなる。
もっさい門番の姿を思い浮かべながら、疲れた体を無理やり動かす。
まだ、あの2人がいればいいな、と思いながら。




