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魔法?時代は変身でしょ?  作者: 葛之葉
異世界でヒーローバトル始めました
21/29

恐怖!マッスルサスペンダー[2]

「なっ!」


リリーナが息を飲む。


イレブンはマッスルな肉体にサスペンダーと海パンのみで、乳首をギリギリで隠すと言う荒業を使っている姿になっていた。


黒い靴下に革靴を履き、ネクタイのみを首に下げ、顔には黒いブリーフを着用していた。


どこからどう見ても真性の変態へと変貌していた。


「へっ‥変態だっ!間違う事なき変態だっ!」


「マッスルー」


マッスルサスペンダーへと変身したイレブンは、最早人間の言葉を話せなくなっていた。


「マッスルーマッスルー」


「だから何言ってるのか解らないのよ!マッスルしか言えないのか貴様は!」


「サスペンダー?」


「違う言葉にすりゃ意味が解るとでも思ってるの‥?」


マッスル以外にサスペンダーも言葉に出来るらしい。


その時、現実へと精神の帰還を果たした英雄がマッスルサスペンダーに気付いた。


「なっ‥まさかこの世界に怪人が!?」


何故マッスルサスペンダーの容姿を見て怪人と判断するのか理由がサッパリだが、英雄は断言した。


「怪人‥?あれ、単なる真性の変態じゃ‥」


「何を言ってるんだいリリーナ女史?あんなに解りやすい怪人はそうは居ない!」


「‥まあ、怪人ってのが何なのか解らないけど、あんなに解りやすい変態はそうは居ないかもね‥」


「マッスルーマッスルー」


マッスルサスペンダーが英雄の言葉に頷いている。

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