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龍眼族の異世界魔剣鍛冶  作者: 天御夜 釉
第3章:前進【advance】
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048 入学

とても短い。

今日は大学の初授業で疲れたんです、勘弁してください。

 入学式については割愛をさせていただこう。

 特に前世と変わらないふつうの入学式だ。


 新入生の人数が、50人強しかいなかったことが唯一の特異点だったようなきもするが。


「終わりましたね」

「終わったな」


 入学式が終わったとともに、俺はこの学園生活も終わったような気がした。

 まず、誰も龍眼族レザールに近づこうとしないのだ。

 手の甲にある鱗をみては道をよけ、俺の目を見てはその変質した幾何学模様に驚く。


 それは上級生も同じで。

 入学前に学園長がいっていたとおり、龍眼族レザールは史上初のものであり、それだけ大きな存在だということなんだろう。


「まあ、シルバさんは同じ寮の方もいらっしゃいますし大丈夫ですよ」

「エスペランサだって結構評判よかったじゃないか」


 エスペランサは、贔屓目にみなくてもかわいいことは十分わかっている。

 そのため、……うーむ。


 彼女は照れたように笑うと、新しくできたらしい友達に呼ばれてどこかにいってしまった。


 ……まあ、俺とずっと一緒にいるよりはそれの方がいいか。

 俺は自分で納得すると、視線の向きを変えてロキアスの方をみる。


 ……孤立していた。

 あっちは、顔がよすぎて・・・・逆に敬遠されているような気がする。

 俺とは大違いで、一部の女子は目がハートになっていた。


 なにそれうらやましい。

 だからといって、その位置にいようなんて俺は思っていないが。

 なんだか大変そうである。


「シルバぁー!」

「……は!?」


 ロキアスに気づかれたらしい。

 大声で名前を呼ばれ、俺が戸惑うのと。

 なにあの人、と女子が一斉に俺を見つめるのがほぼ同時であった。


 いや、そんな顔で見つめられても。


「どうしたんだ?」


 それに対して、ロキアスは満面の笑みで俺を見つめていた。

 ……なんだか、面倒なことになりそうな予感だ。


 ……実に何か起きそうで怖い。

御読了感謝です


明日からちゃんと書きます…。

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