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11 水田雑草

この項目では

①雑草の本物(もしくは写真)を見て選択肢から名前を選ぶ問題

②雑草の本物(もしくは写真)を見て名前を書く問題

③雑草の発生しやすい状況・時期や特徴を答える問題

が多い。


校内大会では①や②が出やすいので雑草の見た目と名前を一致させておけば答えられるサービス問題。よっぽどのことがない限り、種子は出てこない(小さい&入手困難)。県大会や全国大会では科名、発生しやすい状況、花や穂・球根の形状、繁殖・防除方法を覚えておくのは必須となる。ヒルムシロは珍しいが、それ以外の雑草は水田に水が張っていれば入手しやすい。本物がポリポットに入って机上に置かれていることを前提に勉強を進めると吉。




タイヌビエ(イネ科)

背丈は60~100 cmの1年草

水田やその周辺に多く生え、夏にフサフサな穂を出す

大型でイネと混じるようにして成育し、イネよりも早く種子をばら撒く強害雑草

水田から飛び出て生えているのはたいていこれ

葉は鋭いため手を切りやすい




スズメノテッポウ(イネ科)

背丈は30 cm以下の2年草

湿った場所や田んぼの畔に多く見られる

地面を這うように伸びる




タマガヤツリ(カヤツリグサ科)

背丈は30~50 cmの1年草

水深の浅い水田に生える

穂はポンポンのように丸いものが線香花火のようにいくつもつく

茎の断面は三角形

根本はやや赤い




ウリカワ(オモダカ科)

背丈は10~30 cmの多年草

元々温暖な湿地を好んでいたが徐々に北上

塊茎を形成するため根絶が難しいことから水田の強害雑草となった

葉は細長く、水田内の水中でも地面を這うように伸びる

花色は白色で花弁は3枚、中心が黄色で株から茎が伸びて咲く

夏にかけて発生




コナギ(ミズアオイ科)

背丈は20 cmほどの1年草

葉には光沢があり、ハート形でホテアオイに似る

夏から秋にかけて紫色の花を咲かせる

除草によって細かく裁断された場所から再生する強害雑草

繁茂すると窒素分が奪われる

ホテアオイの仲間




ウキクサ(ウキクサ科)

背丈は0.5 cmほどの多年草

水田や池などに浮遊し、葉は卵型で黄緑色

冬には枯死するが、春になると再び発生する

葉の中心部から根が放射状に出ている

3個体程度が集まって浮いている

増殖力が強いので水田の表面を覆い、窒素分を奪う

水面を撹拌したり、一度乾燥させたりすると量が減る

水面をこの植物で覆うことで他の雑草を生やさないことができる




アゼナ(ゴマノハグサ科)

背丈は10~20 cmで1年草

田んぼのあぜや湿っている場所に多く生える

茎の付け根から分岐を多くする

葉にはくっきりとした並行脈が見え、形は卵型

茎は四角く、しっかりとしたつくりで地面から自立して生える

夏から秋にかけて花を咲かせる

花色は淡ピンクで花弁は4枚、合弁花のようにくっついて見える

どんぐり状のさやの中に種子がある




キカシグサ(ミソハギ科)

水田に生える10~30 cmの1年草

葉は透き通った緑色で光が当たると美しい

水中からはあまり出てこない




イボクサ(ツユクサ科)

背丈は20~30 cmで1年草

全国の湿った場所に群生する

地面を覆うように生え、節から発根するため除草には注意が必要

葉は茎を抱くようについており、秋にかけて赤色に近づく

花色は淡紫色で花弁は3枚、雌しべと雄しべがしっかりと確認できる

夏にかけて発生




タウコギ(キク科)

背丈は50~100 cm程度の1年草

水田やあぜ道に多い

対生で黄色い花を夏から秋にかけて咲かせる

種子は矢じりのような形をしており、服にくっつく

見た目はアメリカセンダングサに似る

キク科だが舌状花はない




ミズガヤツリ(カヤツリグサ科)

背丈は50~70 cmの多年草

沼や水田に生える

秋にカリントウのような塊茎を形成し、繁殖力が非常に強い

葉は一つの茎に対して3枚程度だが、非常に長細い

穂は紡錘型で赤茶色をした小穂の周りを黄色の糸のようなものが回りにある

カヤツリグサ科は穂を見て判別する




クログワイ(カヤツリグサ科)

背丈は40~70 cmほどの多年草

群生して沼や水田に生える

泥の中に1 cm前後の塊茎がある

除草の際に地上部を刈り取っても塊茎が残っており、根絶は困難

塊茎は食べられる




マツバイ(カヤツリグサ科)

背丈は10 cmほどの多年草

湿地や水田で群生して生える

葉は松のように細長く、黄緑色

穂は筆のように紡錘形をしており、黄褐色




イヌホタルイ(カヤツリグサ科)

背丈は40~50 cmで1年草

水田や湿地に生える

茎は細長く、断面は円形

茎から直接穂が出ているように見える

小穂は4つで1セットとなっており卵型で1 cm以下




オモダカ(オモダカ科)

背丈は30~60 cmで多年草

全国の湿った場所に生える

根茎を形成し、大型に成長することから水田の強害雑草となった

品種改良し根茎が食用となったものは「スイタグワイ」と呼ぶ

葉は鋭角のやじり型をしている

花色は白~淡ピンクで花弁は3枚、中心は緑か黄色

花は非常にウリカワに似る

某ゲームではチャンピオンを務める




ヒルムシロ(ヒルムシロ科)

背丈は10~20 cmの多年草

池や水田に浮かんでいる

背丈はさほどないが横に70 cm以上に達することもある

根茎は地中にあり、周辺に密集して生える

葉は細長い楕円形をしており、少し光沢がある

穂は夏から秋にかけて水面から突き出るように生える

葉の裏にヒラマキガイが引っ付いているときがある

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