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彼との出会いは学園で同じクラスになった時で・・・。
上位式に参加せずに教室に戻った時に現れた。
黒髪で左目を眼帯で隠していた。
初めは男装をしている子かと思うぐらい美人な子だった。
僕は一瞬で彼は僕と同じと理解してしまった。
そんな、彼をムルラギ君が挑発した。
ムルラギ君は僕たちのクラスで一番の実力が有った。
けど、彼はムルラギ君の限界を指摘して戦い方の変更を奨めた。
ムルラギ君は、解っていたらしくて戸惑いながらも納得しているようだった。
以外にも担任のゴクナート先生が暴走した。
そこで色々と実践してくれると言う事で誰も使っていない闘技場へ向かう事になった。
闘技場に向かう間に、天性の属性に関わらすに全部の属性が使える事、魔力も二種類あり使いこなせば大きな力になる事を教えてくれた。
教えてくれても、本当に出来るのかは僕を含めて皆疑問に感じながらも驚きを隠せなかった。
っで、闘技場に着いた途端、保護魔力に付いて実践を見ていた。
正直言って驚きの連続であった。
こんなにも変わるのかと驚いた。
其々体力作りになったけど、僕は何故か走り続ける事が一番良い事だと理解した。
どうしてかは解らなかったけど、それが一番いいだと理解した。
彼は先生たちと一緒に会議に出る事になって、一先ずムルラギ君にこの場を任せていた。
*
私には義理の弟が居る。
そいつとは七歳の時に出会い私は学園に入学していた。
二歳年下であった。
その当時、理由はよく知らないかったけど、この弟はとある貴族の子供で自分の家の家風に合わなかっただけで、内の家に引き取られたらしいのだ。
困った事に、この事を聞いたのは親からではなく・・・この弟からであった。
困ったような顔で笑いながら、自分の置かれた状態を話してくるのだ。
正直言って、色々とムカついた!
私の家ではパン屋を営んでいるので、いつも家に帰っては親の手伝いを行いながら、弟の面倒も見た。
この弟は、一般常識が完全に抜けて落ちており、特に金銭感覚が全くなかった。
それに、人混みが苦手で直ぐに一人に成ろうとする。
会った頃に比べては、大分マシになったが、それでも心配だ・・・。
金銭的にも余裕が出て来て、弟も七になった事だし入学となった。
それまで、私は弟に学校で教わる事を復讐を兼ねて、弟に聞かせており授業的な事は大丈夫だろう。
上位式も終わり、クラスメイトとの雑談を終え、鍛錬のために闘技場に訪れた。
そこには、弟をはじめとした子たちが運動をしていた。
*
「あ!姉さん!」
義理のなるけど僕の大事な姉さんが姉さんのクラスメイト(と思う)達と一緒に闘技場に現れた。
「何しているの・・・。」
と聞いてきたので、ありのままを答えた。
「運動、走り込み・・・。」
と言ったら頭痛を押さえるように右手を額に当てて・・・。
「きょぃ、ロイあんた、魔導士志望でしょ、運動しても意味ないでしょうに・・・。」
ここで、保護魔力の話をしようかと思ったが、先生たちに口止めされているから何も言えない・・・。
「え・・・と・・・その・・・。」
「どうしたんだ?ロイ?」
いつも苛めてきていたムルラギ君が声を掛けて来た。
なぜかとても逞しく感じています・・・。
「あ!ムルラギ君!こちら僕の姉さん、こっちは、えっと・・・。」
どう言ったらいいのだろう・・・。
「ほぉ・・・。」
と頭を抱えている間に姉さんが勘違いしたようだ・・・。
「あんたが内の弟を苛めていた奴だね・・・。」
姉さんの勘は当たっているけど、今は外れている!!
「えっと・・・その・・・。」
ムルラギ君自身も当たっているような外れているような答えに戸惑っている・・・。
「と・・・友達だよ!!」
と言って、少し身長が高いムルラギ君の肩に腕を回す。
「そ・・・そうです!友達です!!」
と言ってムルラギ君も僕の肩に腕を回す。
「ほぉ・・・では、何で私の弟は走らされているのかな?弟の友達のムルラギ君?」
『・・・。』
僕は今、ムルラギ君の心の中の声が聞こえてくる。
(何でこうなった!?)
僕も同じく叫びたい・・・。
元凶のネイト君に口止めされた先生たちに対して一瞬のうちに文句をネチネチ並べた。
「沈黙は肯定と捉えるぞ・・・。」
((ひぃ・・・!!))
上級生の威圧は僕まで巻き込んだ!!




