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「この子の事は大丈夫だから、お風呂に入って綺麗に成っておいで。」
と言っている内に、衣類担当係りが、町から帰って来た。
「先に風呂に入れさすから、そっちの応援お願い、衣類は脱衣場に。」
『はい!』
ってな感じで、臨時の食事をさせている時に、他の奴隷商店の馬車が着いた。
テムザムさん曰く、処分にするにもお金が掛かると言う事で、売れるのであれば売ると言う事らしい。
「金の方は問題ないのか?」
「大丈夫です。頂いた金で十分賄えます。」
「それは良かった。例の件は話しているのか?」
医療の話だ。
「いいえ、ただ人体実験のモルモットが大量に要るから、いらない物を集めてほしいとしか言っていません。」
と悪人的な笑みを浮かべた。
「ほうほう・・・確かに間違っては無いな。それにしても多いな・・・。」
「使用人の人たちが可哀想に成ってきました。」
「寝場所の確保も居るように成って来たな・・・。」
「実験場の場所も必要なのでは?」
「それもそうだな・・・。」
そう言い合っている内に食事と衣類が足りなくなって、再びメイドたちが街に繰り出していった。
「まぁ何にせよ、いろいろ迷惑を掛ける。」
「いえいえ、こちらとしても大いに助かっています。」
と言って、テムザムさんは帰って行った。
ベミスト(執事)に不動産に行って、空き家を確保しに行くと伝え、ここを任せた。
あの家を紹介してくれた、イテモメンド不動産に顔を出した。
「お待ちしておりました。ハルストモリア様から話は聞いています。」
イテモメンドさんが直接顔を出し出迎えて来た。
流石、仕事が早い!
「では、近場の大きめの家でお願いします。」
「一物件でしょうか?」
「んー今後増える可能性が有るので念のために二物件にしときます。」
と言いながら、個室に案内された。
案内された、個室のテーブルには候補となる物件情報が広がっていた。
一通り目を通し、家から近い中規模の家を確保した。
無論即決でお金も支払った。
イテモメンドさんと共に家に帰り、自分で生活できる奴隷を管理人として家に配備する事になった。
ハルストモリアさんからの応援も来てくれたようで、大分自体は落ち着いてきた。
お昼が回ろうとした時、学園からクラスメイト達が訪れて来た。
「上位式の次の日から休むなんて良い根性しているから見に来たら凄い事になっているな!!」
とムルラギが言って来た。
「ちょうど良い所に!!」
笑顔で出迎えた!
「今物凄く嫌な予感がしたけど・・・。」
「奇遇だ・・・俺もだ・・・。」
「はわわわ・・・・。」
「何を言っているんだ!これでも教師になっただよ!」
『なんだってー!』
「あれ聞いてないの?」
話に寄ると、色々やり過ぎてカオスになったらしい・・・。
けど俺が休む事を聞いて、様子を見に行くとか言って逃げて来たらしい・・・。
「まぁいいや、で、やってほしい事は、体力がまだ回復していない子が居るんだ、その子に保護魔力を与え欲しいだ。」
「まぁそのぐらいだったら・・・。」
っと言う事で、子供たちが居るところに向かって実際やってもらう事になった。
「意外と難しい・・・。」
「同じ年代だったら、何となくわかるけど・・・。」
「頑張れ!これが上手く行くと、保護魔力の操作は一段と上手くなるぞ!!」
『うーす!!』
「因みに、一人ではなく三四人ぐらい頼むぞ!」
『なんだてー!!』
タダさえ、一人でも難しいのは解っている!
けど、そんな事を言っている場合ではないのだよ!!
病から回復して直ぐに動ける奴隷も居た。
そう言う奴隷は、周りと一緒に手助けを行い何とかかんとか成っていた。
その上で、即戦力が来たから助かった!!
「ネイト君!!」
髪の毛が茶色の可愛い系の男子ロイ君が声を掛けて来た。
「僕の家、パン屋をしているんだ!要らなくなったパンが有るから持ってきてもいいかな?」
「助かる!!」
「じゃ、持ってくるね!!」
そう言って入って屋敷から出ていった。
いやーマジで助かります!!
「ロイの家のパンって、あれだろ・・・。」
「そうそう、ご貴族様御用達の・・・。」
「超高級パン、ふわふわもっちりの白いパン・・・ごくりっ。」
「噂じゃ、王様にも献上したって言う噂の・・・。」
「俺達も食えるかな・・・。」
「売れ残りでも十分だよね・・・。」
『楽しみだな・・・。』
何と、有名どころのパンの様でした。
因みに・・・。
「新人さんたちが失敗したカチカチパン持ってきたよー。」
クラスメイト全員が血の涙を流した。
やるな!ロイ君!!




