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一族に捨てられたので、何とか頑張ってみる。  作者: ゆにー
2 そうだ、王都に行こう
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 「何の冗談だね、嬢ちゃん。」


 マッチョな禿げ頭が現れた。


 牢屋の鉄の状態を視て見ると、剣を出すほどの物ではなかった。


 「本当に何の冗談だろうね。」


 左奥に数名の人の塊・他の拉致された子か?上に七人の仲間か・・・。


 鉄を折り曲げて出れる隙間を作った。


 スマイルで


 「金庫何処?」


 『は?』


 後ろも見えてないけど、今正面に居る禿と同じようにポカーンと見ているだろう。


 禿に腹パンをしてもう一度聞く、


 「お金が欲しくてワザと捕まったの、だから・・・OKANEは何処にあるのかな?」


 口から汚い物を出していた。


 「ぐぇぐぇ・・・。」


 半分理性が飛んでいたようだ。


 「汚いなー言わないともう一度味わう?」(棒)


 さすがに理性が戻ったようで、


 「上の階にある・・・。」


 「一階に七人、二階に三人いるね、一人比較的に強い人が居るけど、その人が居る所かな?」


 驚いたように見つめてくる。


 とっとと答えないから、指を鳴らした。


 「そ・・・そうだ・・・!」


 「ん、ありがとう。」


 そう言って、手を喉元を掴みそのまま捩じった。


 女の子たちが牢屋から出たらいけないので、牢屋の状態は元に戻した。


 『え?』


 驚いたような声を出した。


 「だって、君たちを守りながら行動できないから、ここでじっとしていて。」


 『え!』


 そう言って地下から出ていった。


 人質を取られたらいけないので、鍵は確保した。


 *


 七人は一部屋で屯していたので、扉の向こうから横一閃の衝撃波で沈黙させた。


 さすがに大きな音を出したので、二階から三人が降りて来た。


 一緒に降りて来たので、雷鳴撃で無力化させた。


 動けなくなった三人をそのままにして、ロープを見つけて三人を縛った。


 それから、ある程度目星を付けた所で金品を見つけた。


 品物を奪えば、売るときに困るからお金だけを回収してここから出る事にした。


 建物から出たら、夜中で周りには何もなかった。


 どうやら、町外れらしい・・・。


 小袋からコンパスと地図を取り出し位置を確かめて、領都に戻った。


 黒魔法で姿を消し、兵士の詰寄り所に場所と誘拐された子供たちが居る事を書き、ついでに報酬としてお金を頂いた事とその牢屋の鍵を添えて詰寄り所から出ていき、宿に戻った。


 朝に成り、宿を引き払った頃には街中が誘拐された子供たちの救出劇と盗まれた品物の奪還に湧いていた。


 この騒動を使いすかさずこの領都を出る事にした。


 方向はジフスミラ子爵領方面にした。


 理由はこっち方面が混雑していたから。


 領都から出る事に成功し、街道を歩む。


 街道での商人の話題は、謎の黒髪美少女による人売り盗賊団にさらわれた子供達の救出劇っだた。


 *


 謎の黒髪美少女っと言うのは俺の事なのか!?


 確かに魔境生活が長かったから青白い髪は変色して黒くなっていますけどね!


 だが!俺は男だぞ!!


 そう言えば、女の子だけが居る牢屋だったよな・・・。


 もしかして、もう一塊の牢屋の方は男子のグループだったのか・・・。


 Noooooo!!!


 馬車を使う商人からの噂が聞こえるたびにチラチラっと俺を見る商人が出て来た。


 ヤバい!


 違う意味で目立ち始めた!!


 直ちに街道から離れて人気が無い所まで移動して、短剣で長い髪をバッサリ斬り落とした。


 これで大丈夫だ!!


 再び街道に戻り、例の噂が聞こえても俺を見てくる商人は居なくなった。


 ただ、その噂を聞く事に俺のライフポイントが減っていく・・・。


 宿に出来るだけ泊まらずに出来るだけの早足で街道を突破していった。


 三日後、ジフスミラ子爵領の領都に到着した。


 *


 宿に泊まり、汚れと疲れを落として次の町に行く方向を探した。


 このままいくと、例の噂でどこかで悶絶死しそうだ。


 時間が経つにつれ、変な尾ひれや背ひれが付いて来ていた。


 このまま街道を行くのが危険になる可能性がある。


 違うルートを探さなければならないようだ。


 そんな事を考えながら、宿兼用に成っている食堂で食事をしていると魔境の話が入って来た。


 話に寄ると、ハルハートン辺境伯領に有る魔境に入った冒険者がこの近くの魔境の出入り口に出て来たっと言う事だ。


 つまりその魔境は広大で此処とハルハートン辺境伯領と繋がっていると言う事だ。


 これは使える!


 多くの商人は新たなる商機を見出していたが、冒険者たちは冗談ではないと感じであった。


 理由は、魔境であると言う事もそうだが、問題はその魔境に利益がさほど得ることが出来ないっと言うモノであった。



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