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 雨季の間に動く六体の反応があった。


 多分、あいつらだ。


 ん?こっちに向かっているのか?


 確かにこの小屋は一番安全だよな。


 けど今日中に着きそうもないな、全員まだ余裕もありそうだし、頑張れ!


 とか思っていたら、夜前に到着しましたよ。


 「あんた等には、呆れた・・・。」


 ドワを開けて第一声に与えた。


 「気付いていたんだったら、助けてくれよ!!」


 前回から交渉役をしている剣士が言っていた。


 「警告しただけで、十分甘い行動だと思うが?」


 お前たちが死んでくれたら、魔道具の発生率が上がるからな。


 それよりも相当無理をしていたようで、疲労が目に見えていた。


 「助けてくれ!頼む!」


 「対価を求む、これ以上は善意で行動は出来ない、こっちも命が掛かっているのでな。」


 「・・・金か・・・。」


 またですか・・・。


 「この近くに商店が有りますか?他に何か無いの?」


 「・・・体・・・。」


 一番背の低い女性が物騒な事を言いました。


 「いらん!」


 ぶわ!


 仲間の奴が避難する目で見てくる。


 「無かったらそれまで、早々にどっかに逝ってくれ。」


 漢字変換は間違っていないぞ。


 「ま、まて、魔導鞄だ!これでどうだ!?」


 「もう四つほど持っている。要らない。」


 「じゃぁ、この投擲剣はどうだ!魔剣化しているぞ!」


 「十四振り持っているから、要らない。」


 「じゃぁ!この毛皮は!!」


 「それ以上の上等な毛皮を持っているから要らない。」


 「じゃぁ私の体でどうよ!!」


 いちばんスタイルが良い美人な女性が言って来た。


 「いらん!お前たちは俺を怒らせたいのか!?」


 暗闇に中で二人の女性がOTZと成っていた。


 「あーんーと・・・。」


 さすがに慰める言葉もないか・・・。


 「はぁ・・・錬金知識と社会情勢の情報でどうだ?」


 ばっっと振り向き六人が首を上下に振った。


 *


 六人を中に入た。


 「所で、食事は?」


 確か、休憩もなしで此処まで来ていたよな・・・。


 「まだっと言うか、無いのです。」


 「どういう事だ?」


 「すいません、何せ食糧がテントごと流れた物で・・・。」


 話に寄ると、俺の警告後、安全地帯の確保と言う観点から、木の上には移動する事になったそうだ。


 ただ、木を登る事に時間が掛かった事と、あまり信用しなかった事より、木の上に避難した時には雨水の洪水で食糧が流れてしまったと言う事だ。


 「魔導鞄を持っているのに、食糧が無いってどういう事だ!?」


 俺だったら、万が一の時に備えて食糧を魔導鞄にいてれ移動する。


 「その魔導鞄が流れた!どうしようもないじゃ!!」


 狩人の装備をしている男性から声が上がった。


 「はぁ?」


 「販売用・・・間違えて・・・持ってきた。」


 大柄な重装備の男性から途切れ途切れに声が聞こえた。


 喉元に バカか! と言いかけた。


 「・・・かなり個性的な間違えだな・・・。」


 冒険者にとって、絶対に間違えたらいけない間違えだった。


 「かなり遠回りでバカにされたのは解ったよ!!」


 狩人さんからのツッコミだ。


 *


 翌朝、下に向かうロープ梯子を下した。


 俺は無くてもジャンプで此処まで上がれるが、居候達は無理だからな。


 家の中に入って、朝食の準備をする。


 居候達は疲れがたまってか、今だに眠っている。


 朝食の鍋が出来上がる頃、目を覚ましてきた。


 「作ってやったぞ。」


 「ありがとうございます。」


 即席で作った、お椀に鍋を入れていく、因みにこのお椀は例の騎士団の時に作った物だ。


 「安心するのは早いぞ、狩りは自分たちでやるんだな、その為にわざわざ下るためのロープを付けてやったんだからな。」


 「はい・・・。」


 俺も狩りに行かないとな、何時こんな予定外が有るか解らんからな。


 特にあの騎士団が再び来るかもしれんからな・・・。


 朝食が終わると、女性陣がモゾモゾし始めた。


 異天の知識で幾二つの候補が出て来た。


 但し俺は譲る気はなかった。


 トイレ・着替え


 十分に余裕が有るが、女性兵士みたいに神経が牛蒡な奴は居ないから・・・。


 何かを言いかけたので先手を打った。


 「トイレ・着替えたかったらお前たちが外に出ろ。」


 俺の家で何で俺が家を出んとならん!


 「あんた!ちょっとじょ・・・。」


 自分から体!と言わなかった最後の女性が突っ込んで来たが、殺気を出して黙らせた。


 「いやなら出て行け。」


 「・・・。」


 悔しそうに言葉を飲み込んだ。


 俺は、食器を洗浄し始めて、それ以降無視した。


 って言うか、食器を洗うための大きめの桶は壁に側に在り、必然的に視線は壁に向かう事になる。


 男性陣は何故か俺の手伝いに来た。


 つまりそういう事か・・・。


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