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42.イグルーを作りました

今日はばっちり晴れです。

ここ何日か雪が降っていたので、サラサラの雪でもしっかりと積もりました。


「お祖父さん、折角の雪だから雪でお家をつくってみよう!」

「あぁ、イグルーか。雪山にキャンプに行く時によく作ったよ。懐かしいね」

「イグルー?お家の中で、飲んだり食べたり寝たりできるように作れる?」

「この雪の量だとそんなに大きいのは作れないけど、なんとか作ってみよう。しっかりと防水の手袋をはめるんだよ。」

本当はミリーも誘いたかったけど、寒いし道が悪いので今回は誘うのを辞めにした。

一度作ったら中々溶けないようなので、チャンスがあれば一緒に遊びたい。


まず祖父は少し地面の雪を掘り出して2メートル程の円を作り、雪かきをしてできた雪山から、新雪を払い、レンガの3倍くらいの雪のブロックをノコギリで削り出して行った。


祖父と一緒に作った雪のブロックを円に沿って並べていく。

すっごく重いです。私あまり役にたたないかも!

祖父は慣れた手つきで、どんどん雪ブロックが積み上がっていく。ある程度積んだら椅子と私を円の中に入れて待機しているように指示がだされた。しかも任務付き。天井が出来あがり、祖父から合図がでたら枝でマークされた箇所をノコギリで削って出て来ると言う、簡単な任務だけどこれができないと入り口ができない重要な任務。


別に全然怖くないけど少し斜めに角度をつけてブロックが置かれ始めた時は手伝うべきか悩んだ。

でも、余計なことをする方が手間になると思い大人しくしている。

昔誰かに、小さな親切大きなお世話って言われて子供心が傷ついたんだよねぇ。


どんどん出来上がる雪の壁を内側から見れるなんて、贅沢だなぁーとか、光が入って綺麗だなーとか、ぼうっとしている内に、隙間を雪で塞いでしまい、開いている天井部分からのみ、光が入るようになった。


「よいしょっ」

祖父は滅多に言わない掛け声で気合いを入れ、天井に一際大きいブロックをはめる。

天井の隙間も雪で埋めるとイグルーの中は薄暗く、音の遮断された空間になった。

祖父から、削ってでてくるようにと合図が聞こえた。外からの声は雪に吸い込まれるように聞こえる。

細いノコギリを目印に差し込み、ゾリゾリと壁を削る。

ノコギリを入れたところを押すと、気持ちよくカポッと雪の板が外れて光が入り込んだ。


「出来たね!ここから仕上げに入ろう!」

私がイグルーの中からでると、祖父は張り切って壁に綺麗な線を入れて行き、煉瓦造りの家の様な綺麗な見た目になった。


そして、雪の塊で椅子や机を作り、イグルーの中へと入れる。

イグルーを作り始めてからこれまで、たったの1時間。


あまりカマクラ作りとかした記憶はないけど、こんなに簡単に作れたんだね。

七輪とお餅があれば中で焼いてみたい。みかんも焼きたい。


けれども、無い物はないので、家から暖かいジャガイモのチャウダーとスコーンを持ってきてイグルーの中で2人で食べた。

一緒に食べると美味しいね。


祖父はその後仕事に行ったけど、私はそのまま中で本を読んだり、おやつを食べたりして暗くなるまで過ごしちゃった。


夜は、外で焚き火をし、肉や野菜でバーベキュー。

露天風呂も熱めのお湯で沸かして入り星空と雪景色を満喫する。


キャンプ気分を味わったけど、さすがに寝る時は家に戻り自分のベッドで寝ました。

いつもありがとうございます。

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