62.初物 とイリスのレアチーズケーキ奮闘記
予告詐欺です。神様パートのみです。
なんという事であろうか。今この手には、反射的に取ってしまった皿が。
皿には細長いパンと、棒状に切られた野菜が盛られている。野菜からは塩の混ざった爽やかな香りが立ち昇ってきていた。
皿の料理を見つめ、じっと見つめ、じーーーーーっと見つめ。
しばらく待っても消える気配はない。これは現実であるのか。……であるとすれば、我が食材を設置し始めて、初めてドロドロスープでは無いモノを奉納されたということである。
……ドロドロスープでは無いモノを、まさかヨリではない者から奉納される日が、こんなに早く来るとは。
今までの努力が怒涛のように脳内を駆け巡る。
それらが報われたということであろう。胸が熱くなる。感無量とはこの事を言うのであろうな……。
感動が冷めやらぬうちにこの奉納品を食さねばならん。皿を持ってテーブルに行き、いつもの場所に腰掛けてパンを手にした。ちぎって食そうとしたのだがフランスパン風のパンであったのでちぎりにくい。そのままかぶり付くことにする。パクリ。
「ぐ、ぐぬうっ?」
中に挟まっているモノの味は、シュガーパンと同じであると思うのだが、シュガーパンの時のようにジャリジャリとした歯触りが無い。そして弾力のあって噛み切りにくいパン皮の舌触り。噛むごとに混ざり合うソレと何か甘いモノが、たまらなく合っていて美味であった。
「むうううううん!!」
感動で、より美味に感じるということがあるかもしれぬ。……いや、そうでは無かろう。ヨリの作るモノは何でも我を感動させるのである。感動するたびにヨリに感謝し、あの男に感謝し、イリスに感謝し、トーラスに感謝をし。そしてその者たちに、美味なるモノを噛み締めるのと同じ数だけ、何度でも礼を言いたくなるのである。……実際には照れくさくてなかなか言えぬのであるが。
「あらニルヴァス、美味しそうね」
む。イリスであるか。
「これはやれぬぞ」
抱え込んで渡さぬ我に、イリスが向かいに座りながら「なんで」と問う。
「これは我が世界の者に奉納されたモノなので、やれぬ」
我が言うと、イリスが口を開けたまま動きを止めた。目まで開き切って、大きな眼が一層大きく見えるのである。そんなイリスをそのままに、席を立って昨夜のレアチーズケーキを取りに行く。
「朝飯はやれぬゆえ、これを食すが良い。大変美味であるぞ」
この日を迎えられたのは、イリスによるところが大きい。礼を言えぬ代わりに奮発して残りの全部をそのままイリスの前に置く。スプーンも出して添えてやった。
「あいにくと湯冷まししか用意できぬが……」
我がその言葉の先を言おうとしたのだが、そこで元に戻ったイリスが手を上げて我を制する。
「ひと口食べて、合うお茶を自分で持ってくるから、いいわ」
そう断ってまずはひと口ケーキをパクリ。もむもむと咀嚼し出すと、見る見る頬が赤く染まり、目がまた大きく開き、口元には手が当てられ──────。
「なにこれおいし過ぎるんだけどっ!!!!」
ぬう、耳が……。
多少の魔力の放出ではビクともしない神域が、ビリビリとその叫びに震える。ヨリがおれば吹っ飛ばされたかもしれぬくらいには、叫ぶ時に神力を放出しおったのだ。しかも口にモノを入れたまま……手を口で覆ったのでまあ良いのであるが。
「何て言うのコレ?! 今まで食べた事ない種類の美味しさだわ!」
「うむ。レアチーズケーキと言うモノだそうである」
我が教えてやると、イリスはまじまじとひと口分が削れたケーキをじっと見つめ、「んんん~~~~~」と唸り始める。いったいどうしたというのであろうか。
「アールグレイに決めたわ。持ってくるから、食べないでよね?」
どうやら先の唸りは、どのお茶にするかを悩んで出たものであったようだ。我に指を突き付けて、言いたい事を言ってさっと姿を消した。宣言通りの茶を取りに行ったのであろう。また1人になった部屋で、我は目の前の料理に向き直った。
「うむ。美味であるな」
ひと口ひと口を飲み込むたびに、そう言葉が漏れた。この感動は、ヨリに初めて料理を作ってもらった時と同様のものだ。意図せずとも自然と感動が言葉を発させるのである。
そうして我は、「初物」を思う存分堪能したのであった。
+ + +
「ちょっとカズユキ、アールグレイ入れて!」
己の異空間部屋に飛び込み、カズユキの姿が目に入るやいなや私は叫んだわ。だって早くアレの残りを食べたいんだもの。ニルヴァスが食べてしまうなんて本当には思ってやしないけど、とにかくアレを早く口に入れて、また至福を味わいたいのだ。
「あ? なんだいきなり」
「ニルヴァスのとこでレアチーズケーキを食べるの。ひと口だけ食べたの。めちゃくちゃ美味しいの」
「ほう、菓子まで作れるのか。すごいな」
心底感心してお茶用のお湯を沸かし始めたカズユキは、お菓子の作り方は知らないの。ただ、搾るだけの生クリームとか、チョコレート菓子の事は教えてくれて、おかげで表面がカリカリしてる丸いチョコレートと四角いひと口チョコは、私の大のお気に入り。細いビスケットにチョコレートが薄く付いているのも、シンプルに板になっているのも、もちろん大好きよ。
カズユキはお酒の入っている柔らかいチョコレートが好きだと言って、もちろんソレを食べる時には私にも勧めてくれるし、私が一度でも美味しいと言ったモノはこの部屋に常備してくれてるし、とっても優秀な使徒なのよね。……カズユキってデキる男だわ。ヨリに彼の良さを教えてあげられるといいのだけど。あ、ケーキの話だったわね。
うちの世界のケーキは、甘いパンを薄く切ったり、薄く焼いたり、小さい四角に切ったりしたものに、果物とか刻んだり溶かしたチョコとか生クリーム(ダンジョンで獲れる搾るだけのやつ)を掛けて食べるの。それはそれですっごく美味しくて、私の中では一番のお気に入りオヤツだったわけなんだけど。
「あのケーキは違う次元だわ」
私は美味しさについてそう表現したのだけど、カズユキは「そりゃあっちの世界のだからな」と湧いたお湯をまずポットに注ぐ。
「それもあるかもしれないけど、美味しさの種類が違うのよ。一番下の薄いのがぱふぱふで、上は白くてふわトロしてたから生クリームだと思ったのに、全然味が違ったの。知らない味だったわ」
一生懸命、ひと口だけ食べたソレを思い出しながら伝える。
「レアチーズは確か、クリームチーズが材料に入ってたはずだぞ」
カズユキが、保温をかけたカップを2つトレイにセットしながら言う。
「え?! そうなの?!」
クリームチーズならパンに塗ったりサラダに入れたり、そのまま食べたりしているわ。でもあれ、甘くないわよ?
「レアチーズなら、ストレートにしておくぞ」
カズユキがポットのお湯を捨てて茶葉を入れながらそんな事を言う。でも私の好みは砂糖にレモンなのだけど……。
「どうして?」
「レアチーズケーキにはレモン汁と砂糖が入ってるはずだからな。紅茶にレモンと砂糖入れて、そこにミルク入れたら、ほぼ同じ材料になっちまうぞ。たぶんストレートの方が合う」
「レアチーズケーキに詳しいのね。今まで聞いた事なかったけど」
そうよ。知ってたなら何で教えないのよ。チョコレート菓子が設置できるんだもの、ケーキだって設置できるのよ。もちろんこっちが「したい」と言っても相手が「駄目」と言えば出来ないのだけど。
「こんな美味しいモノの存在を今まで知らなかったなんて、とんだ時間の無駄だわ。さっそくトーラスに交渉しないと!」
意気込んで叫んだ私に、カズユキはポットにお湯を注ぎながら首を傾げる。
「ケーキってのは難しいと思うぞ」
「そんなわけないじゃない」
なんで難しいのか解からないわ。トーラスが駄目と言う理由が思い付かない。今までだって駄目と言われた事が無いもの。私がもう交渉が成立したかのようにニンマリしていると、背中を向けたままのカズユキに、訊かれた。
「ケーキは硬かったか?」
「スプーンで食べたんだから、柔らかいんじゃない?」
「どれだけ柔らかい?」
そう訊かれて、あのレアチーズケーキにスプーンを入れた時の抵抗具合を思い出す。
「生クリームより少し硬いくらいかしら」
「じゃあソレ、どうやってドロップさせるんだ?」
やけにのんびりと質問をくり出すカズユキ。きっとカズユキは、ケーキ設置が難しい理由を教えたいのだと思うんだけど、時々回りくどいのよね。でもこういう問答の中で考えて気付いた事って、すっごく「あああ!!」ってなる事が多いのも事実なの。って事は今回もそうなのね。
私は目を瞑ってドロップ現場を想像する。
「えーっと、砂は……駄目ね、付くもの。ドロップは低くても大人の膝の高さよね。そのままだと崩れちゃうし、地面に付くし……う~~~~~ん」
あれ? 簡単だと思ったのに、すぐには思い付かない。
私が脳内でケーキを設置する方法を考えている間に、カズユキがポットにフタをしてトレイの上に載せた。ポットに保温を付与して、「気に入った濃さのとこで時間停止かけろよ。苦くなりすぎたら、湯で薄めろ」と指示をくれる。いつもは傍に居てカズユキが調整してくれるから、実は自分で調節するのは初めてだったりするのよね。それに頷いてトレイを持った私は、すぐさまニルヴァスの異空間部屋へ転移したわ。
ケーキの設置方法は、まずはあの美味しいケーキを食べてから考えればいいことだものね?
転移してさっそく紅茶を注ぐ。たくさん量を飲む時は、最初の一杯は薄目が好きなのよ。段々濃くなってくる味を楽しむのも好きだし、甘いモノはたくさん食べたいから、後で濃いのが欲しくなるのよね。今回はレモンも砂糖も用意してないから、どうなるか判らないけど。
カップが2つあるので、ちゃんとその辺の説明もしながらニルヴァスにも注いでやる。
真ん前には行く前に残したままのレアチーズケーキ。左斜め上に紅茶のカップとその右横にポットを置いた。トレイは邪魔なのでテーブルの端へ。
さあセット完了、食べるわよ! スプーンを手に取り、先ほどより大き目のひと口をすくう。思い切り口を開けて、舌に載せるように口の中に入れる。
しっかりめのふわトロが口の中でほとんど噛まずにとろける。ぱふぱふの甘さとふわトロが混ざって、まさに至福のハーモニーだ。
「やっぱ、おいしいいいいい~~~~~!!」
これ、本当に美味しいわ! うちの世界には無い味だし、絶対欲しい~~~~~~!!
私はケーキ設置に向けて全力を尽くす事を宣言するわ!
固く心に誓って次を頬張る。
3口食べて紅茶を飲むと、あらまあ、なんて美味しいのかしら! 渋みが舌に残る感じが苦手で砂糖とレモンを入れていたのだけど、むしろ今はその渋みが口の中をさっぱりと洗い流してくれる。砂糖とレモンを入れた時の紅茶は口に含んで舌先で味わう感じだったのが、これは同じようにして飲んでも口の奥で味わう感じ? そのせいか喉がとてもスッキリする。これ、病みつきになりそうだわ。でも、もうちょっと濃いめが欲しいかも。渋みが苦手だったのに、その渋みが欲しくなるなんて不思議ね。
口がさっぱりしたところで、またケーキを食べる。それを繰り返す。さっぱりさせても量を食べればくどさは増すものなんだけど、どんどん濃くなる紅茶のおかげで、いくらでも食べられる。何これ、魔法なの?!
いつもこのくらいは軽く食べてしまう私ではあるけれど、いつもは煎茶なのよね。煎茶の渋いのは好きだから、いつも大量の煎茶と一緒に食べてるのよ。でも今日はアールグレイの気分だった。おかげで新しい美味しさに出会えたわ。カズユキのアドバイスの賜物でもあるわね。
「あ~~~幸せ!」
あんなに苦手だった濃い紅茶を飲みながら、そんな言葉が出るなんて自分でも信じられない。それもまた幸せだ。
「うむ」
向かいでニルヴァスが強く同意しているわ。手には湯呑み。湯呑みの中には湯冷ましが。
どうやら濃い飲み物は苦手のようだ。一杯目だけ紅茶を飲んで、後は湯冷ましを飲んでいる。
私の世界には元々お茶文化があったけど、ニルヴァスのとこには無かったみたいね。しかも甘いモノは私だけで食べてしまったし。だって美味しくて止まらなかったんだもの~~~~~!!
「ねえニルヴァス、ダンジョンにケーキを設置する方法って、あると思う?」
試しに訊いてみる。ニルヴァスは眉間にシワを寄せながら頑張って考えてくれたけど、いい案は無かったわ。容器に入れればいいって案が一番現実的なのだけど、落とせば衝撃で崩れそうだし、地面を草で覆っても、あの柔らかさだから葉っぱがクリームにめり込みそうだし、草に当たってひっくり返れば無残な結末にしかならない。時間停止を付与しても柔らかさは変わらないし、固める系の付与をすれば、解除しない限りあの柔らかさで食べられないしね。
設置するなら自分たちだけが食べられる仕様にしてはいけない。これは神として自分に定めたルールなのだ。
「とても美味しかったわ。もし設置できるならしたいくらいよ」
結局いい案は出なかったけど、とても満足のいく時間だった。何としてもケーキを設置するという決意を胸に、私はニルヴァスに「またね」と背を向けたのよ。
え? このまままっすぐ帰るわけないじゃない。まずはトーラスにケーキの交渉をしなくちゃでしょ?
設置方法なんて設置できるようになってから考えればいいわけよ。ふふん、私ってあったまいい~~~!
「あれ、今日はイリスなんだね」
トーラスを探し回ってやっと見つけたと思ったらそう言われたわ。
「今日はって?」
「昨日、ニルヴァスが来たんだよ」
「ふ~ん?」
ニルヴァスが何をしに来たのかっていうのは、わかり切ってるわ。交渉しかないもの。
「ここ最近、交渉の回数が増えてるよ」
「いい事じゃない? ヨリが頑張ってくれてる証拠でしょ」
まだちょっとしか経ってないのに、もうニルヴァスの願いを一つ叶えちゃったのだもの。
「あの娘、すごいわよ」
自分の事のように嬉しくなってしまう。そうそう、私の要件を言わないと。
「ねえ、レアチーズケーキが欲しいわ」
私が言うと、トーラスが首を捻りながら考え出した。え? まさか駄目って言うんじゃないでしょうね?
少し焦る。ハラハラしながらトーラスの答えを待つ時間が、とても長く感じる。ちょっとまだなの?!
「う~ん。たくさんあり過ぎなんだよね。僕のオススメでいいならすぐ用意できるけど?」
たくさんあり過ぎってどういう事かしら? まあいいわ。すぐ用意してもらえるなら、まずはソレをもらうわよ。さっさと頷いて、トーラスが手のひらにポンと出した丸いモノを受け取る。
上下が平たくなっている丸い容器だ。薄い木で作ってあるみたいね。フタと思しきところを開けると、中には白い紙。それをガサゴソ開けてみると、あら、表面が黄色いわ。さっき食べたのと違うわね。
「ヨリが作ったのと違うけど」
「あのね、ケーキなんて店ごと、作る人ごとに変わるものなんだよ? 彼女のと違っても、それは絶対に美味しいから」
トーラスがそう言うなら間違いないわね。今まで彼のオススメが外れた事などない。
「じゃあコレ、もらっていくわね。魂寄越しなさい」
「いつも助かってるよ」
神力で作ってある、魂が50個入っている球体を受け取り、立ち去ろうとして、ふと気になって訊く。
「ニルヴァスは何を持って行ったの?」
「ゼラチンと寒天と純ココアとバニラビーンズ」
「純ココア? バニラビーンズ?」
ゼラチンと寒天はカズユキから聞いた事があるけど、あっても使い方が解らないからって、コーヒーゼリーと寒天みつ豆にしたんだったわね。私が気になったのは、ココアとバニラエッセンスに名前が似ている2つ。種類違いなのかしら。
「純ココアは甘くないココアで、バニラビーンズはバニラエッセンスの素になってるモノだよ」
「ふ~ん」
甘くないココアなんて美味しくなさそうだし、素ってことはどうにかしないと使えないのよね? うちの世界にはいらないわ。
「じゃあまたね」
手を振るトーラスに頷きだけを返して転移する。手には大きさのわりにずっしりとした容器。これならフタもあるし、そのままドロップさせられそう。すぐにでも設置できそうね。うふふ。
え? これをひと口でも食べてしまうと、設置した時に食べて減った部分がそのままになってしまうのよ。トーラスは一度きりしかくれないし、ここは食べたくても我慢我慢我慢我慢!! ってわけ。
早速部屋に戻ってカズユキに見せたら、「〇〇オか! よし、すぐ設置しろ。近くに設置しろ」と、ものすごく急かされちゃったわ。そんだけ美味しいらしいのよ、このレアチーズケーキは。
要望通りに近場に設置したと報告した瞬間カズユキが飛び出して行って、10分後には獲ってきたそれを前に紅茶が出来上がるのを待っていたんだけど。
味? もうね、最高だったわよ? 容器に入ったままスプーンで食べたのだけど、1個なんて軽いわね。ストレートティーをお共に、5個はいったわ。
まろやかさ、甘さ、濃厚さ、生地とレアチーズ部分のハーモニー。───もうっ完っっ璧!!
ヨリのも美味しかったし、レアチーズケーキは世界を超える味ね。
そう言ったらカズユキも10個目を食べながら強く頷いてたわ。1個目を食べながら吠えてた時は正直引いたけど、考えてみたらこの味を知ってるのに千年食べられなかったんだから、そりゃ嬉しいわよね。吠えるのも当然よ。
「そんなにレアチーズケーキが好きなら、なんでそう言わないのよ。そしたらヨリのケーキを持って帰って一緒に食べたのに」
そうなのよね。あの時はそんな素振りも見せなかったじゃない。
「千年ぶりの大好物がほんの少ししか食べられんとか、余計に辛くなるだろうが」
なるほどね。あの吠えっぷりを見た今なら納得の理由だ。
「じゃあヨリと交渉して、ヨリのケーキも設置するのはどう?」
そうすれば愛しのヨリのケーキを、いつでも食べられるじゃない? 私もまた食べたくなっちゃったし。
「何と交換するかによるな」
「そんな事ばっかり言って、ヨリにケチとか意地悪って言われても知らないわよ」
ケーキの設置を邪魔する気なら、私にだって言い分はあるわけよ。眉間と鼻の頭にシワを寄せて唸ってるカズユキなんて、知~らない!
イリスは無事レアチーズケーキをゲットしました。〇〇オにはカズユキも大興奮です。
終わってみればニルヴァス様よりもイリスの方が出番が……。うぬ、申し訳ない。
私も〇〇オのレアチーズケーキ、1人占めで食べたいです。夢ですね~。
次話こそ布屋に行きます!
 




