第五章②
俺はレナードと作者を許さねぇw
あと、青髪、登場の仕方イケメン過ぎるだろw
第五章②
「ハク、お前は一体、何に……。」
言葉を言い切る前に、剣が交わる。重い。あまりにも重い。
だがその重さは質量だけではない、そんな気がした。
「こんな馬鹿力、いくら鍛えてるとはいえ、19歳の女の子に出せてたまるか!」
なんとか弾くレオン。
すでに荒い呼吸のレオン。相変わらず無表情のハクトー。
ハクトーを正視する。
しかし……消えた。
そして後ろに気配を感じる。
「こなくそー!」
咄嗟の動きで、なんとかハクトーの剣撃を防ぐレオン。
劣勢。こんなこと、剣を握り始めた頃以来だった。
「本当に……ハクなのか。」
ハクトーは何も答えない。周囲の阿鼻叫喚の音だけが響いていた。
「ハクは……私がなんとしても……止める!」
「そうでないとこの子は、この子は、ただの殺人鬼に……。」
「レナード、忘れないからな……。」
再び見えなくなる。ただ、気配だけがそこにあった。
「そこか!」
「ここで一気に!」
レオンが初めて攻勢にでた。しかし、剣は届かない。
「なん……だと……!?」
いつもなら間違いなく届いていた。それなのに……。
見事にかわされた。
その後も攻防は続く。だが、やはり劣勢。
元々傷だらけだったレオンの鎧は、もう完全に役割を終えていた。
剣も何度も重ねるうちに、朽ちてきている。
そして疲労という最大の敵が、レオンの判断を鈍らせた。
「そこか!」
と、剣を振るった先にはハクトーはいなかった。
そして……。
ハクトーの剣だけが、グッさりとレオンに刺さっていた。
「!?お父様」
「ハク、強く……なったな。」
「わわわわ私は、一体! どうして! なんで!」
その叫びは誰にも届かなかった。そしてぐったりとしたレオンだけが現実だった。
「そんな……そんな……お父様あああああああああああああああああああ!」
その叫びは、戦場一体に轟いたかもしれない。
「あんたは放っておけないな。」
そこには、剣を構えた青髪がいた。
続く




