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白い生き物  作者: 七
3/3

後話 改めてよろしく異世界

霧が神域を出てわりとすぐ。ソレは声と共に突然姿を現した。


「――やっと出てきましたね。落ち人のお嬢さん」


眼を見開く霧の前には質の良いタキシードを着込み上品な仕草でたたずむ1人の青い髪の美青年。ただし逆さまで。まるで重力などないかのように青年は何もない場所で逆さまに立っていた。


その肌の色はーー黒。まさか…


「ーーま、魔物?」

「いかにも、あなた方人間が魔と呼ぶモノです。正確には魔族、ですが。ダリムとお呼び下さいお嬢さん」


マジか!霧の頭の中で魔族関連の情報が駆け巡る。


魔のモノは生に対する殺戮衝動を持ち、負を糧としているモノだと本に書いてあった。魔物ならば本能で、魔族ならば意思をもってその存在価値を示すように。人とは決して相容れないという言葉を霧は身をもって体感した。見た目は人だが目の前のソレは何かが決定的に自分とは異なっている。


しかもよりにもよって魔族って!対国軍総戦力Lvキター!!


「な、何かご用でしょうか」


スマイル0円を浮かべながらジリジリと後退する霧をダリムと名乗る青年はユルリと微笑みながら口を開いた。


「勿論用があります。2年ほど前から貴女が1人でこの忌々しい『箱庭』から出てくるのを待っていました」


ーー箱庭?知らない単語に霧は内心首を傾ける。


霧は知らなかったが実は霧がいる森を神域と呼んでいたのは正しかったりする。祠は正しく神の祠であり、祠を中心とした一定領域の事を箱庭と呼ばれている。箱庭は世界各地に存在し、常に清廉な空気に包まれていて闘争本能が強い中~大型の動植物は近寄らない。木々と小さな動植物達で形成される神聖な場所である。


当然魔のモノは立ち入ることも出来ない。


ちなみに、神の領域を神聖なものという精神的理由からと、箱庭周辺の魔物を含む愉快な動植物達が強すぎて近付けないという物理的な理由から人々は箱庭への立ち入りを禁忌としている。引きこもり大正解。霧にとって世界で一番安全な場所だ。


そんなことは知らない霧はダリムの言葉を考えていた。2年前…思い浮かぶのは赤ん坊だったシロ。うん、何度思い出しても赤ちゃんシロまじ天使。


「アレは私の物です。返して頂けませんか?」


言うと同時にダリムが正しく重力に従い地面に降り立ち、疑問一杯の霧に向かって優雅に歩きだした。


逃げなきゃ!霧はハッと我に返り踵を返して神域に帰ろうとしたがーー入れなかった。ガラスのような見えない壁がキリの行く手を阻んだのだ。うぉい!何で!?


「ふふ、無駄ですよ。結界を張ったので箱庭へは入れません。 …逃がしませんよ?」

「っあ!」


ならばと横へ逃げようとして見えない何かが身体に巻き付いて身動きが出来なくなる。拍子にハラリと被っていた布が外れた。


「ーーほぅ。実際見るのは初めてですが報告通り本当に見事な黒ですね。おまけに髪と瞳の2ヶ所とは」


魔族は黒の数が多いほど高位の証となるためダリムの声には少し賞賛と驚きが混じる。しかし霧に魔族が必ず持っている『核』がないのは確認済み。


つまり、黒を2つも有する――人間。ダリムの口元が愉しげにクツリと歪んだ。


「面白いですね」

「何で…私にはシロの結界が…」

「あぁ、この私にあんな結界ききませんよ」


ダリムは答えながら戸惑う霧の真正面に来くると、霧の後ろ髪に手を差し入れて瞳が見やすいように顔をあげさせた。間近で覗き込むダリムの紅い瞳に霧は為す術もなく固まるしかなかった。


「震えていますね。その怯えた顔もなかなかよいですよ」


反対の手でスリッと霧の頬を撫でたダリムの指のあまりの冷たさにビクリと震える。それも楽しかったのかクツクツと笑う紅い瞳。


「お気づきでしょうがアレは人ではありません」


デスヨネー。さすがにあの成長速度は異世界でもあり得なかったようだ。元気に育ってくれたから別に何でもいいけど。


「アレは私が造り上げた殺戮生物。負の感情を餌に急成長していき最終的には人を殺しまくる…はずだったんですけどねぇ」


ダリムは霧の髪をクルクルして弄ひながらやれやれと肩を竦めた。


「しっかり管理していたはずなんですけど目を離した隙に逃げられまして。まさかすでに高位魔法の瞬間移動(テレポーテーション)が出来るとは思いませんでした。しかも逃げた先が箱庭とか親に対してなかなか反抗的だと思いませんか」


問いかけられても霧が頷くわけもなく、「まだ生まれて間もない空っぽの状態だったからウッカリ箱庭も受け入れてしまうし、本当に忌々しい」とブツブツ呟くダリムに恐怖も忘れて霧の怒りボルテージがグングン上がる。


ウチの可愛いシロを殺戮生物とかぬかしやがつたなこのコノヤロウ!似非紳士!霧は心の中で目一杯罵った。


「――あぁうん。よい負の感情ですよお嬢さん」


駄目だ。悦ばてしまったようだ。魔族って変態?


「アレの成長が止まったでしょう?ある程度は自然界の負で育ちますがあくまである程度ですからね。本来なら生まれてすぐにこの負を圧縮した黒珠を与えて一気に最終形態になるはずだったんですよ?」


そう言うとダリムは何もない空間から真っ黒な野球ボール位の球体を掌に出した。瞬間霧をおよそ人が抱く負の感情――恐怖、絶望、虚無、喪失感など――が襲う。


嫌だ…この球体怖い。怖い怖い怖い!!


額に冷や汗すら出てきたあたりでダリムが球体を消したため霧は大きく息を吐いた。


「失礼。人の身では精神がきつキツかったですね」


何今の。あんな教育によろしくないモノをシロに渡す気?有り得ない。霧は立っているのも辛かったが弱味は見せまいと懸命に踏ん張りダリムを睨んだ。


「ふふ、落ち着きました?それでですね、やっと見つけたと思ったら場所が箱庭で手出しできないし、成長して箱庭から出てきたと思ったらおかしなモノに変化していて最終形態に成長させられないしと困っていたのです」


よし!何かわからないけどおかしなモノとやらありがとう!ザマーミロだわ。


「あれ、あなたの仕業ですよね?」

「…へ?」


笑顔から一転真顔になったダリムに霧はパチクリとまたたきを1つ。


「私にそんな力はないです」


はい、初級魔法すら使えないただの異世界の人間です。


「いいえ、貴方の仕業です。どうやらアレは取り込んだ感情により性質を変える力を持っていたみたいですね。負を与えることしか考えていなかったので盲点でした」


厄介ですとダリムはため息をついた。


「貴女がアレに愛とやらを教えたせいでアレの中の正の性質が大幅に増えていました。成長は負の感情で大きくなるように造ったから止まりましたが今アレの心は負を全く受け付けません。黒珠を与えても無駄でしょう」


…え~っと、つまりあの子に酷いことをさせずにすんだって事?でかした私!


「だから私は考えたのです。どうすればいいか」


ダリムはシロの育て方が間違ってなかったと喜ぶ霧の胸元に手を当てた。


「アレ自身を負の感情で一杯にすればいいと」


…え?


瞬間霧の全身に強い電気が走った。膝から力が抜けるがいまだに身体に巻きついている何かのお陰で倒れることはなかった。ダリムは痺れて声も出せず動けない霧の髪を楽しそうに撫でる。


「本当は貴女を殺そうと思ってたんですよ?でも気が変わりました」

「ママ!」


シロの声と同時にダリムの気配が遠退く。…シ、ロ?


霧は消え行く意識の中で箱庭から出てきたシロを視界に捉えた。来ちゃ駄目!心の中での叫ぶも届かず、シロはダリムと対峙した。


「やあ待っていたよ、久し振りだね。お前の事だから私の事は覚えているよね?」

「だまれ。ママに掛けた結界が壊れてる。ママに何をした!」

「ほんの少し痺れて頂いただけですよ。まぁもう少し傷は増えるかもしれませんが、ね」

「――っきゃあ!」

「ママ!」

「し、ろ…」


ダリムが軽く手を振ると霧の全身に無数の小さな傷が走り、霧はそのまま意識を手放した。シロがダリムに向かって炎を飛ばす。しかしダリムはそれも軽く手を振っただけで打ち消した。


「不完全なお前が、お前を造った私に敵うわけないだろう?」


ダリムが手を出すとシロが何かに弾かれ後ろに吹っ飛び幹に激突した。シロから霧に視線を移したダリムは霧が気絶しているのを確認すると話し掛けながら抱き上げた。


「先程も言いましたが貴女の黒い髪と瞳が気に入ったので飼うことにしました。紅く染まる貴女も素敵ですが折角黒に映える白い肌ですし帰ったら治癒してあげますね」


ダリムは霧の口の端から流れる血を指で拭うとそのままペロリと舐めた。起きていれば間違いなく変態と叫んでいたであろう霧は幸か不幸か気絶中。いよいよ魔族変態説が濃厚となったところでダリムは吹っ飛んだシロの方へ歩き出した。


「っう、ママを離…せ!」


血だらけのシロが倒れながらダリムを睨む。


「ふふ、いい感じに負の感情が増えているね。…あと少しか。お前のママは私が大事に飼ってあげますから――」


ダリムがそこで言葉を切ると、再びあの黒い珠が現れる。


「――お前は何も気にせず人間を殺してきなさい 」


黒い珠は静かにシロに吸い込まれていった。


「あ、あぁぁぁああぁぁぁあぁぁ!」


仰け反りながら咆哮をあげるシロ。


「うまく黒珠が溶け込みましたね」


ダリムは楽しそうに気絶した霧を見た。


「ふふふ、コレに命令を下したらすぐに帰って可愛い檻を造ってあげますからね」


変態確定。


ダリムが霧の顔に手を伸ばそうとした時ーー空気が変わった。




「触るな」




ダリムがパッとシロのいた場所に顔を向ける。だがそこには白い髪と青い瞳の幼いシロはいなかった。代わりに立っていたのは黒い髪と黒い瞳の――青年。一瞬の瞠目の後、ダリムの紅い瞳がスッと細まる。


「――ああ成功だ。長年の研究がやっと完成した」


楽しげに笑うダリムを青年は無言で見る。


「さあ命令だ。今から人間達を滅ぼしてきーー」

「黙れ」

「…え?」


ボトリと何かが落ちる。

一瞬の後、響いたのはダリムの絶叫。


「ギ、ギャァァ!!腕が!私の腕が!!」


ダリムは足下に落ちた自らの右腕を見て呆然と青年に視線を戻す。


「お前…何故?」


血のようなモノは出ていないが痛みはあるのか綺麗な顔を歪ませたダリムが青年を睨んだ。青年の腕の中にはいつの間にか霧が大事そうに抱え込まれている。治癒魔法で一瞬で霧から傷が消えた。


「最終形態になったら私には絶対服従になるように造ったはずだ…何故攻撃ができるんだ?それにその魔力!あの黒珠ではそこまでの魔力は得られないはずだぞ!?」


先程までの余裕はどこへいったのか取り乱したダリムが青年に叫ぶ。


「だろうな。アレだけではお前を凌ぐ魔力は得られなかった」

「ならば何故!!」

「丁度近くにデカイ力の塊があったからな。ついでに少し頂いただけた」


青年はチラリと箱庭に視線をやり、ニヤリと笑う。


「…お前、まさか神の力を奪ったのか!」

「毎日キリが綺麗にしてるんだ。掃除代としては安いモンだろ」


もはやどうでもいいとばかりに青年は霧に顔を向け、大事そうに抱き直す。


「馬鹿な!そんなことお前に出来るわけが――ぎゃぁ!!」

「黙れ。キリが起きるだろ」


一片の感情も含まない声と共にダリムから残りの腕が消えた。例によってグロさはないが力をゴッソリと力を減らされたダリムはヒタリと青年に見据えられてようやく悟った。目の前のコレはもはや自分の手に負える存在ではないと。ならば――


「逃がすわけないだろ?」

「っ!!!」


瞬間移動で逃げようとしたら霧を拘束していた見えない何か同様今度はダリムを襲った。魔力が阻害されて魔法が使えず、 しかも明らかに霧のよりはキツく絞め上がるオマケ付でダリムは言葉が出ないほど苦しげだ。


「何だっけ?面白いこと言ってたよな。キリを飼うだっけ?」


面白いといいながら全く笑ってない青年から次々と溢れ出てくる魔力にダリムは蒼白だ。


「…お前を造ってやった私を殺すのか」

「どうしようかなぁ。キリが無闇に生き物は殺すなって言ってたしな」


しかし青年はそれを否定した。随分と甘いこと言っているのはあの落ち人の娘のせいか。ならばまだ勝機はあるはず。


「ま、キリに触った時点で許す気はないけど」


ダリムが再び闘志を燃やしたところでソレを狙ったように青年の明るい声が遮ぎり、あり得ない量の魔力が込められた黒い魔方陣が展開された。向かう先はダリム。


「ーーやめ、やめろ!来るな来るなくる――ギャァァア!」


例えるなら。それはまるで脳ミソが無数の針で刺されてグチャグチャと掻き混ぜられているような。あるいは生きたまま足先から小さく小さく削り取られていくような。想像を絶する痛みと共に魔族ダリムは実に呆気なく掻き消えていった。さらば変態。


別に無痛でも出来たが霧の仇とばかりに激苦痛を追加した青年は大きくなってもとっても霧孝行である。


魔方陣が消えて残ったのは一輪の黒い花。


「よかったな。キリが好きな花に生まれ変われて嬉しいだろ?」


花を見下ろした青年は自分の腕の中で眠る霧の頬に優しくキスを落とす。


「家に帰ろうか、キリ」


グシャリ


青年は踵を返して箱庭へと姿を消した。後にはウッカリと踏んでしまった花の残骸が残っていただけだ。







「…ん」


朝?あと五分…じゃなくて!ガバリと起き上がった霧は今行る場所が自分の部屋のベッドの上だと気付くのに数秒かかった。


「え?私の部屋?魔族は?ってかシロは!?シローー」

「あ、ママ起きた?」


名を叫ぼうとした霧を遮った幼い声は霧の近くから聞こえた。正確には横から。


「シロ!!」

「なぁに?」


どうやら霧の横で一緒に寝ていたようで、シロは眠そうに目を擦りながら身体を起こした。よかった生きてる!生きてるけどーー


「黒!?」

「ママとお揃いだね」


ニコリと笑うシロは相も変わらず天使だったが真っ白だった髪と瞳がまさかの漆黒に染め上がっていた。


「ね~って違う!何で黒くなっちゃってるの!?」

「黒い珠が僕の中に入ったら黒くなっちゃった。でもそれだけだったから黒いお兄ちゃんは失敗したって言って姿を消えちゃった」


確かに黒いお兄ちゃんーーダリムの失敗だが、それは霧に手を出した事だろう。その代償はすでに身を持って支払い済みだ。


笑顔で同じだねと喜ぶシロを霧は呆然と見た。やけにアッサリ似非紳士が引き上げた気もするが霧にとって今はどうでもいいことだ。


何てことだろう。これでは、これではシロも魔族に見られてしまうではないか!実際魔族に造られたのだが霧にとっては見た目も中身も天使だから問題はない。


「どうしょう、これじゃあ人里で生きていけないよ…」


自分とは違いシロは普通に生活を送れるようになると信じていた。手放すのは辛いが自分の人生を選択しながら好きな道を歩んでいけると。それなのに。あの変態似非紳士…殺s。霧の脳内抹殺リストに変態紳士がトップに躍り出る。


「僕ママと一緒ならどこでもいい!」


ギュッとシロに抱きつかれて霧は不意に泣きたくなった。それはシロを普通の生活に戻せなくなった悲しみか、それとも独りにならなくても済んだ喜びか。


「ーーよし、わかった。こうなれば覚悟を決めよう」


シロがこうなった以上今人里に返すのは無理だ。でも黒くなったんだからまた白くもなるはず。何だったら他の色でもいい!霧はグッと拳を握って決意した。


シロが無事に普通の生活を送れる手段を探してやるわ!


自分1人ならずっと森でボッチ生活も悪くはないが、シロもいるなら予定変更だ。元の世界に帰るのはひとまず後回しである。


取り敢えずは人と接触して情報収集からか。異分子認定されて排除されないように自然にかつ目立たぬように溶け込まねば。大丈夫、大得意だ。


コミュニケーションに必要な心理学や会話術は偶然知り合った現役結婚詐欺師のお兄さん(28)に教えてもらったからバッチリ。最後の方で何故かプロポーズされたんだけど勿論断った。だって結婚詐欺師だよ?「本気なんだ!」って言われてもねぇ(失笑)?


あとついでに隠密行動や駆け引き、裏取引の仕方なんかも三件隣に住んでいた元某有名暴力団の顧問弁護士だったお爺さん(背中に落書き有)にガッツリ教えてもらったし。跡継ぎを打診されたが丁寧にお断りしておいた。


第一候補は髪の染色方法を探すことである。まず脱色方法を探すか。なかったら鬘とか。まあ何とかなる。てかする。


「シロ、頑張ろうね!」

「ママと一緒?」

「一緒!」

「やったぁ!頑張る!」






シロが結婚したらまたボッチ生活しようかなとか考えていた霧は知らない。


黒珠と祠から奪った力で膨大な魔力をてに入れたシロが実は成長具合を自由自在に出来るとか。髪も瞳も真っ白に戻せるくせに敢えて漆黒にして霧と離れなくてもいいようにしたとか。このままずっと2人っきりでも構わない、むしろ他人なんかいらないと思っているとか。


「ママ、ずっと一緒だよ」





その後、再びシロの身長が伸び始めて霧の背を抜くのは1年後。その間に徐々に雄を匂わせていき霧がシッカリと男を意識する頃には逃げ道は全て塞がれていたりして。





い、一応完結。


中~後話が書きたくて補足のためだけの後付け前話だったのが、思いの外濃いモノが出来てしまい全体的にちぐはぐ感があったと思われます。しかも最後は駆け足で投稿したのでまとまってないかもです。チョコチョコ編集していきます。すいません。


子は親次第で白にも黒にもなれる真っ白な生き物かなとニュースで子供達の事件を観ていて思い付いた話でした。


まぁ最後は結局作者のお約束展開です(--;)

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