マゴーネふる里へ帰る
スペイン帝国は崩壊した、戦争での敗北、賠償金、莫大な借金の請求は、もともとバラバラだった帝国を分解させた、給料も払われず、テルシオは崩れた
スペインは、もともと複数の王国の連合体だった、アラゴン王国、カスティリア王国、併合されていた。ポルトガル、その他の国の
帝国に入る利点が失われれば、各王国は独立し、イスラム王国への抵抗から始まったイベリア半島での国土回復運動と名づけられたは、運動は400年続き、終わった。
分割されていく、スペイン領の元グラナダ王国、南スペインはカルタゴを参考に、どこの宗派も独占しない国として、生まれ、この偽りの国は意外と長生きすることになる
この空気、この風よ、体が馴染む、マゴーネは、船から降りると南スペインの地に立った、そこはかつてカンタヘーナと呼ばれた、バルカ一門のふるさと、まるで2ヶ月前の事のように思い出せる
カンタヘーナ、この街からハンニバルと、彼の軍団は
ローマへ向けて行軍を開始した、騎兵一万二千、歩兵九万、象三十七頭、を連れ世界を変えるために
アルプスを越え、イタリアに入ったのは、六千の騎兵
、歩兵二万、不可能を可能にするために、兵たちは死んでいった
輝かしきカンネーでの勝利、十年続いたローマとの死闘、そしてザマの敗北。彼と彼に続くすべてのハンニバルの戦士たちも死に絶えた、この裏切りのマゴーネを除いて
今やただ1人、この地にマゴーネはこうして立っている
知っているのは、我1人、誰もカルタゴが滅んだことを知らない。世界は2つあることも、なあ、バール




