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僕は今、大砲を打ってます

 拝啓マゴーネ閣下、戦に関わるべからずの指示を、

破ってしまいました


そして僕は今、敵方のお城に向けて、大砲を打っています、戦闘に完全に参加しています、申し訳ありません。どうしてこうなった


属した秀忠殿の隊は、進軍途中、敵城に引っかかってしまった、そのまま進むか、城攻めするかの選択は、城攻めすると決まった、そして敗退した、敵方の将は戦上手らしい、


さらなる城攻めをしようと軍議が開かれていた


そこに報告のため、たまたま居合わせてしまい僕は話を聞いてしまった、日本人たちは、日本語がわからないと思っていたから話を止めず、おかげで、何を話しているのかわかった


まずい流れだ、聞いていてわかった、分進合撃の弱点は、各個撃破、別れているところを攻撃されること、合流に遅れるもまた、この弱点になる。先に着いた隊が叩かれ、遅れてきた隊はまた別に叩かれる、分断され、撃破される流れ、このままでは負けるぞ。


早く合流するべし、思わず声に出た、その場にいた一同は、首を振り発言の主を探す、異国人と知り驚いた


そのほう、日本語がわかるのか、秀忠の発言だった


はい、わかります、今するべきは、城はほうって置き先に進み、味方と合流することです、合流先で戦いが始まってしまえば、この隊の遅れが敗因になります、とにかく先に進み、味方と合流するべきです


異国人の発言とは言え、理にかなっている、城攻めはやめ、父上との合流を優先するべきではないのか


遅刻が恐ろしくなったのか秀忠が言った。自分の隊が遅れ、着いたときには、先陣が破れていたらどうなる?


今、自分の判断によって、1つの勝敗が決まろうとしていることに気づいたらしい、


もし自分が遅れその結果父家康が破れて、死んでいたなら、自分はどうなるのか、無意味な城攻めをして遅刻した。父をむざむざ殺した。愚将、誰がその将についてくる。あまりに重大な決断だった、目の前のことに惑わされていた、進むべし


そちの大砲は城攻めに使えるのだな、話を振られた

振られてしまった


はい、使えます


鉄砲の届かぬ距離に、城を囲む陣地を兵に作らせよ、でき次第、我らは先に進む、そちの大砲での城攻め、期待しているぞ。判断はなされた


完全に、巻き込まれてしまった、勝ってくれ、こうなったら祈るしかできない





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