ありがとうと下がったバンドが最初から決まっていたアンコールで登場するみたいな、そうだよ。様式美だあのオチじゃ仕方ないだろ 史実ハンニバル戦争以後
ローマ人がハンニバル戦争と呼んだ。第二次ポエニ戦争はカルタゴの降伏でひとまず終わった。
直接対決で、ハンニバルを破った人物と知られるスキピオは、カルタゴの滅亡を望まなかった
むしろ、寛容な態度で接ししたことで知られる
この態度がどこから来たのか
おそらく将才豊かな彼にはハンニバルのような才能が、もう現れないとわかっていたのだろう
故に、カルタゴは脅威でなく、ローマの寛容を
示した方がローマの統治の安定につながる
と考えられた
一方、ハンニバルと戦場で直接接しなかった文官たちは、第二のハンニバルを恐れたと、カルタゴの存在そのものを危険視した。
また出たらどうするとか
2度ローマに逆らった反ローマの都市カルタゴを滅ぼすべし、そうしなければ安心できない
ハンニバルと戦った軍人たちが生きていれば
スキピオの主張を擁護できたかもしれない
カルタゴをどうすべきか直接ハンニバルと戦った
将軍たちの意見を聞いてみたい
皮肉なことに、彼らは、ハンニバルとの戦闘によって、戦場に倒れていた
元老院は、カルタゴ滅亡派、温存派に分かれ
戦場を知らない文官たちによって
カルタゴの滅亡は決定された
自らの正しさを疑わぬ滅亡派は
公金横領の罪で、スキピオを告発した
ローマを滅亡から救った英雄を税金を盗んだと
落としめ、失脚させた
第三次ポエニ戦争が始まり3年の籠城のすえ
カルタゴは滅亡した
生存者は奴隷となり、焼き尽くされた都市には塩が
まかれ、誰も住めない土地にされた
カルタゴがあったことすらローマは許さなかった
二度とその本を開くことはできなかった
兄ハンニバルが起こした戦争のこれが帰結だった




