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逃走メモ  作者: 巫
第6部 逃走の果て
32/41

Ⅰ 愚者



俺「ここは、、」


??????「ようこそ」


俺「お前は誰だ!」


赤佐「僕は赤佐 颯馬、気軽にワールドとでも読んでくれ、愚者の怪異さん」


俺「愚者の怪異だと!?」


赤佐「ああ、君は重度の復讐心と後悔を持った。結果怪異と成り果てたってわけだ」


俺「そんな、、」


赤佐「ただまあ、僕はその愚者の怪異本体、愚者のタロットが欲しいんだ」


俺「怪異が欲しい、、?ならあげるけど、、、」


赤佐「本当かい?タロットを奪われると君は消滅してしまうというのに、、君は優しいね」


俺「は、、?なら、、、あげられない!」


赤佐「だよね、、ここの皆は皆そういうんだ」


俺「皆、、?他にも人がいるのか!?」


赤佐「勿論。君、愚者以外にも、死神、悪魔、審判、運命の輪、、などなどたくさんのタロットさんがいるよ」


俺「全部怪異、、タロットなのか、、?」


赤佐「うん、僕も世界のタロットだしね」


俺「君も、、」


赤佐「まあ取り敢えずはこの街で暮らしてみるといいよ。君達の街のコピー品だから、君の家もあるだろう」


俺「コピー品!?」


赤佐「ああ、何度も何度もリセットを繰り返して、やっと君が愚者の怪異になったんだ」


俺「てことは俺も、、」


赤佐「コピー品だね」


俺「ああああ、、、」


赤佐「さあ、友達でも作るといいよ。時間はたっぷりある。よく考えてね」


俺「ああ、、」


ガチャン


俺「ほんとにそっくりだ、、」


俺「俺の家へ向かおう、、」


カツンカツン


俺「うーん」


カツンカツンカツン


俺「ん、、!?」


俺「あれって、、風翔!?」


カツカツカツ


俺「いない、、」


俺「あ、すみません。今日来た愚者の怪異?です」


???「あ、、こんにちは、、」


???「私は、、運命の輪のタロットです、、」


俺「運命の輪のタロット、、聞いたことないな、、」


???「愚者のタロットが、、」


キュッキュッ


俺「何してるんですか?」


???「あ、、私、、運命の輪のタロットだから、、1日経つと全ての記憶が消えてしまうんです、、だからメモを取らないと行けないくて、、、、」


俺「全ての記憶が消える、、、!?、、大変ですね、、」


???「でも嫌な事は直ぐに忘れられるので、、」


俺「確かに、、あ、お名前聞いてもいいですか?」


???「あ、はい、、、名前も言わずに失礼しました、、」


俺「いえいえ」


???「、、、私の名前は 風海 幸」



お読み下さりありがとうございます。

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