流れてきたもの。
なんかインスピレーションが来ました。まじこいつに本気出します。
・・・・・・・・・・・・・、、、この世界には3層の次元がある。
ドイツの物理学者が発見したのは、2500年のころ。我々の見える世界とは違う世界の観測には、憶測と仮説として、幽霊の存在が使われた。見つけた当初、その世界は霊界、霊子層と呼ばれていた。彼らはアプローチを開始した。
・・・・・・・・・・・・・、、、2600年。
霊界へのアクセスを目的とした科学的力を持つ機械が作られた。次元を砕く、正確には、階層をつなげる。
この力の作成には4次元の『時間と空間』の原理が使われた。
そして開かれた霊子の世界。彼らはそこに、かつてない何かを観た。
彼らは科学では区別できないものと科学を両立したのである。
・・・・・・・・・・・・・、、、2700年。霊界は一つの秘境。観光地になっていた。未知なるエネルギーを観測、活用することもあった。しかし、彼らは間違いを起こしていた。今ある世界と霊界しかないと。
・・・・・・・・・・・・・、、、2738年、転送装置により霊界に行くはずだった観測隊は、驚愕する。
霊界とは違う世界にたどり着いてしまったからだ。われわれ人間の見たこともない世界。種族、土地、法則。すべて違う場所である。かつてそれはファンタジーと言われ、人々の『夢』と云われた。
しかし、そのセカイの我々に対する考え方は我々とは違う。
・・・『鴨が来た』と
人々は地球という団体になるしかなかった。彼らは異次元の戦いを強いられる。
この世界に平和などない。
2857.8.27.日本.海上プラント.
「あっちーな。どこかで飲み物のまねえ?」
「いいけど、お金あるの?」
「バイトするからだいじょおおぶうってね」
「それならいいけど。つくしは来る?」
「そうだね、僕も何か飲みたい。」
「よし、決まりだな。とりあえず駅前のファミニでも。」
「そこの三人。文化祭の打ち合わせに出ないと?」
「自主的に。自主性で。自分から?なにをバカな、ほとんど帰ってんじゃねえか。」
「まあ、出し物が喫茶店じゃねえ・・・」
「だよなあ?別にかわいい女子いないしね。」
「それ女子に言う?」
「いうね!さあつくし。かの~。いくぞ!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
海上プラントに全人類の約97%がいるこの世界で、彼ら、学生は淡々と生きる。
駅のピッという音が鳴る。人々はすべて手に手袋が付いている。この手袋には様々な機能があり、これ一つで身分証明、金銭管理、電話、インターネット。果てはスポーツ、ゲーム、様々なことができる。オーダーメイドにより他人のと見分けもつく。
一つのことを除けば科学の進歩でここまで来たといえる。
「しかし熱くね?暑い熱い厚いあつい。」藻奉.哉。今年高校に入学した。
「脱いだらまあ、奴隷の気分だね。」摸葺.版。同じく高校生。気弱である。
「しかし、つくしは暑くないん?それが特に。」
「問題ないよ。モードを変えれば寒くもできる。」神谷.尽。彼も同じ高校に入ったが、あまり学校に来ない。
そうこうするうちに喫茶店に着く。彼らは各々が好きにものを頼み始め、4人席に3人で座る。
外を見れば人口で植えられた木が喫茶店に入ろうとする太陽の光をこれでもかと奪う。
彼らは実に楽に過ごしていた。今もどこかで誰かが異界と戦っているのだ。ゲートをあちらが開くことはできない。それは安全を示す。しかし彼らが我々の作った転送装置を奪ったとどこかの大統領が口にするまでは。彼らは侵略を開始する。我々は戦うしかないのだ。
「でさ~今日の未来Tの話がさ~。」
「あ~あれは笑ったよ。なにせ昨日してたことだし~。」
「だよな!俺も数日前にやってた。」
「嘘だよ僕してない。そうか君はそんなことをしていたのか。」
「んだと!?てめえだましたな!?」
「ふふふだまされるほうがわるいっ・・っていだだだっギブギブ!」
「うるせ~!!…どうしたつくし?外がどうかしたのか?霊界から幽霊来た?」
「嘘!?どこどこ?カメラカメラ…」手をもそもそする。
「オタクはきもいねえ。」
「…いや、雲行きが怪しいんだ。このにおい。嗅いだ気がする。」
「雲?まあ晴れてるとは言わないが…天気予報起動しろ、ハル。」手を広げると空間にディスプレイが浮かぶ。
「---アイさ~ーーー、、、今日の降水確率は24%だぜいちくん~」ディスプレイに移る顔が喋る。
「だってよ?大丈夫だから会話に入って来いよ。オタクやろーはもう信じねえ。」
「あぁ」
「ひどいね僕の扱い。」
何もない毎日などない。世界は動いている。
轟音。目まぐるしいまでの轟音。彼らは窓の外を見る。逃げ惑う人々。荒れ狂うサイレンの波。
「アナウンスですお客様。現在駅近くの広場に『ゲート』が出現しました。現在、特殊班が現場に向かっております。窓から離れ、外には絶対出ないでください。繰り返します~」
ゲート。我々が他の世界層に向かうための言葉だ。こんな場所で開くことなど国はしない。
「侵略!?」版のいうことに反対はいない。恐らく異界の住民が侵略しに来たのだ。
遠目に外を見る。今までこの場所にはゲートは現れなかったのだ。窓に近づくなというほうが無理だ。
「あれは、…龍!?」
「すげえ、かっけええ!マジかよほんとにいるんか!?」
「…だが、敵意は丸出しのようだ。」
駅に車が到着した。出てきた人間はみな鍛えられているようだ。対してゲートから現れる者がいる。数百の化け物と幾数か人影がある。無論人間ではない。彼らは耳が長い。我々は、彼らをエルフと呼ぶ。名残ではあるが。しかしそのエルフも理想とははるかに違い、火の付いた弓を打ち鳴らし、あたりを熱風と共に破壊していた。
人間側の『特殊班』には、武器が携帯されているようではない。
「おいおいあれが特殊班!?テブクROMに戦闘用の武器がついてんだろ!?初めてみる!!」
「初めてでわないけどね。」
版はくぎを刺す。
「そこの異種族。並びにお連れのともどもに警告する!!今すぐ立ち去らなければ直ちにせん滅を開始すると。死にたくない奴は、直ちに右に回れ!!」
おそらく代表であろう。その人物が右の手袋のついた手をかざすと声が大きくなっているようだとわかる。
「警告ありがとうございます。ではこちらからも。直ちにこの星を渡しなさい。なれば攻撃を中止します。警告は以上です。」
エルフと思われる種族は、下等生物を見るような目でこちらを睨む。いや軽蔑のまなざしを送る彼らは外人のような顔立ちのために目線が必然的に怖いのだ。
空気が乾く。誰かが嗤う。その空気に優しさはない。ふわり。また空気。いや、雰囲気が変わったのだ。
エルフの。周りから。それを合図に周りを囲む化け物が特殊班を襲う。
「ただの雑魚程度。よし、戦闘携帯、オールグリーン。バッテリーも十分。放て。レールガン!!」
特殊班の人間の武器。それは携帯、又はそこらへんに散らばる固形物をテブクROMの電流を強くし飛ばすというもの。正しくレールガンであるが、手袋というものに様々な機能をつけて前時代の携帯電話程度の力にしたものに、軽量化を果たすことも生活用品の必要事項であるため、特殊班であろうと威力は小さい。
しかし、それでも拳銃よりは早く、広範囲であるため一度に撃てば駅の周辺くらい吹き飛ぶ。ただし追加バッテリーがいるが。
「ほとんどはせん滅できたかな?おまえらちゃんと電流調節したよな?最悪始末書だぞ?」
「はい、ただ煙で今は見えませんが、人に似た生き物を殺すのは気が引けますね。」
「…奴らは人間でないと思うしかあるまい。」
煙がはれてきた。どうやら駅のほうまで吹き飛ばしはしなかったようだ。
「ふう、大丈夫みたいですね。…って…あれは!?」
安心もつかぬま。彼らの前に現れたのは巨大な氷塊。氷壁。それがエルフを守り、攻撃を緩和していた。
エルフたちは何食わぬ顔で作り出した氷を今度は火で、とかしていた。
「あれが魔法!?すげえ」
「哉、不謹慎。って、あれ?つくしは?」
「知らん。トイレだろ、全く。しかし俺もあのROMほしいわ~。」
氷が解けきった時。エルフは今にもあくびをしそうなねむ顔で、
「あなたたちはゆっくりですねえ、おかげで魔力を溜める時間すら有り余る。」
異変が起こる。そう、エルフの一人の周りに浮かぶオーロラのようなもの。それが空気に入り混じり、風を起こしていた。
「古の古き魔法の詠唱も終わりました。すぐに消してあげますよ。ふぁ。」
エルフたちの合図により魔法が放たれるのか。
「っく、直ちに電磁バリアを展開!!!!人はいい自分を守れえ!!!」
しかし、彼らは気づいてしまった。がれきの中、端に少女がいることに。
救出は不可能に思われる。見殺しを覚悟していた。
「あっ!?」喫茶店の中にいた人達にもそれはわかるが一般人には助けられない。
「・・・君。大丈夫?」誰かが少女に話しかけている。
「「あっ!?つくし!!」」 二人は驚く。
「って言っても大丈夫そうじゃないね、今からどかすから我慢してね?」
尽は微笑んだ。
「なにをしているんだあああああ!!??子供は今すぐどこかの建物にはいれえ!!」
特殊部隊の人間が怒鳴る。
「ふむ、そこの少女も、その少年も、若い者の命を摘むのは心苦しいですが、いつかやること。撃ちなさい。」
「ハッ!」
空気が重く、畳みかける。轟音と共に上空に巨大な氷塊が現れる。落下速度はその巨体には釣り合わない。
電磁バリアごときでは耐えられるものではない。
「…大丈夫だ。建物は強化ガラスに炭素原子の骨格。壊れない。この少女とおっさんどもは合計9人。ちょいと力を出す!」
尽はそういうと、手を強く握る。煌きが現れるが、確認する前に氷塊が地面に直撃する。
しばし誰しもが息をしなかった。幸い建物は壊れなかったが。衝撃により先のレールガンよりも異様な光景を見たのは言うまでもない。氷塊は砕け、はじけ飛んだのだ。一体どれだけの加速が起これば、氷が砕け霧散するのか。海上プラントには穴が開いていた。
「つくしは?特殊班は?」
「知るかよ、これ、どうなってんだ・・・」
誰からどうと言われなくても、わかることはある。それは限りなく高い確率で、特殊班が負けたと、死んだといえる。塵埃が止み人もエルフも結果を除く。
しかし、期待。想像とは、かけ離れたものであった。
空中に特殊班と、少女がそして、尽が浮かんでいるのである。
「なっ、なぜ生きている!?氷傷不可避のケオルムアイスだ!死なないはずがない!!!」
エルフの男が叫ぶ。彼らの想像とはかなり違うらしい。
「…君は何者だ?」死を覚悟していた、特殊班のリーダーが問う。
「誰?その前にこの少女の救助が最優先だろう。確認もせず。レールガンを撃つとは。せっかく生き延びたのだ。次は状況確認からしろよ。僕のことは今はどうでもいいだろうに。ったく。」
尽は手の甲を見せる。ナンバー5の数字の刻まれたROMを確認すると特殊班は驚きの顔を隠せなかった。
「ナンバー付き!!対異界層戦闘ROM、そして防衛ラインの最後の砦!!」
「ナンバー5、アイアス!!!!!!」
この世界の人間は終わりなき戦いのために
一つのことを除けば科学の進歩でここまで来たといえる
ROMの中に作る一つ。
伝説を求めた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2657年の事である。霊界に降り立った人々は、観測を開始した。内容は『未知のエネルギーの発見』である。
彼らの内容は世界に確信を与える。彼らのコードネームは『ザーゲ』。
...ファーストコンタクト...
今回から霊界層に対しコンタクトを取る。案内として精霊であろう『メー・ス』にコンタクトを取る。
彼らは我々の知る人間の死後の世界とは無関係の場所だという。つまるところここに人間の幽霊はいないそうだ。
我々は人間とは違う存在とコンタクトをとれることを理解した。今ある世界の常識は覆される。
遠くない未来、この世界に人間を住まわせることが可能か聞いた。『メー・ス』によれば、こちらにも文化があるという。しかし、友好的ではあるが我々も世界の情勢に難を示しているという。そこに問題が来れば、いわば難民と同じ扱いであると。どうやら我々はわれらの地球をどうにかせねばならないようだ。
...セカンドコンタクト...
前回、最後に持ち帰ることの許された物質からは情報を得られなかった。『メー・ス』の周りに帯電している電気はどこから出ているのだろう。
どうやらこれが成果となりそうだ。我々は電力供給の仕組みに人間を使う手を思いついた。
人間のブラックボックス。脳。そこから発信される信号の波を電力発電に組み込む。波に合わせれば動く仕組みだ。だが、微弱な電波では大きな発電所は動かない。ならば、自分の使う電話機程度を発電するのなら、可能ではないか。早速帰り発表の準備を加速させる。
...サードコンタクト...
発表は成功し、開発が行われる。我々の人生が報われる。喜びを『メー・ス』に話すと精霊の皆がねぎらってくれた。私ももう、死期が近い、彼らにもわかるようだ。
この報告が最後であるが、幸い孫はこの研究に対し良い姿勢で興味を持っている。息子はだめだ。欲に駆られた。研究は遺産として孫に託す。この世界に孫が来た時、渡すように頼んだ。
われらの報告に関する一切の情報を霊界の宝物庫に置き、いかなることがあっても孫、神谷 尽、以外が見ることは精霊に誓い、ない。
:神谷 守
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「なぜだ?貴様は手加減したか?」
「いえ、確かに全力で」
「ならば、貴様の修行が足りなかったようだな。ゴブリンの餌にでもなるか?」
「も、申し訳ありません!!もう一度チャンスを!!私めに」
「もうよい、私が出る。 そこの少年よ、貴殿は我々と戦うつもりか?」
海上プラントの上。彼らのいる場所は日本では普通ともいえる駅前の通りのような場所であったはずだが、彼らのいる場所はまるでテロが起こり惨劇に見舞われているようだ。しかし、不可解な点がその異常な風景を上回るように人々の目に焼き付く。
人が浮いている。魔法というものを見せられたとしてもただの人間が浮いている光景は鮮烈だ。
「…殺されかけて逃げるのは、弱い心を持っているんじゃない。戦うことができない優しい心を持つものか、力がないか。無論、前者もいるが。俺は父の、くそったれの研究により生まれた戦闘兵器。俺は俺なりに力は使いこなす!」尽はかまえる。
「ふむ、では我々も貴殿の覚悟に、礼儀を持って戦おう。頭を下げてこびへつらうものより、自分の力に酔いしれる者より、貴殿の覚悟のほうが、生きた時間を有意義に生きた証だと、考える!!」
エルフのリーダー格は尽に対し礼儀を持つ。それは異様な話でもあるが。
男の周りにオーラが見える。先のエルフより強大な、そして威圧、恐怖すら感じるエネルギーが世界を包むかに見えた。
「そうかい。だけど戦う必要なんてない。すでに俺が勝っている。」
「!?」
理解したときにはもう遅い。エルフたちは周りに尽を覆っていた煌きが纏われていることに気が付く。
「ゲートは僕ら人間の科学。僕たちがつかえないとでも?」
煌きが具現したものはゲートの膜。
「ふふ、やられましたね。人間にもこれほどの。あなたにはエルフとして生まれてほしかった。」
気に入られているようだが、その言葉には憎悪が隠れていた。
「ただし、忘れないでいただきたい。我々の世界は、あなたたちがのんべんだらりと暮らせないような過酷な世界なのです。退屈に暮らしているあなたたちを初めて見た我々は、どれほど落胆したか。」
ゲートに包まれて彼らは消える。
彼らは戻ることに恐怖しているようにも見えた。だが、本当のことは誰にもわからない。
「倒したのか?」そう、特殊班の誰かが言った。あまりにもあっけなく、事件は収集を迎えた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
某都内、
昼に死にかける体験をした特殊班の男たちは、気の乗らないであろう打ち上げを決行していた。
「しかし、われらが世界の希望として、一度はお目にかかりたいと思っていた方が、まさか少年だったなんて。」
「あれでも高校生だ、少しは大人として見ているんじゃないのか?」
「ところで、ROMの機能が見たことない力だったけど、何をしたのでしょう?よくわかりませんがあんなのがあるなら、我々にも配給してほしいものです。」
「コストがかかるんでしょう。隊長はどう思われますか?」
「…彼は、神谷将官の息子。我々のトップの息子さんだ。まさか日本の唯一のナンバーが将官の息子だとは思いもしないが、実力は確かにすさまじかった。」
「え!?将官の息子さん!?てことは、もしかしなくても私たちよりお偉いさんじゃないですか!?」
「ああ、将官は子育てに苦労しているというがな。」
「えと、隊長にはわかっていたんですか?何を彼がしていたのか?」
「ああ、あの我々の体を覆った白い粒子の煌き、あれ一つ一つが、我々の使うレールガンと同じことをして、我々に当たろうという氷を溶かし切っていた。」
「我々と少女と自分を守るのなら、10か所で高威力のレールガンを放っていたと!?」
「ああ」
特殊班でも驚愕する。電力は、構造は。どれも聞いたことのないものであり、何をどうして行えるのかも彼らにはわからなかった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
夕暮れ、3人は警察の事情聴取の後、帰路についていた。
「いや~しかし、さすがは戦闘用テブクROM!!!かっこよかったなあ!俺も特殊部隊入ろうかな?」
「いいんじゃない?もちろん死ななきゃだけど。」
「だよなあ、あの氷が落ちてきた衝撃で体が吹き飛んだ時に死を垣間見た気がする~。」
「けがはなかったのか?」
「うん、中には強く体を打ち付けたりした人もいるけど、僕らは幸い助かった。ソファーに投げ飛ばされたからね。それより、つくしのほうが気になるなあ。」
出すべきか思案していたような版の顔を見て、尽は安堵する。
「おお!そうだよつくし、お前やっぱすげえな。その力、無敵だと思うぜ!ナオマジンだっけ?」
「ナノマシンだよ。なんだよその魔神って。」版が突っ込む。
「ははは、まあ力に関しては確かにいいのかもしれない、兄貴の発明だからね。」誇らしげではあった。
「そんな兄貴がほしい。」
「優等生のお姉さんがいるでしょ。」
「あの年増はいらん、やさしいのを所望する!!」
いらない会話を交え、彼らは歩く。
「…来週からまた学校には来れない。ごめんな。」話さねばと、心苦しそうに話す。
「また、異界へのコンタクト?」
「ああ、そうしなくては、いつまでも町が壊れるだけだ。原因を知らねば。」
「がんばって、ただ・・・」版が言葉に詰まる。
「日野ちゃんには、連絡しないとだめだよ?すごく心配する。」
「わかってる。」真剣に、正面を見る。
「ひゅー、彼女モチはちがうねえ、そういえば、助けた女のコからもお礼言われてたし、ひーちゃんにちくろっかな~?」
「お前はぶれないな。別に彼女じゃないし。幼馴染だよ。」
「あんな美少女に手を出さない貴様は死んだほうがいい!!!!くらえ!ドロップキッックウ!!」
「あでっ」
そうしてついに別れる時が来た。
「それじゃあ、また。」
「またね」「おう、ちゃんと生きて帰って来いよ。」
そうして彼らは別の道に向かう。昔からの友情は彼らをいい方向に連れ立つ。
・・・・あいつ、また泣くのかなあ。めんどくさいなあ。まだ今日来たやつには余裕があったけど、おそらくすでに、異変が強まってる気がする。あの世界に行かねば。・・・
神谷 尽には、日本の全技術が注がれている。それが、彼に流れ込んだ、時代である。そして、いらない期待、実験台であり、ヒーローである。彼がそれでも軍や誰かの研究に手を貸すのは、古き過去の記憶。
とある少女との出会いと別れ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
彼がまだ、物心ついた時、とある施設にいた。
「兄ちゃん、何をしているの?」
「ああ!また入ってきたのか?…ふう、しょうがないなあ。そんなに興味があるのか?ナノマシンが。」
「うん、どうして動くのか、不思議だから。」
「ふふっ。リニアにはのるよな?」
「うん、あの電気で動くやつでしょ?」
「ああ、あれと同じ、電磁力で空中を動いてるんだ。一つ一つが脳の信号を受けて、そして自らが磁場を発生させる。開発には苦労したよ。」
「すごいね、兄ちゃんは!」
「だろぉおお、まあ、この研究を父親に渡したくはないがな。」
「父ちゃんは、今日も帰ってこなかったよ。」
「まあ、仕事もあるからね。そうだ、尽、俺の研究は、お前に託したいんだ。その目に信じて。」
「うん、僕、兄ちゃんの研究を理解できるよう、勉強するから。」
「ありがとう。ただ、一つ覚えておいてほしいんだ。」
この力は、兄ちゃんが平和のためにとあるしょう・・・・・・・・・・・
この先は、覚えていない。
読んでくださり大変ありがとうございました。大賞投稿の10万文字は遠い(´;ω;`)。
できれば評価をお願いします。




