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出会異世界系アプリ  作者: もりこー
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第3章 オフ会などの集いに誘われたら、周囲の物やその人の持ち物を確認してみよう-c

予約投稿間違えて今日出してしまいました・・・(涙)

そのため、これが明日の7時投稿分と思ってください(白目)

 幹事の方がオフ会の終了を宣言し、初参加組とベテラン組が引き上げ始める。

 その中で、幹事の方と坂本さんが僕たちの所へ歩いてくる。


 「さて弟よ。ハーメルンが笛を吹いて、波乱を連れてやって来たぞ。どういったものを見られるか、どんな下ごしらえをしているのか楽しみで仕方がないな。」


 悪役のようなにやけ顔で、向かってくる二人を眺めているうちの兄に少しうんざりしつつ、この膠着した状況を改善する展開を少し期待した。


 「やぁやぁ、お待たせしてしまったかな。」



 坂本さんが穏やかな表情でこちらに手を振りながら話しかけてくれた。



 「いえいえ、そんなことはありませんよ。ただどうして幹事さんと一緒にいらっしゃったんです?兄が妙なことを話していましたが。」



 「まぁ、そこはこれからということで。まずは紹介をしよう。この方は今回のオフ会で幹事をされていたメロスさんだ。」



 幹事のメロスさんが私たちの前に出て挨拶をしてくれた。


 「どうも初めまして!私は幹事のメロスという者です。何かとこれからもよろしくお願いすることがあるでしょうがよろしくお願いしますよ。」


 見た目からだとかなり熱そうな人だが、やけに身内のような話し方をしてくれる人だった。


 「こちらこそよろしくお願いします。あちらが中村 たかしという者で、僕はその弟のさとしと言います。そしてそちらにいらっしゃるのがいずるさんです。」



 「あぁいずるさんに関しては大丈夫だよ。たかしさんとさとしくんだね。それに坂本君の3人が我らの経済を助けてくれるということで非常に期待しているよ!」




 ・・・どういう話をしていたのか。結局マルチのグループに所属するのか・・・?そうした場合は誰一人幸せにならない未来しかないのに。

 兄貴はメロスさんの発言以降大声で笑っているのである程度理解しているんだろう。



 「坂本さん、なぜこんなことになっているのでしょうか。この先の未来がよく分らないんですが。僕は救いたい人を救いたいのですが。」


 そういうと、坂本さんは僕の肩に手を置いてなだめつつ話をしてくれた。



 「それは我々という幅について問題があったからだね。どうしてこの流れになってしまっているのかは、これから話すから待っていてくれよ。」



 そう言って、坂本さんは現在の状況とこれからの未来について話始めた。

 

 

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