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海賊放送船イービル・トゥルース号の冒険  作者: 悪魔の海賊出版
第六部

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特務情報機関NERF

特務情報機関NERF




 超絶倫ちょうぜつりんシゴデキ上級権畜コロイシバゴッドスキー2237は、手にした携帯端末のメモリに残る古い番号を探す……

 イカニ・ケントウの番号は、メモリのどこかにまだ残っているはずだ。

 イカニ・ケントウ。新卒で権畜に採用されて出席した、権畜任命式典で隣の席にいた男。

 権力様のために生きる畜生道を共に歩んだ、同じ壺の甘い汁をすすった同期の男、イカニ・ケントウ。

 俺達は共に権力様の御欲望ごよくぼうをおしはかり、指示される前に捏造改ねつぞうかいざん歴史修正を実行するシゴデキムーヴを次々にかまし、忖度そんたくという実績じっせきをつみあげて出世していった。

 俺様はSpace Synthesis System中枢閣直属、権力様御欲望叶得隊けんりょくさまごよくぼうかなえたいの副隊長に。

 一方のイカニ・ケントウは、クッソ怪しい特務情報機関の司令へと就任しゅうにんした。

 特務情報機関NERF司令とくむじょうほうきかんナーフしれいイカニ・ケントウ。いったいナニをしてやがるんだかよくわからないとは言え、身近に中学生から大人の女まではべらせている特務情報機関の司令とならば……

 中枢閣直属部隊の副隊長より、権力が大きいのだ……

 俺様より出世した同期に頭を下げてこの事態への助力を願うことは、どんな仕事もひとりでこなしてしまう超絶倫シゴデキ男である俺様にとって、耐え難い屈辱くつじょくにほかならない……

 だが、水色しましまパンツでぞくぞくゾンビが押し寄せて、俺様の主砲と弾まで潰される危機が迫る緊急事態にあっては……

 やむを得んノダ……

 超自民要塞フミア・ザヤカは、放送免許なぞ知ったことかという無免許御免の海賊放送に散々にヤラれてしまった!

 わずか1%の左翼思想感染であっても、これだけ多数の水色しましまパンツゾンビ軍を作り出すことができるのだ!

 対して、権力様の側にはナニがある?

 放送機関ならこちらにも、遥か彼方の昔から存在する化石級のオールド・メディアがたくさんあるのだ!

 あらゆる汚れ仕事を丸投げできるマァルゥナッゲ機関までを、特務情報機関NERFは傘下さんかに保有している!

 あらゆるTVとSNSにドバドバ情報を流し込み、ズラズラ並んだ情報で圧倒的多数を偽装して、結果的に圧倒的多数を生み出してしまうチカラ!

 これを活用しない手はない!

 特務情報機関NERFとくむじょうほうきかんナーフの力でもって、オールド・メディアとネットを支配し操作する! あとは繰り返し繰り返し同じ情報を流しまくって、下級権畜どもに水色しましまパンツ革命など、イキ過ぎた強い思想にまみれた恥ずかしい黒歴史に過ぎないと洗脳してしまエヴァ!

 水色しましまパンツ思想に感染したゾンビどもの中枢神経細胞をキレイにウォッシュ!

 伝統的なSpace Synthesis System思想を上書きして、権力様の要求する義務を果たした者だけが生きる権利を有する弱い思想にこりかたまった、シン・畜生ちくしょう爆誕ばくたんするのだ!

 ぞくぞくゾンビどもすべてを、再び畜生にすることは無理があることはわかっている。

 重要なのは、今現在傍観いまげんざいぼうかんしている99%の権畜どもに、最終的に勝利するのは権力様の側というイメージを植え付けることなのだ。

 具体的なエビデンスなどなにひとつ存在しないが、権力様側が強い言葉を発して、最後は権力様が無双するのだと思い込ませればもうこっちのモノッ!

 現在傍観状態げんざいぼうかんじょうたいにある99%の1%でも権力様側につけば、水色しましまパンツでぞくぞくゾンビ軍の勢力は実質的に永遠のゼロッ!

 そうなれば圧倒的じゃないか! わが権力様は! 

 頭がお花畑の左翼暴力革命テロリストどもなど! いかほどのものか!

 あえて言おう! クズであると!

 過半数を超過した圧倒的多数が、右手で握った伝統System精神注入棒で、よってたかって袋叩いて砕いて圧殺あっさつス!

 水色しましまパンツでぞくぞくゾンビが、始末されて処分されてイキついて大団円!

 男が女をモノにする! 伝統的なSpace Synthesis Systemの存続そんぞくが大確定!

 絶対安全安心な明るい未来エネルギーが満ちた世界にイクためには、俺様のプライドなどいかほどのものか!

 コロイシバゴッドスキー2237は、携帯端末のメモリにいまも残された番号を表示して、通信アイコンをタップする!

 ケツ穴を意味するXマークにイチヂクの実が挿入そうにゅうされる図柄ずがらの、特務情報機関NERFとくむじょうほうきかんナーフのマークが携帯端末の画面にビカビカ光る!


 こちら、Space Synthesis System中枢閣大本営所属、権力様之御要望叶得隊、副隊長コロイシバゴッドスキー2237である!

 応答せよ! 応答せよ! 特務情報機関NERF!

 大至急応答せよ! 大至急応答せよ! 特務情報機関NERF!


 こちらは、人類家畜化計画推進本部、特務情報機関NERF司令、ヘル・イカニである。

 どうした? 上級権畜コロイシバゴッドスキー2237殿。私用端末にお生で電凸など? 


 ナニがヘル・イカニだ! 馬鹿野郎!

 こちらはてめえと同じ壺の甘い汁をすすった同期の権畜、コロイシバゴッドスキー2237だ!

 放送免許すらない思想強過ぎ海賊放送をバンバン流され、ガンガンにヤラれまくっている間、イカニ・ケントウ! てめえ! いったいナニしてやがった!?

 おまえの特殊性癖にブッ刺さる、培養液に浮いている量産型色素薄めの薄幸美少女を眺めて、一日中ニヤニヤしていたんじゃないだろうな?! 

 それは冗談だとしても、検討に検討を重ねて議論を加速するとイッテおきながら、結局ナニもしていないのではあるまいな!?

 Space Synthesis System中枢閣直属、権力様御欲望叶得隊、副隊長コロイシバゴッドスキー2237が発す! 特務情報機関NERF! これから俺様が言う忖度を、今すぐ即時に実行せよ! いいな!?


 中枢閣直属の上級権畜コロイシバゴッドスキー2237殿……

 人類家畜化計画推進本部である、特務情報機関NERFとくむじょうほうきかんナーフをナメてもらってはかなわぬよ……

 ド旧式ドクロ宇宙戦艦による、セントラル・ドツボへの暴力挿入直前という不同意戦闘罪の真っ只中で、特務情報機関NERFがナニもしていないわけがないであろう。

 無免許御免の海賊放送によって発生した、識別パターン赤の異徒出現いとしゅつげん。強酸主義感染クラスターによって迫る、セカンド・政権交代に対する処置は、すでに開始されている。

 第7世代有機情報操作装置・シンなる真偽 (略称・真偽)がさきほど、頭狂大事変の収束案を叩き出した。

 真偽の収束案はすでに実行にうつされ、特務情報機関NERFが開発した、アヴァンギャルオン永遠の零号機、処号機しょごうき似号機にごうき、さらには量産型アヴァンギャルオンの大量投入までもが、すでに完了した後なのだ。豪裸最終防衛線は、もうじき開始されるヤリマ・クリ作戦 (略称ヤリマ作戦)によって絶対に死守されるのだよ。


 なんだとッ!? 真に偽なる真偽!? 

 アヴァンギャルオンとはいったいなんだ!?

 豪裸最終防衛線で実行される、ヤリマ作戦とはいったいなんなのだッ!?

 

 性霊せいれい老人勃ろうじんたちには、Systemを任すことなどできないからな……

 肢体文書したいもんじょが予言した、喰らう怒・WORK巣の病みはすでに果てなき浸潤しんじゅんを成功し、アルゴリズムの使徒たるソック・パペットどもは、すでに世界の支配を成しているのだよ……


 ケントウ! 貴様ッ! いったいナニを言っている?!

 ひたすらに思わせぶりで大仰おおぎょうなギミックと演出だけで、実はそこに意味などナニもなく、大風呂敷広げるだけ広げてどうにもならなくなりました! 最後は実写がいきなり出てきて、大人気キャラのあんよがゆらゆら揺れてアンアン言い出して! 頭がパニックパニックみんなが騒いでいるところで、おめでとう! とにかくここにいていいのだからこれでいいんです! で急に何もかもが終わってしまったりするのではないのか!? 

 最終回を迎えれば、あとは打ち上げでウェーイして何もかもをすっ飛ばして済む、大ヒットアニメの世界ではないのだぞ! 

 俺達は死んだらそこでハイおしまい! という厳しいリアルな現実に生きている存在なんだぞ!

 ダイジョブなのか!? 本当にダイジョブなのか!? 特務情報機関NERF司令イカニ・ケントウよ!?


 大丈夫だよ。かつて、同じ壺の甘い汁をすすった同期の権畜、コロイシバゴッドスキー2237殿。

 これだけ大風呂敷広げたのだから、絶対に何か重大な意味があるはずなのだと、制御不能のゾンビ化したファンに押し寄せられて、数十年にわたって元々存在していなかった意味を作り上げるための製作地獄を生きるほど、私はひまではない。

 ゆえに、いま謎を明かそう。

 性零せいれい老人勃ろうじんたちとはつまり、5Gと呼ばれるような三流老人政治家どものこと。

 肢体文書したいもんじょとはアヴァンギャルオンの設計図と、アヴァンギャルオンの開発ゲート管理書だよ。

 喰らう怒・WORK巣とは、特務情報機関NERFが政治動画製作の求人に使っているサイト。

 ソック・パペットとは、一個体が300アカウントを操る大自民統一教会党ネットサポーターズのことさ。

 第7世代有機情報操作装置・真偽とは、男と女というステレオタイプのジェンダーに+してオタクという3つの人格を備えた、プロパガンダ生成AIに過ぎない。

 以上、大仰おおぎょうで思わせぶりな伏線は回収された。

 残されたアヴァンギャルオンについては……

 アヴァンギャルオンがヤリマ作戦で暴れまわる異次元の無双ぶりを、豪裸最終防衛線の最前列特等席で存分ぞんぶんに楽しんで知るがよい!

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