〔 ドライブ 〕善師駅
かなみ
「あ〜、楽しかった〜♪♪♪ 先生、今日は有難う御座いました〜」
つぐみ
「お土産まで買って貰えてラッキーだったわね♪」
直智
「(結局、かなみんとデート出来なかったよな〜。愛瑠ちゃんと一緒に遊べて楽しかったんだけど……)」
愛瑠
「かなみん,つぐみん,八逗君、今日は有難う。こんなに楽しかったオフ日は初めてだったわ」
かなみん
「うん! また遊ぼうね!」
つぐみ
「次の連休に遊びに行っちゃうから♪」
芦屋先生
「来なくていい。全く……、担任を財布にする生徒が居るか!」
つぐみ
「私はアッシーの生徒じゃないし〜」
かなみ
「先生の名前、慈敬って言うんですね。やっぱり変な名前〜」
慈敬
「担任のフルネームを知らない生徒は、越前ぐらいだろうな」
直智
「本人を前にして『変な名前』なんてよく言えるよな? 流石かなみんだよ!」
慈敬
「誉めるな、八逗。お前達、寄り道せずに帰るんだぞ」
つぐみ
「は〜い。ヤッシー、荷物が重いの。持ってくれる?」
直智
「別にいいけど」
慈敬
「自分で持て」
愛瑠
「オフ日の前にメールするから遊びに来てね!」
かなみ
「うん、私もメールするね〜」
直智
「いいよな〜、三人だけ御揃いのストラップ買ってさ。俺だけ仲間外れだもんな〜」
つぐみ
「なに言ってるのよ。あいるんと私は二人と違う学校なのよ。かなみんとヤッシーが御揃いのストラップを付けていたら、二人が付き合ってるって誤解されるかも知れないじゃないの」
直智
「俺は勘違いされてもいいんだけどな!
(寧ろ勘違いされたいくらいだってのに!!)」
つぐみ
「駄目よ! かなみんをクラスで孤立させたくないの!」
慈敬
「八逗、小テストの予習して来いよ」
直智
「アシャ先〜、何で俺ばっか……」
つぐみ
「{あいるんを厭らしい目付きで舐め回すように見てたからじゃないの?}」
直智
「何でだっ!!」
かなみ
「何分発の電車が有るんだろ?」
先生の車が見えなくなってから、私逹は改札口を通った。
ホームに着くと帰宅時間の為、人混みが凄く、設置されているベンチには座れなかった。
私逹は仕方無く、黄色い線の内側に立って電車が来るのを待っていた。




