幻想異変始動
「ふぅ……やっぱり妖怪の山の風呂はいいねぇ……そろそろ時間かなぁ……でもなぁ……めんどくさいなぁ……のぼせるまで入ってたいなぁ……文もくるんだっけなぁ……」
私が時間になっても温泉でぐだぐだ言っていると、一組の男女が入って来ました。
「ここに来るのも久しぶりだな、霊夢。」
霊夢と聞いて、息を潜めます。
「そうね……いつぶりかしら?」
「いや~結構前だよな。」
そう言って男性は岩の上に腰かけました。
「ところで、さっきからそこにいるのは誰かしら?」
「あらら、気づかれてましたか。覚えてませんか?アルファです。」
「アルファ!?久しぶりね!どうしたの?」
「すまん霊夢、この人は誰だ?」
「そうだったわね。こいつは陽明アルファ。霊斗が幻想郷に来る前にいた、私の友達よ。外来人から妖怪になったの。」
「よろしく、アルファちゃん。俺は博霊霊斗。」
男性は自己紹介をして、私に話しかけます。
「よろしくお願いします、霊斗さん。ところで、霊斗さんって弾幕勝負は強いんですか?」
「ああ。多分幻想郷で一番強いと自負してる。アルファちゃんはどうなんだ?」
「私ですか?霊夢と同じくらいです。」
「そうか……じゃあ、今度の異変は任せても大丈夫かな?」
「え?」
「霊夢も向かわせるから。」
「はぁ……そうですか。」
数日後、魔法の森が暴走するという、危険な異変が始まりました。




