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公爵令嬢は引きこもる
NOSide
「レティシア!謝るから出てきてくれよぉ!国王陛下に仕事できてないって怒られるんだよぉ」
悲痛な叫び声とともにレティシアの部屋の扉を叩く父公爵。
…使用人から見てもだいぶ痛い。
レティシアの部屋から紙が出てきた。
許してくれるのかなぁ!と父が紙を見るとそこには……
『自業自得だバァカ』となぐり書きされていた。
「うぇぇぇぇんレティ!助けてよぉぉぉ!」
一方部屋の中。
レティシアは仕事をしていた。
まずは、自分の勤務している国立魔法学園の仕事。
宿題の丸付け、通信簿のための魔力測定の結果報告書、そして学期末処理書類。
次に、父親から預けられる雑務。
もう新たなものは抱えられないということろ、部屋の中に占領する書類が物語っていた。
しかし、ついに限界が来たレティシアは、眠りについた。
レティシアはロングスリーパーなのである。
そして、風邪を引くのは、また別のお話である。




