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我理解不能


「えー、ゴホンゴホン。アフェクト様、リムゲン...様お屋敷戻りましょう。」


今まで沈黙を貫いていたエスペノさんが屋敷に戻ろうと言ってくる。まあ、それは...



「リム!リム!リム!フェルを生んでくれてありがとう!リムもフェルもどちらも可愛いぞ!」

と、大声で叫ぶアフェクト。イケメン顔が...


「あらあら。嬉しいわぁ。私もフェルくんとアフェクトのことも好きよ。」

と、惚気けるリムゲン。


まぁ、そんな感じでエスペノさんが口を出さざるを得ない感じだったのだ。


「アフェクト様ー、リムゲン様ー、聞こえてますかーー。」


「むっ、すまん。私としたことが...」


「あらー、ごめんなさい。ぺノちゃんの事もちゃんと好きよ?」


「リム、その呼び方やめて...ください..!」


なにやら母さんとエスペノさんで繋がりあるっぽい。友達だったのかな。まあ、そんなこんなでやっとこさ、教会から出れた。なんか疲れた気がするもしないもある。


さてさて、出たわけだけども籠の中から見えるのは少しだけだ。しかしこの状態でも見たいものは見たいのだ。 異世界を!!

仲いい夫婦とメイドと赤んぼうが歩く。日本だったらメイドさえいなければよくある光景なんだろう。メイドいなかったらね。


テクテク、テクテク歩く。車ないよなー...電気無さそうじゃないか。いやでも籠はエスペノさんに持ってもらってて、疲れてないんだけどな。ああ、全然。だけど移動速度もう少し速くなりたいな、とか。この悩み、現代日本に染まってしまったのかな。

ここら辺は大自然で森の中に無理やり道を作ったって感じだ。木はところどころまばらに生えてる感じ。しかし...特に何も、ない。ほんとになにもない。自然だ。小鳥が今にもさえずりそうな綺麗な自然が広がっている。 それだけだ


バキィッ


嫌な音がする。あ、不味い。これいけないやつだ。すごくでかい木が倒れてくる。横幅は大人が3人くらい手を広げても余裕に入りそうな感じな巨木さんだ。アフェクト、リムゲン、エスペノが全員、超人ならよけれると思うが...


「『散風(さんぷう)』!!」 「『瞬・雷鳴(しゅん・らいめい)』。」 「水よ、うなれ。『水の御霊』!」


ビュイィー!、 ゴロゴロ!、 バシャシャ!


目の前の木が風に散らされ、雷で焦げ、水が散る様に木に目掛けていき、木を壊していった。


──────は?????






魔術、登場...!

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