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『僕』と『先輩』の迷宮と日常  作者:
第七話 カフェレディハドソン開店!
56/63

scene7 いよいよオープン! ……の前に

 






 ──家具は揃った、食器と調理器具も届いた。庇とブランコの工事も終わった。制服もできた。ならば!


「訓練です!」


 店員をアマチュアからプロフェッショナルに!


「あ、厨房担当の皆さんはこっちに、使うのと置いとく予備のの食器と、鍋とか洗いますので、仕込みも行う厨房が広い母屋に」


 兄さんオーナー、接客担当者はビシバシ頼みます!



   *   *   *



「メニューはどんなのの予定ですか料理長」


 フフン、厨房トップってことで料理長と呼ばれています。……上がるよね!


「んー、ランチは日替わり二種、これは仕入れ状況を見て前の営業の時に大体決めます」


 養殖はない、ハウス栽培も盛んじゃない、そんなこの島ではこれが一番無理も無駄もないんだよね。


「で、スイーツは生のフルーツが入ったの以外のケーキと焼き菓子は一気に作って冷凍します。アイスクリームもメーカーを作ってもらったので一気に作って保存します」


 これは魔具職人な先輩と凍結魔法が得意な兄さんがいるからできるわざだね。


「で、毎回オープン前にプリンとゼリーを、フルーツは手間が少ないタルトかロールケーキ、アイスクリームと合わせパフェ……で、余裕があればシュークリームですね」


 だから皆さんは、


「と、いう訳でオープン前にランチの仕込みとスイーツの作成。で、営業中はランチの仕上げとスイーツの盛り付け、営業後は洗いものとできる分の次回のメニュー決めと仕込み、をお願いします」


 あ、あとあと、


「大量に作る時、お店は開けませんが……手伝って、ほしいです」


 必殺! うるうる上目遣いでコテン!


 フフン、もちろん皆さん快く応じてくれました。






 って感じでオープンしたカフェで、僕は綺麗なお客様方とフワキラな日常を過ごすことになりました。まーるっ。


 ……ん、買い物部分以外地味? それから長い?


 いやいや、個人店の裏側なんて地っ味ーっ、だよ。……長くなったのはごめん、ちょっとのっちゃた。あと、


 考えてみたら営業中のフワキラな日々って九割僕のモテエピソードになるって気づいて……。


 あ、ほら、この先あなたがカフェを開きたくなるかも知れないし? その為、


 …………絶っ対に無いっ! って……そんな食い気味に全力で否定しなくとも……、


 ほら、生きてれば何が起きるかわからないし?


 ………………そんな悲しいこと言わないでよ。


 …………………………ごめん。僕の望みを押し付けた。


 でも、でもね? これだけは言わせて、聞いて、信じて、


 僕はあなたと『ここ』以外でも会いたい。


 これだけは、これだけは忘れないでね。


 …………ああごめん、なんかダメだ、ちょっと今日はもうおいとまするね。


 …………じゃあ。











 第七話 カフェレディハドソン開店! 終

  

『離れ』


この度カフェになることが決定した白雨亭の離れ。

一階にリビングや水まわりの共有スペース、

二階に四部屋の寝室がある。


二階はオルギースが使う一部屋と物置になる一部屋は埋まったが、二部屋の空きがあり、

カフェ店員に貸し出すことになったが……。


誰も気付かなかった。それが店員達によるバトルロイヤルの幕開けとは……。


なお、サラっとロムスが全員を沈め、話は流れた。

 

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