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『僕』と『先輩』の迷宮と日常  作者:
第六話 勇者じゃなくても救える命。
45/63

scene5 調合

 





「戻りました! 言っておいた材料と器具は!?」


 ギルドホールに戻った僕です。今、先輩に人形のように抱えられてます。


 ……この方が早かったからね!


「ええ、揃えました。患者は、マチルダ嬢とプルト殿、ギース君とギルドの小浴場にいます」


 迷宮からの出口近くで待ち構えていたチーフが、綺麗に籠に詰められた材料を渡してくれる。……良しっ! 素材は全部揃った!


「では、調合できるスペースに……チーフ、先輩も患者さんのところに連れて行ってください」


「わかりました。キサ、シャーロック君を給湯室へ、スノー君、ついて来てください」


 先輩の腕をがしっと掴み奥に行くチーフ、僕は先輩からたくましい自警団員の女性、キサさんに渡され別の奥に……もう抱っこ良く無い? って思いながら連れて行かれました。



   *   *   *



 給湯室に運ばれた僕は、揃っている器具と材料を再び確認する。ちなみに給湯室は言っておいた通り、暗室になってます。


 ……うん、完璧。


「……まずは皮膚の保護液を」


 そして紫外線をあまり発し無い、魔具ランプで手元だけを照らしながら調合を開始する。


 その調合は、まず皮膚の保護液を作り、それに粘度を付け、最後にヒートモスを加わえる。そんな手順。


 ……うん、塗布薬なんだ。だからこれも対症療法、なんだよね。


 『氷皮症』の根治方は一つ──神官に成ること。


 ……知られているのは、ね。





  

『氷皮症2』


その治療法はヒートモスを使い体表面温度を上げ、

患者の意識を呼び戻し、

神官にし、体内に魔力変換機構を作ることのみ。


その他の選択肢は……知られていない。

 

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