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プロローグ

その日は、いつもと変わらない日だった。いや、訂正。変わらない日になるはずだった。そんなこと言ったらあいつは絶対言うだろう。

『いつもっていつのことだい?毎日全く同じ日なんてありえないことじゃないか。そうだろ?君は昨日と同じ時間に起きて、まったく同じ歩幅で歩いて、同じ心拍数で、同じ発音で会話して、同じ回数の瞬きをするというのかい』と。しゃべり出したら止まらないんだ、あいつは。でも自分からしゃべりだすってことはほとんどないから、下手したら1日中しゃべらない日だってあるだろう。そしてしゃべりきった後は必ずこういうんだ。『君は本当にバカだね、』と。



頑張って書きまーす

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